月曜日にプラユット首相が表明した11月1日のタイ開国宣言。
低リスク国から空路でタイに到着するワクチン接種済み旅行者の隔離を免除するというものだ。その実現に向けて、関係部署で検討実施せよとの命令を出している。
本日10月14日にCCSA本会議が開催され、詳細が発表になると見られていた。
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11月1日開国、低リスク国リスト決定は先送り
月曜日の首相テレビ演説では、隔離無し入国を認める低リスク国は10カ国になると表明していた。
イギリス、アメリカ、ドイツ、シンガポール、中国が含まれる。
が、残り5カ国については不明で、本日のCCSA本会議で検討することになっていた。
CCSA本会議後にCCSA会見が開かれた。
まず、首相による「タイは2週間以内に国を再開する準備ができていることを確認した」という要旨の発言を紹介するところから開始。
その後、首相の方針に従い、11月1日開国について発表があった。
が、隔離無し入国対象の低リスク国リストは発表されなかった。
現在まだ検討中であり、決定次第発表するという内容の発表だった。
具体的な中身はない。
ただ、首相が示した開国方針の原則は守っていく。タイムライン通りに進めていくことは確認。
11月1日に低リスク国からのワクチン接種済み旅行者の隔離無し入国を認める。イギリス、アメリカ、ドイツ、シンガポール、中国の5カ国が含まれており、残りは未定。
出発前のPCR検査方式による陰性証明と、タイ到着時の検査での陰性結果が条件となる。
12月1日には、隔離無し入国の対象を拡大する。
また、バーなどの娯楽施設とレストラン店内飲食の再開を許可する。
これが首相が示したタイムラインで、この原則は維持することになる。
ただし、すべての詳細はまだ決定していない。
具体的な入国手順や、娯楽施設再開にあたっての感染防止策などは不明。
つまり何も決まっていない。
首相の方針が強調されたという程度にとどまっている。
とはいえ、首相の命令なのでこの方針で進んでいくのは間違いない。
11月1日のタイ開国はおそらく実現する。
でも中身は不明。
日本が対象国に含まれるかは依然として不明のままだ。
具体的な手順もわからない。
現時点でいえるのは、ここまで。
正式決定と詳細発表を待つしかない。
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