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スワンナプーム空港到着後の混乱

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現在のタイ入国ルールでは、スワンナプーム空港到着後にそのまま自由に外へ出ることはできない。
Test&Goでも強制隔離でもタイランドパスのチェックと入国手続きを終えて、税関を越えた先で、事前予約したホテルの送迎車と合流しなければならない。
この合流ポイントが大混雑しているとタイでは大きなニュースとなった。

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スワンナプーム空港の混乱

騒動のきっかけは、登録者60万人以上のYouTubeチャンネルSpin9の運営者が、スワンナプーム空港での混乱ぶりをSNSに投稿したことによる。

到着フロアのホテル送迎車との合流エリアには、ランダムに配置されたカウンターにホテルのロゴが貼り出されているが、アルファベット順に並んでおらず、探し出すのが大変だ。まるで一つ一つ攻略していくゲームのようだと。
また旅行者が多く、ようやくホテルのカウンターを見つけても、対応スタッフが一人しかおらず長い列に並ぶ必要があった。
スワンナプーム空港は混沌としている。

そのような投稿がSNSで多くシェアされた。

これを受けて、スワンナプーム空港を運用するAOT(タイ空港公社)が声明を発表。
これは到着がピークの時に発生したものだ。
これまで1日あたりの乗客は6000-7000人だったが、現在は9000-10000に増加しており対処する必要がある。
カウンターの数を9つ増やして合計17台とした。また、探しやすいようにアルファベット順に並べ直したという。

ここまでが一連の騒動の流れだ。

昨年11月のTest&Go開始直後に、実際にスワンナプーム空港に到着した経験がある。

関連記事:タイ隔離免除入国実践レポート(2)タイランドパスで入国手続き、空港から病院経由隔離ホテルへ

税関を抜けた先の10番出入り口付近がホテルとの待ち合わせポイントとなっていた。これは現在も同じ。

テーブルが並べられ、ホテルのロゴが書かれた小さな紙が掲示してある。
この頃はTest&Go対応ホテルの数は少なく、探すのはそれほど難しくなかった。
自分で探すよりも、案内人みたいな人にホテル名を告げれば、すぐに対応してもらえた。これは現在でも同じ。
この頃は平和だった。

ただ、Test&Go対応のホテルがどんどん増えていき、Test&Go旅行者も増えている。

3月の1日あたりのタイ入国者数は8,810人だった。Test&Goでは7,961人
4月1日から10日の1日あたりの入国者数は14,000人。Test&Goでは13,125人。

スワンナプームでの入国者は1日1万人ほどいるとのことだ。
到着便が集中する時間帯は混乱してもおかしくないと思う。
夜間や早朝などの時間帯は今でもがらがらだという。
やはり到着便の多い夕方は混み合うことが多い。

タイ入国者が増えつつあるといっても、パンデミック前には1日10万人以上がタイを訪れていたことを考えれば、圧倒的に少ない。
タイランドパスのチェックはまだ余裕があるだろうし、入国審査場はもっと余裕だろう。

結局は、到着便が重なる時間帯かどうかが問題。

日本は1日の入国者数上限1万人で、成田空港では到着便が重なる夕方の時間帯では検疫に5時間かかることもあると厚生労働省がわざわざ警告を出しているほど。
それに比べるとスワンナプーム空港はまだまだましだ。
ただ、この先さらに入国者が増えていくと、混乱も増えていきそう。

ソンクラン中の国際線到着は前年度1,798%増に

AOT(タイ空港公社)が管轄空港での乗客数を発表している。
AOTが運用するのは、スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハジャイの6つの空港。
これら6空港では、4月1日から7日まで、894,756人が利用した。
1日あたりの平均数127,822人で、先月は107,194人だった。
国際線利用者が202,280人で、先月から39%増加。国内線利用者は692,476人。

今年のソンクラン中のフライトは9,310便を予定。国内線6,820便で、国際線2,490便は前年同期比123%増。
利用乗客数は、国内線が843,220人で前年同期比で62%増。
国際線は238,800人で前年同期比でなんと1,798%増だという。
ソンクラン中で合計で約100万人の乗客を見込む。

参照:https://www.bangkokpost.com/travel/2293774/air-passenger-numbers-soar

国際線乗客の1,798%増は笑ってしまう数字だが、昨年の外国人旅行者がいかに少なかったかだ。
今年のソンクランは水かけ禁止。それでも多くの外国人観光客がやってくる。

空港でのATK検査へ

時間帯によりけりとはいえ、スワンナプーム空港到着後の混乱ぶりを見ると、もうそろそろ現行のTest&Go制度を改め、到着時PCR検査とホテル送迎は撤廃すべきタイミングに来ているのかもしれない。

5月以降に入国制限の緩和が計画されている。
主な変更点はホテルでのPCR検査を空港でのATK検査に置き換えるというものだ。
空港でATK検査に要する時間は、保健省の見立てでは30分程度と言っている。

具体的にどのように流れでATK検査を実施していくかは不明だが、スワンナプーム到着者が増えれば増えるほど、また混乱しそうな気配。
30分で終わるとは思えない。
それでも到着後にホテル送迎車と合流して、PCR検査して、結果が出るまでホテルの部屋で一晩待機するよりははるかにいい。

7月1日には入国制限が撤廃され、到着後の検査はすべてなくなるという計画になっている。

それまではスワンナプーム到着後の混乱は続くかもしれない。
でも、時間帯がよければ混雑もなく空港を抜けることもできる。
バンコクに限らず、混み合いがちな空港なんてそんなものだし、ある程度は覚悟の上で入国するしかない。

(追記)
4月13日にAOTよりスワンナプーム空港ホテルサービスカウンターの改善が発表された。

関連記事:スワンナプーム空港のホテルサービスカウンター改善

QRコード読み取りで、目当てのホテルカウンターの場所がすぐに判明する仕様となっており、かなりわかりやすくなった。

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