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タイ開国:隔離無し入国対象国リスト発表延期、バンコク・パタヤ開放いまだ決定せず

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11月1日開始予定となっているタイ開国計画。
低リスク国からのワクチン接種済み旅行者は隔離免除での入国を認める。
また、サンドボックス制度により、バンコクやパタヤなど15エリアをさらに開放する。
本日10月20日のCCSA会見にて、開国対象となる低リスク国リストが発表される予定であった。
が、会見の内容は期待はずれのものとなった。

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CCSA会見:隔離無し入国対象リストは発表せず

主にCCSA会見英語版を元にする。CCSA発表資料も参考。

11月1日開国の実施に向けて、現在、慎重に準備を進めているとCCSA会見。
開国の原則、入国ガイドライン、3つの入国方法などについて軽く触れてただけで、11月1日の開国が正式決定したとは語られなかった。
また、隔離免除入国対象国リストにも一切言及せず。
低リスク国とは呼ばずに、指定国やリスト入り国といった表現を使っていた。
11月1日開始予定のバンコクやパタヤなど15エリアのサンドボックス開放追加についても、正式決定したとは述べられずじまい。開放に向けた条件を繰り返すにとどまった。

すべては最終決定していない。
まだ検討段階だ。

以下、暫定的な中間報告。

隔離免除入国のガイドライン

1.保健省が指定する国から空路で到着する旅行者
2.完全なワクチン接種を受けたという証明書
3.72時間以内のPCR方式検査による陰性証明書
4.5万ドル以上の医療保険加入
5.ホテル予約書
6.空港到着時に指定アプリをダウンロードし、滞在0-1日目にPCR検査を行う
7.検査結果が陰性ならば隔離無しで旅行できる

前回の発表と比べると、4の保険加入が明文化された。やはり保険加入は必須のままだ。ただし、現行の10万ドルからは5万ドルに減額される。
指定国リストの発表はない。
ホテル予約についても詳細は不明。SHA+ホテルなのか、AQホテルなのか、どのようなホテルでもいいのか、どの県のどのエリアにあるホテルでもいいのかはわからない。また、必要な滞在日数も不明。おそらく最低1泊分の予約は必要となるはずだが。
PCR検査場所も不明。空港到着時の空港内で検査する案は聞こえてこないので、どこかの病院、検査センター、ホテル内で検査を受けることになるだろう。
陰性結果判明後の行動についてもはっきりしない。予約したホテルを1泊せずにチェックアウトしてしまっていいのか。エリア限定なしで、タイ全県どこでもすぐに移動自由になるのか。おそらくはエリアの制限はないはずだが、まだわからない。

とにかくわからないことだらけ。

タイ開国3原則

1.感染制御、医療体制、ワクチン接種率など公衆衛生システム
2.地域の観光関連業の経済状況
3.他国での開国や出入国規制状況

以上3つを考慮するとのこと。
1と2はこれまで通り。ワクチン接種率や医療体制の準備が重要となっている。また観光をメインにしているエリアでは開国による観光再開は何よりも切実な願いだ。
3つ目の原則が新たに言及された。他の国の観光客受け入れや移動制限などを勘案するということのようで、このあたりでなにか揉めているのかもしれない。それで隔離免除対象国リストの発表が遅れている可能性もある。内情は一切不明だが。

サンドボックス開放へ向けた10月のワクチン接種目標

・開放県人口のワクチン接種率50%、開放エリア人口のワクチン接種率70%
・高齢者や基礎疾患にある高リスクグループのワクチン接種率80%

パイロットフェーズ(10月1日から31日):実施中
・プーケット
・スラタニー(サムイ島、パンガン島、タオ島)
・パンガー(カオラック、ヤオ島)
・クラビ(ピピ島、ンガイ島、ライレイビーチ)

第1フェーズ(11月1日から11月30日):予定
・バンコク、サムットプラカン、クラビ、パンガー、プラチュワップキーリーカン、ペッチャブリー、チョンブリ、ラノーン、チェンマイ、ルーイ、ブリラム、ノンカイ、ウドンタニ、ラヨーン

低リスク国からの隔離免除入国とは別に、もともと計画されていたサンドボックスでの開放計画についてだ。
11月1日からはバンコクやパタヤの開放が予定されている。
ただ、これもまだ決定していない。どういうルールが適用されるのかも言及されていない。

タイ3つの入国方式

1.政府指定の施設での隔離を受ける入国(ワクチン接種は問わない)
2.観光パイロット事業エリア(サンドボックス)への入国(ワクチン接種必須)
3.指定国からの隔離無し入国(ワクチン接種必須)

空路での一般的な観光客の入国は3つに分かれる。これは以前から判明していることだが、あらためてCCSAが発表した。

1と2は現在実施しているものだ。

1は、通常のAQ(隔離施設)ホテルで強制隔離を受ける。ワクチン接種済みならば7日間、ワクチン接種無しなら10日間だ。ワクチン接種無しの陸路入国は14日間となっている。
ただし、バンコクやパタヤなど主要観光都市がサンドボックス化するならば、ワクチン接種済みでれば、わざわざ隔離施設に入る必要はなくなるので、AQホテル利用での入国は非ワクチン接種済み旅行者が対象となるだろう。隔離期間は10日間だが、11月以降どうなるかは不明。

2は、サンドボックスでの入国。ワクチン接種済みが条件だが、対象国の縛りはない。10月時点では、プーケット、サムイ、クラビ、パンガーで実施中。11月1日からはバンコクやパタヤなど13県(エリア)が追加されて、計17県となる予定だが、まだ最終決定はしていない。
ワクチン接種済み者であれば、低リスク国リスト入りしていなくても、サンドボックスは利用できるので、実質的に隔離無し入国が実現する。現行サンドボックスルールではエリア内に7日間滞在したのちに、タイ国内の移動の自由が認められる。

3は、11月1日から新しく始める予定の隔離免除入国だ。
指定国リストは発表されていないし、詳細なルールもまだ決定していない。
サンドボックスとの違いは、エリア内滞在7日という縛りがないことだ。ただ詳細が決まっていないため、現時点では断言できない。
サンドボックスとは別枠という扱いになっているという理解だ。

COEはタイランドパスへ

11月1日からは、タイ入国の許可を申請するための、COE(入国許可書)システムが、Thailand Passという新しいシステムに置き換えられる。
11月1日までは、現行のCOEシステムがそのまま使われる。11月1日以降入国予定で、すでにCOEを取得している場合は、そのまま使用することができる。COEが無効になることはなく、タイランドパスに改めて登録し直す必要はないとのことだ。
タイランドパスの詳細についての発表はなし。どのような書類を登録すべきかの最終決定はなされていない。

まとめ

なにもかも正式決定していない。
隔離無し入国対象リストは今日発表予定と言っていたはずだが、あっさりと先送りにされた。
11月1日開国まであと10日あまり。
なおも最終決定しておらず、詳細も明らかになっていない。
開国が11月1日に間に合わず、先送りになる可能性もある。首相の肝いり案なので、何らかの形で開国は実現するだろう。ただし思っていたほど大胆な形ではなくなるかもしれない。
現時点で発表になっているガイドラインでも、医療保険加入や事前ホテル予約やホテル待機など、面倒な手順が多く提示されている。
もやもや状態が続くが、正式発表を今しばらく待つ必要がある。

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