9月27日のCCSA本会議にて、10月1日からタイ入国隔離期間の短縮が発表された。
これに先立ち、内部通達があったのか、各国のタイ大使館ではCOE発行を停止していた。
9月28日になり、いくつかの国のタイ大使館では隔離期間短縮に関する発表があり、COE申請受付再開を始めた。
またプーケットサンドボックスとサムイプラスでの滞在必要日数も7日に短縮されると発表があった。
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タイ隔離期間短縮でCOE発行
タイへ入国するにはCOE(入国許可書)の発行が不可欠だ。これはタイ人でも外国人でも同じ。
10月1日以降もCOE制度は継続する。
シドニーのタイ大使館による10月1日からの隔離期間短縮について。
・完全なワクチン接種を受けている人は、14日から7日に短縮する。
ワクチン接種は最低でも出発の14日前に完了していること。
・完全なワクチン接種を受けていない人は、14日から7日に短縮する。
ストックホルムのタイ大使館でも同様の発表だ。
注意書きがある。
・ワクチン接種を受けていない子供は隔離10日間が必要。もしワクチン接種済みの親と一緒に旅行する場合、親も10日間の隔離が必要。
子供連れでタイに入国する人はワクチン接種済みであっても10日間の隔離が必要となる。
(プーケットサンドボックスでは、18歳未満の子供は親と同行する場合ワクチン接種証明書は不要。隔離無し入国が認められる)
・すでにCOEのを取得済みで10月1日以降にタイに到着予定に人は、新たな登録をせずにそのCOEを使うことができる。空港の担当係官がワクチン接種証明書に基づき隔離期間の短縮を考慮する。
9月24日くらいまではCOE発行を実施していたので、10月1日以降入国予定のCOEをすでに受け取った人もいるだろう。
この場合は、受け取ったCOEをそのまま利用できる。空港到着時にワクチン接種証明書が認められれば、隔離期間が7日に短縮される。
14泊で予約済みのASQホテル代の短縮分の返金があるかどうかは不明。
ウィーンのタイ大使館ホームページでは、隔離期間短縮と新しいCOE申請方法について情報をアップデートしている。
⇒https://www.thaiembassy.at/en/coe.html
外国人のタイ入国要件については、隔離期間短縮以外は特に変化なし。
必要書類
・COE
・ビザ(必要ならば)
・10万ドル以上をカバーする医療保険加入
・陰性証明書
・隔離期間に応じたAQホテルの予約確認書(全額支払い済みかデポジット3万バーツ以上)
・ワクチン接種証明書(隔離7日の場合)
隔離期間が7日となっているが、タイ到着時間によってホテル宿泊日数の計算が異なる。
・18時まで到着した場合は7泊8日(到着日を1日目とカウントする)
・18時以降に到着した場合は8泊9日(到着日を0日目とカウントする)
到着予定時刻にあわせた適切な期間をホテル側が提示してくれるので予約の際にホテルに直接問い合わせること。
プーケットサンドボックスとサムイプラスの滞在日数も7日に短縮
ウィーンの大使館によれば、プーケットサンドボックスとサムイプラスはこれまで通り継続となるが、条件が一部変更になる。
プーケットサンドボックスでは、SHA+ホテルに7日間滞在すれば、プーケットを出てタイ国内を自由に移動できるようになる。
これまでは14日間の滞在日数が必要だったが、隔離期間短縮に伴い、このルールも短縮された。
また、14日滞在中3回の検査が義務付けられていたが、2回に削減される。
あとの条件は変わらない。
プーケットサンドボックスのCOE7日滞在発行開始のお知らせがプーケットオフィシャルより発表されている。
10月1日に7日滞在が開始となり、新しいCOE申請登録は9月28日よりすでに開始されている。
サムイプラスも同様に必要滞在日数が7日に短縮される。滞在中の検査は2回になる。
サムイに7日滞在したのち、タイ国内を自由に移動できる。
サムイプラスでは到着後3日間はホテル内に待機する必要がある。これを10月1日以降プーケットサンドボックス同様に隔離全面免除するという話が出ているが、ウィーンの大使館のホームページでは、まだ更新されていない。
これはおそらく時間差で公表になると思われるが、現時点ではまだ不明。
まとめ
これでタイ入国隔離期間の短縮は公式に認められた。新しい隔離期間でのCOEの発行も始まる。
日本のタイ大使館や領事館でも、早ければ本日29日中には告知がされるはずだ。日本のタイ大使館はいつもちょっと遅れがち。
プーケットサンドボックスとサムイプラスについては、島での隔離期間が7日に短縮となることが確定した。他の新しいシステムが別途発表になる可能性あり。
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