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タイ国内情勢

タイ 夜間外出禁止令解除とナイトライフ再開へ向けて

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タイでは9月1日より規制緩和が実施された。
バンコクやチョンブリ(パタヤ)など最高度厳格管理地域(ダークレッドゾーン)では大規模な規制緩和となり、レストラン店内飲食や理髪店やマッサージ屋やショッピングモールが再開となった。
が、その一方、夜間外出禁止令とバーなどナイトライフ施設の閉鎖は継続中だ。
本日、プラユット首相が夜間外出禁止令の解除とナイトライフ再開について言及した。

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夜間外出禁止令解除とナイトライフ制限解除

現在の夜間外出禁止は、午後9時から翌午前4時までとなっている
プラユット首相は、感染状況に応じて、この夜間外出禁止令を短縮するか完全に解除できる可能性があるという。
状況を判断するには、単純に感染者数と死亡者数だけを見るのは公平ではない。回復者の数も考慮すべきだと首相。

また、夜間外出禁止令が娯楽施設に大きな影響を与えてきたことは承知している。
首相は、バーやパブなどのオーナーで組織されるナイトライフ事業者協会とCCSAがナイトライフの制限解除について協議することを提案。
その後、公衆衛生当局と医療当局にナイトライフ制限解除案がはかられることになる。
首相は、ナイトライフ娯楽施設再開により、多くの人が施設を訪れて密集することを憂慮しているとも述べた。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2174659/pm-hints-at-shortening-lifting-night-curfew

規制緩和から開国へ

県によって多少のズレはあるが、チョンブリ(パタヤ)では4月10日にすべてのナイトライフ施設が閉鎖された。バンコクの一部エリアは4月頭から閉鎖となっている。
閉鎖から約5ヶ月が経過した。

パタヤのウォーキングストリートは暗黒に包まれたゴーストタウンのままだ。

これまでナイトライフ再開はほとんど話題に上らなかった。それどころではないという雰囲気だった。
ここに来て、いきなり話が進んできた。
9月1日に大規模な規制緩和が実現。そして、夜間外出禁止令解除とナイトライフ再開への首相の言及である。

レストランの店内飲食は再開したが、飲酒のほうは今も禁止のまま。レストランで食事を取りながら酒を飲むことではできない。
順番的にはまず店内飲酒再開が先のような気もする。
が、店内飲酒を認めると、表向きはレストランだが実態はクラブやバーとして営業する店が必ず出てくる。
サムイプラスで外国人観光客に向けて開放したサムイ島では店内飲酒が認められていたが、レストランとして営業していたクラブで大規模クラスターが発生し、結局、サムイ島内の店内飲酒が禁止されたという直近の例もある。
どうせ営業再開するなら、店内飲酒とナイトライフ再開はセットにするほうがわかりやすいかもしれない。禁止の場合はどちらも禁止にしておくと。

日々の感染状況は当局によって綿密に監視されているとプラユット首相は言う。
規制緩和後の状況を見定めて、次の緩和を検討する。
次の規制緩和の見直しは、2週間後の9月14日となっている。
この2週間が勝負かもしれない。

9月中旬にさらなる規制を緩和へ。
10月頭にはほぼ規制をなくして、ナイトライフも再開に。
首相は10月中旬までの開国を目標に掲げている。
この流れならば、10月中旬の外国人受け入れも不可能ではない。
とはいえ、これからの感染状況とワクチン接種の進み具合にかかっている。

そうそううまくいくものではない。それはこれまでの浮き沈みを見ていれば、いやというほど痛感する。規制緩和したと思ったら、また強化、それでまたちょっと緩めたと思いきや、一気にロックダウンに。
これの繰り返しだった。
でもちょっとずつは前進している。
3歩進んで2歩下がる。たまに4歩ぐらい下がることもあるが、また進む。

かりに開国されても、ナイトライフは閉鎖のままの可能性もある。
一足先に外国人観光客に開放されたプーケットやサムイではナイトライフどころか店内飲酒すら禁止されている。

いよいよナイトライフ再開へ向けて動き出してきたが、さてどうなるか。
開国が先か、ナイトライフ再開が先か、それとも同時に再開するのか。

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