カオマンガイは好きだが、カオモッガイも好き。
カオマンガイが中国海南からタイに来た料理であるなら、カオモッガイはイスラム由来の料理。
サフランライスに大きな鶏肉。
カオマンガイよりもさっぱりしていて食べやすい。
パタヤでは、カオマンガイ専門店に比べると、カオモッガイ専門店は少なめだろうか。
有名なのはソイブッカオとパタヤタイ交差点にあるカオマンガイ屋では、カオモッガイも扱っている。
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関連記事:ソイブッカオ南端のカオマンガイ屋は昼間から営業。ひさびさのカオモッガイがうまい。
今回はパタヤタイのトゥッコム裏手あたりにある中東料理屋のカオモッガイを食べてみた。
安くてうまくてボリューム満点の良店であった。
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パタヤタイのカオモッガイ屋
看板はアラビア文字。
Hatam Restaurantと英語の看板もある。
本来はイスラム料理レストランだが、現在はレストラン営業はしていないようだ。
でも店の表側に屋台が出ていて、調理をしている。
テーブルもあってイートイン可能。
普通にタイ人のおばさんが調理と接客にあたっている。
初回訪問時は店内飲食そのものが禁止で、店頭で弁当スタイルにてテイクアウト販売していた。
通常のカオモッガイのほか、牛肉を使ったものもあった。
イスラム系なので豚肉はない。
カオモッガイを持ち帰りする。40バーツ。
スープは、その場で熱々のものを袋に入れてくれた。
カオモッガイ
サフランライスの上に鶏肉が乗せられている。
容器の半分ほどのサイズがあって、かなり大きな鶏肉である。
鶏肉はサフランライスとは別に調理しているようだ。
この鶏肉が香ばしい。皮のジューシーさがたまらないし、身は柔らかい。
チリソースをかけると風味がアップ。
サフランライスはあっさりしているけど、こちらも風味たっぷり。
黒い豆が入っているのがいかにも中東料理っぽい。
これまで食べてきたカオモッガイの中ではベスト。
スープは特に中東料理感なし。
カオマンガイについてくるような普通のタイ料理スープだ。
カオモッガイトート
少し時間をあけて再訪。
店内飲食が解禁されており、イートインすることに。
無料の水も置いてある。
注文時にカオモッガイとだけ伝えると、ガイトートにするかみたいなことを聞かれた。
100%は理解できなかったが、まあ、ガイトートでもいいかと、適当に相槌しておく。
それで配膳されてきたのが、こちら。
なんだか豪快だぞ。
カオモッガイの蒸し鶏のかわりにガイトート(フライドチキン)が添えられている。
このタイプのカオモッガイは初めて見た。名称は不明だが、とりあえずカオモッガイトートとしておく。
ガイトートにはしっかり下味がついている。
屋台で売っているタイ式唐揚げとは風味が異なる。やや胡椒強めか。マナオ(ライム)しぼってやるとさっぱりする。
このガイトート、うまい。
カオモッガイの蒸し鶏よりも好きかも。
サフランライスの中にも、鶏肉が入っていた。こっちは蒸し鶏だろう。量はそれほど多くない。数切れ程度だが、ちょっと得した気分。
むろん、黒い豆も入っている。これってレンズ豆(レーズン)なのかね。レーズンはあんまり好きじゃないけれど、この豆はいいアクセントになる。
いや、うまいわ、このガイトートタイプのカオモッガイ。
スープには野菜がたっぷり。
味も持ち帰りの時よりも濃厚でおいしい。
カオモッガイとスープを完食したら、すっかり満腹。
これだけ豪華な内容だから、たぶん60バーツくらいかなと思っていた。
でもお会計は40バーツぽっきり。
まじか。これで40バーツは安い。
大満足だ。
リピート確定。
特にガイトートのカオモッガイはまた食べたい。
地図とまとめ
Hatam Restaurantというイスラム料理レストランの表で営業している。
Tukcom(トゥッコム)から歩いて数分。セカンドロードソイ16沿い。
営業時間は、正午から午後6時くらい。昼間に行けばやっている。
ただカオモッガイは売り切れ次第終了とのこと。
人気があるようで、イートインしている間でもバイクに乗ったタイ人が数組訪れて、テイクアウトで購入していた。
この味と量と価格なら人気があるのも納得。
リピーターが多いと思う。
通常のカオモッガイもおいしいんで、カオモッガイ好きは是非訪れてほしい店だ
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