現在、タイのセブンイレブンでは、日本が恋しいと題した日本フェアを開催している。
新しい日本食弁当も発売中。スイーツも登場。
いろいろ食べてみた。
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目次
タイのセブンイレブンの日本が恋しいキャンペーン
英語で、I miss Japan
日本語で、日本が恋しい
セブンイレブン入り口には、のれん風のいらつしやいませの文字。
小さい「っ」と「ゃ」は外国人には難しいのか。
弁当コーナーには、「和のおいしさ」
ドリンクコーナーには「爽やか」とか書いてある。
最近新発売となった日本食弁当や日本のスイーツを前面に押し出してアピール。
むろんタイ人向けのキャンペーンなんだろうけど、なかなか日本に一時帰国できないでいる長期滞在日本人にとっても、なんだか心に来るキャンペーンである。
推しの弁当が4種類。すでに全部食べたが、そのうち2つは新発売ものだ。
あとは、海藻サラダやら寿司、さらに日本式スイーツもラインナップされている。
タイのセブンイレブンは日本びいきで素直にうれしい。
豚肉やきそば
まずは、最近発売になった新しい日本弁当から。
豚肉やきそばである。ちゃんと日本語表記あり。価格は39バーツ。
ソースは中央部分にまとめてかけてある。
混ぜ混ぜして味見するが、どうにも味が薄い。たしかに日本の焼きそばソースだけど、パンチ不足。
麺はややぱさぱさしているが、これまた日本の麺。
で、ウスターソースを追加。さらにマヨネーズをかけて、刻みネギもふりかける。
これでばっちり。
なんというか、一昔前に日本のコンビニ(ローソン)で売られていた焼きそばを思い出させる味となった。
うまい。
ひと手間かける必要があるけれど、元は39バーツ。
お手軽さと安さは魅力的。
照り焼きチキンのガーリック炒飯
続いても新商品。照り焼きチキンのガーリック炒飯だ。同じく39バーツ。(プロモーション時は35バーツだった)
蓋をあけると、強烈なにんにくの香りが鼻をつく。
すごいな、これ。
照り焼きチキンがうまい。
炒飯はいたって普通。食べるてみると、ガーリック風味はそこまで強くない。
これが日本料理かと言われると微妙なところ。
そこそこいけるけど。
ハンバーグステーキ with ライス
おそらく2,3ヶ月前に発売開始となったのが、ハンバーグステーキライスだ。たしか39バーツ。
今回の日本が恋しいフェアに参加している。
どうやら日本食扱いのようだ。
ハンバーグは、チキンとポークの合い挽き。さすがにビーフは使えない。
こぶりなハンバーグで、冷凍食品っぽさがどうしても拭えないが、それだけに日本の家庭向け弁当用冷凍ハンバーグっぽさがあって、これはこれで日本的といえる。
ペッパーソースはなかなかに刺激的。
錦糸卵付きなのも日本的か。
で、よくよく考えれば、ハンバーグと白ごはんをセットにして食べるのは日本だけかもしれない。
ハワイのロコモコもあるが、あれも日系人の発案らしいし。
よって、タイのセブンイレブンのハンバーグライスも日本食扱いになってもおかしくない。
ああ、日本の洋食屋やファミレスでハンバーグセットが食べたい。
Rice and Pork with Japanese Style Sauce
こちらも数ヶ月前に新発売になったもの。
日本式ソースで炒めた豚肉とご飯。たしか39バーツ。
うーん、肉が少ない。玉ねぎ多め。見本写真と現物の乖離が激しい。
ちょっと甘辛い醤油炒めって感じの味付けで、まあ悪くはない。日本的な味付けだ。ご飯がすすむ。
でもいかんせんこの少ないおかずでは、ご飯が余ってしまい。
リピートなし。
豚カルビ弁当ねぎ塩
一昨年だったが、セブンイレブンでは3種類の日本食弁当が新発売となった。
親子丼、豚カルビねぎ塩、鶏めしの3種類だ。
関連記事:タイのセブンイレブンの日本食コンビニ弁当3種類食べ比べ。おすすめは鶏めし御飯。
パタヤでは元々取り扱いが少なかったが、その後は、置いている店舗がさらに減少。
しばらくすると鶏めしは見なくなり、親子丼はたまに売っている程度。最後に親子丼を見たのは数ヶ月前。
が、豚カルビ弁当ねぎ塩だけは現在も販売中だ。パタヤのセブンイレブンでもわりと置いている店舗が多い。
つい最近も食べたが、これは59バーツといい値段がする。
でも、今回の日本食シリーズの中では断トツで一番だと思う。
肉、タレ、ご飯、どれをとっても日本の味そのまんま。
普通に日本のコンビニで売られていても誰も違和感を覚えないのではないか。
価格は高めだけど、リピートするなら豚カルビ一択。
バニラミニシュークリーム
日の丸をあしらったパッケージの日本式スイーツも多く陳列されている。
パンケーキ、シュークリーム、プリン、ショートケーキなど。
最近は日本のスイーツがタイでも本当に増えてきた。
バニラミニシュークリームを買ってみた。20バーツ。
5個入りでサイズはミニだけど、中にはクリームたっぷり。
バニラ味というか、王道のシュークリームだ。
生地もおいしい。
これまた日本で売られていても違和感なし。
甘ったるいだけのタイのお菓子が多い中、20バーツでこのレベルのスイーツが食べられるなんて幸せだ。
あまりにもおいしいんで、すぐに食べきってしまい、翌日もう一度買ったくらい。
タイのコンビニのスイーツ、いける。
まとめ
日本が恋しいのは日本好きのタイ人だけでなく、在タイ日本人も同じこと。
日本に帰国できないなら、せめて食だけでも日本気分を味わいたい。
が、高い日本食レストランにはなかなかいけない。
そんな時はコンビニの弁当とスイーツで日本を思い出す。お手軽さも大事。
セブンイレブンさん、ありがとう。
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