先日、タイのファミリーマートに入店。
品揃えは日本のファミリーマートとはむろん異なるが、日本語で書かれた商品も多い。
たとえば、ファミリーマート製の弁当には日本語表記がしてある。
おにぎりにも日本語表記。
関連記事:タイのファミリーマートのおにぎり3種食べてみた。ガパオ、カオマンガイ、ベーコン炒飯。
今回は、マッサマンカレーライスという日本語に遭遇。
59バーツ。
コンビニ弁当としては高い部類だが、ちょうどカレーが食べたいタイミングで、ついついレジまでマッサマンカレー弁当を運んだのであった。
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NO PLASTIC BAG DAY
日本のコンビニと同じく、弁当はレンジでチンしてくれる。
日本との違いは、会計前に先にレンジを頼むこともできる。でも、普通はレジで会計時に「あたためますか?」と聞かれて、レンジにかけてもらう。
タイ語では「ウェーブマイ?」と聞かれることが多い。
ウェーブとは、マイクロウェーブのこと。つまり電子レンジ。頭のマイクロを省略して、後ろのウェーブとだけ呼ぶのが少々不思議だが、まあ、そういうものだと思うしか無い。
いつものように、レジで「ウェーブマイ?」と聞かれるものだと思いこんでいたら、まったく違うタイ語を並べ立てられた。
完全には聞き取れなかったが、袋がどうのこうのと言っている。
で、ドアに貼られたポスターを指差す店員。
No plastic bag offerd
every 4th of month
と、英語で書かれてある。
ビニール袋の提供なし
毎月4日
英語でビニール袋のことは、プラスチックバッグと呼ぶ。
海外でビニールといってもまず通じないと思う。
タイではプラスチックという英単語がタイ語化しており、プラスチックとだけ言った場合、ビニール袋のことを指す。
なるほど。
事情は理解した。
このポスターははじめて目にした。いつの間にか環境保全への取り組みを始めたのだろう。
そういえば、タイの大手スーパーであるビッグCでも同様の取り組みをしていた。
客にきっちりと確認をとってから、精算を行うのはいいことだと思う。
袋がないのは不便だが、部屋まで持って帰るくらいなら問題なかろうとオッケーを出し、弁当をあたためてもらう。
でも実際はちょっと面倒だった。
なにせカレーである。
熱々のルーが容器からこぼれそうになってしまった。
マッサマンカレーライス弁当
苦労して持ち帰ったマッサマンカレーライス弁当がこちら。
なんとかルーがこぼれずにすんだ。
ご飯とルーは別皿。
一部のルーがご飯部分に漏れてしまったが問題なし。
骨付きチキンは並の大きさ。が、食堂で食べるマッサマンカレーのチキンに比べると煮込みが足らないのか、ちょっと固め。
ルーはピリ辛。
辛さ指数は、3段階中の1。それでもマッサマンカレーにしては辛めだと思う。
また、かなり油っぽく感じた。
あとは、玉ねぎとじゃがいも。
コンビニ弁当だけに食べやすい味にはなっているが、正直なところ、あまりおいしいとは思えなかった。
ルーの量も少なくて、ご飯が余ってしまった。ちょっとバランス悪い。
これで59バーツは高いかなあ。
コンビニで気楽にマッサマンカレーが購入できるのはいいことだけど。
パタヤでマッサマンカレーといえば、ソイブッカオとパタヤカン交差点に夕方から出るぶっかけ屋台のマッサマンカレーがおすすめ。
50バーツで、チキンはでかいし、カレーがとにかくおいしい。
関連記事:マッサマンカレーがうまいブッカオとパタヤカン交差点のぶっかけ飯屋
カレーが冷めてしまっているのが残念。
冷めた状態でもしっかりおいしいんで、それこそ持ち帰りにして、電子レンジであたためればさらにうまくなりそうだ。。
タイの屋台ではたいていの料理は持ち帰り可能。
ラーメンですら袋に入れて持ち帰る。
ぶっかけ飯もしかり。
持ち帰りたいときは、「グラップバーン(家に帰る)」もしくは「サイトゥン(袋に入れる)」と言えばいい。
ローカル屋台では、食材を入れるビニール袋のことをプラスチックとはあまり呼ばないみたい。
単純に、トゥン(袋)という言い方をしている。
というわけで、毎月4日のノープラスチックバッグデイには少々注意。
弁当の持ち帰りが厄介だ。
あと、冷めた料理はウェーブして食べましょう。
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