ソイブッカオの北端、パタヤカン(セントラルパタヤロード)との交差点付近に出ているぶっかけ飯屋がある。
営業時間は、おおむね夕方6時から夜10時まで。
夕方以降の短い時間だけ、角っこの薬局の前におかずを並べて売っている。
テーブルが置いてあるので、その場で食べることも可能。
ここは、ローカルタイ人の間でも評判の高いぶっかけ飯屋だ。
たまたまタイミングが合ったので、食べてみることにした。
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マッサマンカレー
ずらりと並ぶおかずの数々。
スープもおいしそうだ。
その中で一番目を引いたのが画像右下のおかず。
大きな鶏肉に惹かれた。うまそうだ。
料理名を聞くと、ゲーンマッサマンガイと言われた。つまり鶏肉入りのマッサマンカレーだ。
注文は指差しでオッケー。
あとは「ラートカオ(ご飯にかける)」とジェスチャー付きでお願いすればいい。
その場で食べるなら、「ギンニー」とか「ギンティーニー」と言うだけ。
見よ、この鶏肉の大きさを。皿に盛られたご飯の半分が隠れてしまうほどだ。
フラッシュを焚いてもう一枚。
鶏皮もばっちり付いていて、実に食欲をそそる。
この鶏肉がよく煮込まれていて柔らかい。そして味がよく染みている。
じゃがいもの茹で加減もばっちり。ぐずぐずになりすぎず、ほどよい固さが残っている。
ルーは、まさにマッサマン。辛さは控えめだが、決して甘すぎることもない。
これはおいしいね。
ご飯がすすむこと、すすむこと。
これまで食べたマッサマンカレーの中では、ダントツでうまかった。
ブッカオ常設市場のぶっかけ飯屋で食べた時は、正直パッとしなかったが、ここのマッサマンカレーは素直においしいと思える。
まあ、日本風のカレーというよりチキンを味わうつもりで食べれば、さらに満足度が上がるかな。
作りおきなのでルーが熱々ではないのが少々残念だが、ご飯はあたたかい。
量はそこそこあるが、大食いの人は物足りないかも。ごはん大盛りでどうぞ。
リピート確定。
料金は50バーツ。他のおかずはもう少し安いはず。
あまりぶっかけ飯屋に慣れていない人でも、ここのマッサマンカレーなら安心して食べられると思う。
(追記)
その後、リピートした。別皿盛りでも50バーツ。味は変わらずうまい。
ご飯と別皿にしてもらうには、ジェスチャー付きで英語で「セパレート」ないしタイ語で「イエーク」とでも言えば通じる。
無料のお茶あり。
地図
地図
行き方は簡単。ソイブッカオの北端まで行くだけ。ブッカオは双方向でソンテウが走っており便利。パタヤカンも双方向でソンテウが走っており、これまた便利。
↓ぶっかけ飯屋のテーブルから見た景色。ソンテウが曲がっているのがブッカオとパタヤカンとの交差点。左側がビーチ方面となる。
とにかく営業時間が短い。夕方6時から10時まで。おかずがなくなれば早く終了するだろうし、まだ残っていれば営業時間延長するかも。こういう店の営業時間はあってないようなもの。
うまく時間を見計らって訪れてほしい。
近くには、100バーツのマッサージ屋が密集している。
夕方にマッサージを受けて、すっきりしたあとにマッサマンカレーを食べるのもいいね。
マッサージとマッサマンカレーで合わせて150バーツ。日本円で450円ちょっと。うーん、安い。
格安ホテルのLKマンションもすぐ近く。
⇒LKマンション (LK Mansion)宿泊レポート。思ったより良いホテルだよ。
(追記)リピート
(2018年1月追記)
何度目かのリピート。
日本人ないし外国人客が増えたのか、ぶっかけ飯屋に近づくだけで、「マッサマン?」と聞かれた。評判は広がっているようだ。
現在でも、価格変わらず50バーツ。やはりうまい。
鶏肉とじゃがいもの茹でかげんが抜群。
何よりルーがいい。辛すぎず甘すぎず。タイカレーでルーまで食べきることは稀だが、ここのマッサマンはペロリと最後まで完食できるほど。
それほどマッサマンを食べ歩いているわけでもないが、味とコスパという点で、パタヤマッサマンカレーナンバーワン店。
遅い時間帯はカレーが冷めているのが残念。持ち帰りにしてレンジでチンすればいいかも。
(2019年6月追記)
夕方5時半過ぎに営業を開始していた。
日本人がマッサマンカレーを頼むケースが多いのか、店のおばさんはこちらが近づいただけで無言でマッサマンに視線を送るほどに。
もちろん、こちらのオーダーはマッサンだけどね。
開店直後だけに、まだカレーもほのかに温かいままだ。
うまいなあ。
味も量も価格も変わらず。50バーツ。
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