イエンターフォーは、クイティアオのスープの一種。
ピンク色のスープが特徴的だ。
紅腐乳(タオフージー)という独特のタレをかける。
やや酸味が強いが、慣れてくるとけっこういける。
パタヤ在住のタイ人にイエンターフォーの旨い店はどこかと聞いてみると、パタヤタイのクイティアオ屋を紹介してもらった。
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パタヤタイのクイティアオ屋
場所
パタヤタイ・ソイ16入り口付近。パタヤタイの道路沿いにある。
地図
パタヤタイのソイ16は別名ソイボンコット。
角にはセブンイレブンと10バーツ唐揚げ屋がある。
そこからほんの少しだけスクンビット方面に歩いたところ。せいぜい30秒くらい。
パタヤタイには乗り合いソンテウが走っており、徒歩ソンテウ派でも容易に訪問可能。
外観
店の名前は不明。
歩道上にもテーブルが並んでいて、そこそこ繁盛しているようだ。
厨房
紅腐乳に入った容器が目立つ。これは期待ができるぞ。
店内の様子
メニュー
タイ語のみ。
クイティアオの他には、カオトムなどのご飯系も置いてあるそうな。
クイティアオは50バーツです。
今回はもちろん、イエンターフォーを注文。
麺は、センヤーイ(極太麺)。イエンターフォーの場合、特に麺を指定しなければ、自動的にセンヤーイになるかな。イエンターフォーにはセンヤーイがよく合うんで。
具材の指定はしなかった。お店の人におまかせで。
つまり今回の注文は「イエンターフォー センヤーイ」と告げただけ。簡単ですね。
男性店員はとても礼儀正しい。返事はいつも「カッポン」だ。
無料の水あり。
セルフサービスでどうぞ。
イエンターフォー
おお、麺の上に、たっぷりと紅腐乳(タオフージー)がかかっている。
他のクイティアオ屋では、スープと紅腐乳を混ぜた状態で持ってくることがあるが、ここは自分でかき混ぜるスタイルだ。
かき混ぜるとこうなる
具だくさんでなかなかおいしそう。
スープがうまい。
イエンターフォーは酸っぱくて辛いイメージだが、ここのスープはわりとマイルド。
でもしっかり味が出ている。
臭みもない。
この店を教えてくれたタイ人も、普段クイティアオを食べるときは唐辛子や酢などの調味料をたっぷりかけるけど、ここのイエンターフォーはそのまま食べるのが一番おいしいと力説していた。
まさにその通り。
何も加えず食べるのが一番おいしいと思う。
センヤーイとスープがよく合うなあ。
あと、自家製っぽい練り物(はんぺんみたいなやつ)もおいしい。何種類か入っている。
ルアット(血を固めたゼリーみたいなもの)は臭みがなくて食べやすい。
白キクラゲも悪くない。
ただ、野菜の量がちょっと多いかな。芯が固いんで、これはあんまり好きじゃない。
具が多いんで、ラーメンというより、スープ料理を食べている感じかな。
いやあ、これはいける。
というわけで、野菜以外は完食しました。
白いどんぶりがピンク色に染まっていますな。
まとめ
見た目で遠慮しがちなイエンターフォーだけど、ぜひとも一度ご賞味あれ。
ここのイエンターフォーは間違いなくおいしいです。
麺の量は少なめなんで、大盛り(ピセーッ)で注文したほうがいいかも。
少食のわたしでも物足りなかったんで、帰り道に10バーツ唐揚げを買い食いしてしまった。
(何なら、唐揚げをクイティアオ屋に持ち込んでもいいかな。たぶん持ち込みオッケーでしょう。)
関連記事:一盛り10バーツ!唐辛子唐揚げ!パタヤタイとソイボンコット交差点にある唐揚げ(ガイトート)屋台
クイティアオ屋の営業時間は夕方から深夜まで。
蛇足ながら、イエンターフォーの発音の仕方をタイ人に教えてもらった。
イエンは、冷たいの「イエン」。イエンというより、イェンと一気に発音。
ターは、目の「ター」でいいそうだ。この時に自分の目を指しながら発音すべし。
最後のフォーは、英語の「4(Four)」でオッケーらしい。もちろん、指を4本立てるべし。
もちろん単なるダジャレなんだけど、タイ人は愛嬌たっぷりにジェスチャー付きでオーダーするとか何とか。
ためしにやってみてね。
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