タイのセブンイレブンでは、日本食弁当のたぐいが定期的に新登場する。
カレーライスだったり、親子丼だったり、ネギ塩カルビ丼だったり、サバ弁当だったりと、移り変わりが激しい。
今回新しく登場したのは、醤油ラーメン。
タイのコンビニでもさくっと日本のラーメンが買えるようになった。
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タイのセブンイレブンの醤油ラーメン
おそらくこの1ヶ月か2ヶ月くらいで売り出し開始になった。
弁当商品棚で醤油ラーメンを見つけた時はちょっとびっくりした。
醤油ラーメン、65バーツ。
1バーツ=4.15円で計算すると約270円。
日本語で、醤油ラーメンと書いてある。
冷凍ものではないが、電子レンジで温めるもの。
もちろん会計時に温めてもらうことができる。
今回は部屋に持ち帰ってから食べよう。
蓋を開けるとこんな感じ。
汁気は全然見えない。
レンジでチンすると、あら不思議、どこからともなくスープが湧き出てくる。
見た目はれっきとしたラーメンとなった。
チャーシューにナルトにメンマに野菜。
まずはスープから。
うーん、薄い。
醤油味には違いないんだろうけど、どうにもパンチ不足だ。
チャーシューも味が薄い。肉厚は思ったよりもあり、身は柔らかい。でも日本のラーメン屋のような濃厚な味付けには遠い。
メンマの味もいまいち
全体として、とにかくパンチ不足である。
でも日本の醤油ラーメンには違いない。
コンビニラーメンにかぎった話ではないけれど、タイのローカル日本ラーメン屋は、どうしても味が薄くなりがち。
味は客が自分で作るものというクイティアオ文化から来ているのかもしれない。
醤油ラーメンも自分で味付けしてやるとよし。
とりあえず胡椒は必要かと。
これで65バーツ、270円。
街中のクイティアオ屋台がだいだい50バーツ、210円くらいなんで、実は料金的にはそこまで大きな差額ではない。
でもやっぱりちょっと高いかな。
飲み歩いた後で、ついついラーメンが食べたくなるもの。
あれは濃い味を求めてしまうからだ。
セブンイレブンの醤油ラーメンでは濃い味を求める体は満足できない。
なんとなく日本っぽいラーメンが食べたくなった時には気軽でいいんじゃないかと。
ちなみに、店舗数は少ないがタイのローソンでは日本食弁当が豊富だ。
おでんも売っているし、惣菜類も売っている。
また、ファミリーマートはタイでの事業から撤退してしまった。
Tops Dailyという名称に変わり、中身は基本そのままで営業継続。
ファミリーマートでもおでんは売っていたので、そのまま販売するものと思われる。
コンビニ弁当と日本食惣菜では、ローソンの勝ちだと思う。
パタヤには、ローソンはない。ファミリーマートは多くが閉店済みで、残った店舗は残りわずか。そのわずかなファミマもトップスデイリーに変わっている。
パタヤのコンビニはセブンイレブン一強状態だ。
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