タイ入国情報

タイ開国計画承認:プーケット7月1日、パタヤ10月1日隔離無し入国へ

投稿日:

先日来から提案されていたタイ開国計画が、火曜日の閣議にて承認された。
まずワクチン接種外国人の隔離は7日に。
その後、サンドボックススキームでのエリアを限定した隔離無し入国を認めるというものだ。
プーケットは7月1日から、パタヤは10月1日から隔離無しで外国人観光客が入国できるよう目指す計画となっている。
国全体で隔離措置が撤廃されるのは来年1月から。

広告



タイ開国計画決定

3月30日(火)の閣議にて、外国人旅行者が7日間の隔離期間で国を再開するCCSAの計画を承認した。
プーケット、クラビ、パンガー、パタヤ、チェンマイでは、ワクチンを接種した外国人の隔離期間は7日に短縮される。
プーケットでは7月1日よりワクチン接種済み旅行者の隔離は免除される。
10月1日からは、クラビ、パンガー、パタヤ、チェンマイの隔離規制も撤廃される。
この計画でのタイムラインでは、来年からすべての外国人旅行者の隔離検疫規制がなくなる予定。

参照:https://www.nationthailand.com/news/30404319

The Nation紙による速報では以上のような情報となっている。

先日のCESA(経済状況管理センター)で承認された計画なのか、それともCCSA(感染状況管理センター)がすでにその案を承認済みなのかは、はっきりしない。
ただ、内閣が計画を承認したということは、国としてタイの開国を決定したということだ。
あくまで計画を承認したという段階ではあるが。

当初の計画ではサムイ島も含まれていたはずだが、記事によれば除外されている。
また、ワクチン接種済み外国人への7日間隔離の実施時期も不明だ。

(追記)別の報道によれば、今回の計画承認にはサムイ島も含まれているようだ。以下、サムイ島も計画に含めておく。

タイ全面開国へのロードマップ

タイ全面開国へ向けたロードマップは、CESAでの計画承認後に発表されている。
内閣がどこまで詳しく承認したかは不明だが、おおむねこういうタイムラインで進んでいくことになるだろう。

4月1日:隔離期間10日に短縮
これはすでに決定済み。変異株のある国(アフリカ11か国)以外からの入国者の隔離は10日間に短縮される。

4月から6月:プーケット、クラビ、パンガー、パタヤ、チェンマイ、サムイ島ではワクチン接種済み外国人観光客の隔離期間7日に短縮
隔離期間短縮を求める入国者は、ワクチン接種証明書もしくはワクチンパスポートもしくはIATAのトラベルパスを提示する必要がある。
隔離期間短縮の開始は準備が整ってからとなっており、具体的な開始時期はまだ不明。

7月1日:プーケット限定でワクチン接種済み観光客の隔離を撤廃
サンドボックスモデルと呼ばれるもので、7日間はプーケット内のシールドルートのみ行動可能で、追跡アプリで位置情報は管理される。7日が経過した後はプーケット県外への移動が許可される。

10月1日:パタヤ、チェンマイ、クラビ、パンガー、サムイ島でもワクチン接種済み観光客の隔離を撤廃
サンドボックスモデルをクラビ、パンガー、パタヤ、チェンマイ、サムイ島にも適用する。よってこのエリアにかぎりワクチン接種済み旅行者の隔離は不要となる。

2022年1月:タイ全面開国
タイ国内すべてのエリアにおいて隔離検疫を撤廃する。

サンドボックスモデル実現には条件がある。
各地元でワクチン接種が進み、集団免疫を獲得している必要がある。
プーケットでは、集団免疫獲得のため7月1日までに人口の70%(466,587人)のワクチン接種が必要とされている。ワクチンは2回接種するので933,174回分のワクチンが必要となる。
これと同じように、パタヤはチェンマイでも地元へのワクチン接種計画が進められることになる。
パタヤ市は、パタヤでは10月1日再開に向けて、ワクチンの追加供給を政府に要請。パタヤへの割り当ては864,386回だが、近隣自治体のためにさらに135,000回分が必要としている。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2090307/phuket-to-rekindle-tourism

ワクチン接種計画が遅れれば、サンドボックスの開始も遅れることになる。

なお、サムイ島ではサンドボックスモデルではなく、別の計画で7月1日の開国を目指すことにもなっている。
7月1日にバンコクエアウェイズがシンガポールからサムイ島へのチャーター便を飛ばす計画もある。
サムイ島に関しては情報がはっきりしないので続報を待ちたい。

タイ航空がフランクフルト発プーケット行き直行便を運航

タイ航空がドイツ・フランクフルトからプーケットへの直行便を運航する。
4月2日と5月7日のTG921便。
(通常はスワンナプーム行きだが、2日だけプーケット行き直行便として運航)

料金は片道526ユーロから。

プーケット直行便は、7月1日から開始予定のサンドボックス計画の試験運用とみなされている。

サンドボックスモデルでは、対象エリアへの直行便が求められる。
チャーター便でプーケット入りした外国人旅行者に隔離無し入国が認められるようになるだろうと言われている。
スワンナプーム空港で国内線に乗り換える経由便での利用が許可されるかは現時点では不明。

日本からプーケットへの直行便が運航されるようになれば、7月1日より日本からタイへの隔離無し入国が実現できるかもしれない。

パタヤへの隔離無し渡航は早くて10月1日

今回の閣議承認により、パタヤへ隔離無しで訪問できるようになるのは、もっとも早くて10月1日となることが決定した。
ただし計画が承認されただけであり、計画通りに10月1日にパタヤでの隔離無し入国が実現するかはまだまだ不透明。
パタヤでのワクチン接種が進んでいる必要がある。
また、プーケットやサムイのような島とは違い、パタヤはバンコク近郊の陸地である。
プーケットやサムイのように特定のエリアで区切ることも難しい。
シールドルートというが、パタヤのどこで区切ればいいのか。
週末になれば、バンコクなどから国内タイ人旅行者が数万人ほどパタヤを訪れる。国内旅行者と隔離無し外国人旅行者が接触しないよう配慮しなくてはならない。
難しい問題が待ち構えている。

今回の閣議決定は、外国人旅行者のワクチン接種が前提条件。
ワクチン接種証明書が提示できなければ、隔離期間7日への短縮も隔離免除措置も受けることができない。
日本政府が海外渡航に使えるワクチン接種証明書やワクチンパスポートの類を発行しないかぎり、従来どおりの隔離を受ける必要がある。

7月1日のプーケット開国まで3か月、10月1日のパタヤ開国まで6か月ある。
それまでに日本でもワクチンパスポートの話が進展するだろう。

また、WHOで国際的なワクチン接種証明に関する取り決めが行われるだろうし、IATAトラベルパスも広く運用されることになりそう。
まだもう少し時間が必要だ。

まとめ

-タイ開国へ向けた計画をタイ内閣が承認した
現時点で決まっているのはこれだけ。
細かい中身は不明のままだ。
7日隔離短縮のスケジュールも不明だし、ワクチン接種証明書の中身も不明。
7月1日プーケット隔離無し入国、10月1日パタヤ隔離無し入国もあくまで計画にすぎない。
計画が遅れたり頓挫する可能性だって十分にある。
でも、少しずつ前進しているのは確かだ。
パタヤ開国まで早くてあと半年。
当分の間は成り行きを見守っておくべし。

広告

-タイ入国情報

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.