先日CCSAがタイ入国時の隔離検疫措置の緩和を正式承認した。
4月1日からは隔離期間を10日に短縮する。
関連記事:タイ入国時の隔離期間短縮が承認。4月から隔離10日に、10月から隔離撤廃へ。
本日パタヤ市長が自身のFacebook上で、パタヤではホテルエリア検疫を開始する準備が整ったと発表。
開始は4月1日から。
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パタヤのエリアホテル検疫開始へ
パタヤ市長のFacebookより。
4月1日から!
パタヤは観光客を受け入れる準備ができている
パタヤの街をAREA HOTEL QUARANTINEに変える
パタヤ市長は、4月1によりパタヤはホテルエリア検疫を導入するための準備が整ったと発表。
パタヤは、エリア検疫のパイロット計画の5県に選ばれている。
チェンマイ、プーケット、クラビ、スラタニー(サムイ島、パンガン島、タオ島)、チョンブリ(パタヤ)
保健省、観光スポーツ省、運輸省の3省が合同で承認した。
ホテルエリア検疫では、外国人旅行者がタイに到着した後、最初の3日間はホテルの部屋に隔離される。検査で陰性ならば、検疫期間が終了するまで、
ホテルやリゾート内の施設の利用が許可されるようになる。
最後にもう一度検査して陰性ならば、検疫を終えて、タイ国内を自由に移動可能に。
パタヤでは20以上の施設がホテルエリア検疫計画に登録済みとパタヤ市長。
発表はここまで。
4月ないし5月からエリア検疫が試験的に開始されることはピパット観光大臣が発言していた。
元々パタヤも含まれており、これは計画通りといえる。
が、本当に4月1日からパタヤでのホテルエリア検疫が開始されるかはわからない。
また、具体的なホテル名は明らかとなっていない。
従来のALQ(地方代替隔離施設)と同じホテルで実施されるのか、それともエリア検疫独自のホテルとなるのかは定かではない。
すでに実施されたヴィラ検疫とゴルフ検疫では、グループ旅行に限定されていた。
一緒に飛行機に乗って、一緒にホテルにチェックイン。
ヴィラリゾート内やゴルフコース内では、グループ内で行動するように決められていた。
旅行者ならびホテル従業員が一つのバルブ圏内に入って行動していたことになる。
ホテルエリア検疫の申し込み方法や運営方法はまだ不明。
個人で好きな日程で参加できるのか、他の宿泊者やスタッフと接触ができるのか。
わからない点は多い。
パタヤ市長の発言では検疫期間は14日間となっているが、4月1日より10日に短縮となるはずだ。ただし、短縮となるのは変異株のない低リスク国からの旅行者にかぎるとなっている。
低リスク国リストはまだ正式発表されておらず不明。
CCSAが発表した10日間検疫では、検疫期間中のPCR検査は2度行われることになっている。
1度目の検査が3日目から5日目の間。
2度目の検査が9日目から10日目の間。
10日間のホテルエリア検疫が採用されれば、3日目に検査することになるのだろう。
10日間に短縮となるといっても、実際には到着日は0日目として翌日からカウントが始まるので、11泊12日が必要なる。
チェックインした日はカウントしないので、3日目というのは実質4日目となる。
4月1日にタイに到着しホテルにチェックインすると、3日目の検査は4月4日ということだ。検査で陰性となれば、4日目、すなわち4月5日からは部屋から出て、ホテルエリア内の設備が使えるようになる。
実際の検査日はホテル次第かもしれないが。
CCSAの発表では、4月1日からは隔離中でもあってもホテル内の施設は利用できるようになるとのこと。スイミングプール、フィットネスジム、サイクリングなど。
7月からはレストランやマッサージも利用可能になるという。
今回のホテルエリア検疫では、どこまで自由に施設が利用できるようになるかはまだわからない。
疑問点は多いけれど、パタヤでホテルエリア検疫が本当に実施されれば、少しは観光客がやって来そうだ。
どうせ隔離検疫を受けるのならば、少しでも快適なほうがいい。
ワクチン接種証明書があれば、いずれは隔離期間が7日に短縮されることになっている。
隔離検疫期間中の半分がホテルエリア内で自由に行動できるとなれば、さらに利用者は増えるはず。
隔離が撤廃されるまでは爆発的に観光客が増えることはないのも確かだが、少しずつ前進していくしかない。
(3月22日追記)
3月22日のCCSAブリーフィングにて、4月1日よりパタヤを含む5つの県でエリア検疫措置を開始する予定だと発表があった。これでエリア検疫開始は正式決定とみていい。事務手続上実際に4月1日に始められるかは別問題だが。
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