パタヤ中心部でももっとも打撃を受けているといえるのがノースパタヤ地区だ。
ウォーキングストリートもひどいものだが、それでも一部の店は営業を再開している。
でもノースパタヤは惨憺たる有様となっている。
ほとんどの店が営業できていない。
バーに関しては壊滅といっといい。
マッサージ屋もほとんどやってない。
ホテルも大半が閉鎖中だ。
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ドリンキングストリート
ノースパタヤを代表するバービア群のドリンキングストリート。
隣はターミナル21パタヤだ。
昨年3月18日のナイトライフ閉鎖命令時にすべてクローズ。
7月1日に再開可能となっても、バービア群全体の閉鎖は続いたまま。
今年になってもやっぱり閉鎖されている。
あちこちに雑草が生え、廃墟寸前と化している。
通路が2本あるが、どちらも封鎖。
日本カラオケなどがあったが、むろん営業できない。
奥にあるホテルには行くことすらできない。
なんだか悲しくなってくる景色だ。
捨てられた大人の遊園地といったところか。
ただ、警備員はほぼ常駐している。
また一部のバーで工事や掃除などを行っている。
完全に無人状態で放置すると、どんどん朽ちていってしまうのが人工物というもの。
営業再開していないバーでも掃除や空気の入れ替えのために定期的に人がやって来る。
ドリンキングストリートは再開の気配はゼロ。
こういったバービア群は、地主と管理会社の意向によって営業再開の可否が決まる。
個々のバービアが営業再開したくともオーナーがノーと言えば営業できない。
もっとも、現状では再開したとしても、客がやって来るわけもないが。
再開の見込みはまったくない。
すぐ隣にはターミナル21という好立地だ。
願わくば商業施設を作るためにバービア群取り壊しなんてことのないように願うだけ。
ソイ3バービア群
ノースパタヤで密かな人気があったソイ3バービア群。
派手さはまったくないが、昔ながらのバービアといった風情だった。
この周辺のホテルに東アジア系旅行者の多いだけあって、日中韓の客も多かった。
むろんメインがファランだったが、別け隔てなく客が入っていたような覚えがある。
日本人が関係するバービアもあって、全体的に日本人フレンドリーな雰囲気だった。
昨年のパンデミック第一波以降、ほとんど客はいなくなった。
一部バーは営業再開したものの、やっぱり客は来ず。
すぐに閉店していった。
そして、バービア群全体を閉鎖するという話だった。
現在はバービア群の建物と個々のバーはそのまま残っているが、すべて金網フェンスで封鎖されている。
道路側のテーブルと椅子はフェンス外にある。
建物内に入ることはできなくなっている。
たまに関係者が掃除に訪れている程度のようだ。
今のところ取り壊しするわけでもなく、再開するわけでもない、中途半端な状態。
地主としては様子見なのだろうか。
この先、どうなるかは現時点では不明。
また、ソイ3といえば、セカンドロード側に多くのマッサージ屋が並んでいる。
が、ほとんどがクローズ。
日本人フレンドリーな店が多かったが、壊滅状態。
ソイ2のホテル閉鎖
ソイ3の隣のソイ2に入ってみる。
すると、大きな空き地に遭遇。
こんな広いスペースあったかなあ。
空き地の隣にはサバイグループのホテルだ。
看板がビニールシートで隠されているがサバイロッジ。営業していない。
以前のグーグルマップで調べてみると、この空き地は、Sala Thaiというレストランがあったようだ。たぶんサバイグループ店だ。
今では完全に取り壊している。
同じくソイ2にあるサバイインも営業せず。看板も隠している。
またSOI2 INNは工事中。
その隣では新しい建物を建設中だ。
ノースパタヤのホテルに滞在するのはほとんどが短期旅行者。
現在パタヤにいる中長期滞在外国人は、ノースパタヤに泊まることはまずない。またノースパタヤを訪問すること自体も稀だ。
よってノースパタヤは壊滅状態となってしまう。
とりわけサバイグループのホテルのような高級でもなく、激安でもない中級ホテルに需要はまったくない。
クローズとなってしまう。
ただ、先日はハードロックホテルが再開した。
また、ホリデイインやデュシタニなどパタヤ以外在住のタイ人や在住外国人から人気の高い高級ホテルはなんとか営業継続している。
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