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パタヤ近況

ゴーストタウンのネオパタヤ

投稿日:

ロックダウンがなお解かれないパタヤ。
すべての娯楽施設が閉鎖され、レストランの店内飲食は夜9時まで。24時間営業のコンビニですら夜10時閉店となる。
夜はゴーストタウンと化す。
そんな中、ウォーキングストリートのメインゲートの衣装替えをしている。

関連記事:NEO PATTAYAへようこそ、ツリータウンにタコ出現、バーに手入れ

工事は急ピッチで進んでいるようだ。
最新のパタヤの夜の様子を見てきた。

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ネオパタヤの夜

時刻は夜9時。

センタンには明かりがついているが、セカンドロードを走る車はほとんどない。
歩いている人もいない。

パタヤビーチは暗い。

砂浜の上では犬がたくさん寝ている。

たまに人もいる。

物音もなく、静寂なパタヤビーチだ。

ビーチロードを進んでいくと、奥に明かりが浮かんでいる。

暗いビーチロードに不釣り合いなカラーリングだ。

まだ完成形ではないだろうが、夜でもライトで照らされるようになった。

Welcome to Pattaya
NEO PATTAYA
WALKING STREET

文字が浮かび上がる。

ゲートの間から見えるウォーキングストリート内は暗闇が続いている。
なんとも異様なコントラスト。

ゲートの裏側はこうなっている。

こちらは花火大会の様子を映したパネルだ。

これだけをアップにすると、なんとも華やかではある。

でも、ひとたびウォーキングストリート本通りに目をやると、ただの暗黒が広がっている。

かつては溢れんばかりのネオンサインが通りを覆い尽くしていたが、今は街灯が虚しく光るだけ。
音楽も呼び込みの声も聞こえない。

振り返ると、ゲートだけがきらびやか。

なんなんだ、この異様な光景は。

これがネオパタヤか。

いや、いずれはウォーキングストリートそのものを健全な観光スポット化しようとする計画がある。


(パタヤ市広報より)

パタヤの街を世界に誇れる健全リゾート地へ生まれ変わらせようとするものだ。
それがネオパタヤ。

そんなネオパタヤ計画がうまくいくかは知らないが、今のパタヤは、ただのゴーストタウンである。
看板だけ綺麗で華美にしたところで、実態は暗闇と静寂があるに過ぎない。

ソイブッカオとLKメトロ

LKメトロは、夜9時だというのに、真っ暗だ。

キルケニーだけ明かりが付いているが、他は完全に闇。
怖いほどの暗闇だ。

ソイブッカオは車と人の往来がそれなりにある。

ソイチャイヤプーン入口付近の暗がりでは、通りかかる外国人を呼び止める声多数。
ほとんどがレディボーイだ。

ツリータウン前は暇そうなファランがぽつぽつと座ってただずんでいる。

パタヤ中心部で人と人の交流があるのは、このあたりだけ。
あとは何もない。

ソイ7

ソイ7は暗闇。
ソイの端から端まで移動したが、リアルに一人も出会わなかった。
完全なゴーストタウンだ。

ソイ7内ではないが、すぐ近くの5階建てビルの4階と5階で闇営業していた店が検挙されたばかり。
表向きはインド料理レストランで、下階の部屋はすべてクローズしており、当局の目を欺いていたという。
が、通報により、4階と5階を捜索すると、がっつり営業中。
店内では、酒、シーシャなどを提供。ビリヤード台も稼働。普通にバーとして営業していて、パーティ会場と化していた。
タイ人と外国人29人が検挙された。

ちなみに、このように闇営業している店はパタヤにはいくつもある。
中には深夜でも普通にアルコールを提供して、ビリヤードもできる店がある。
少しばかり事情を知っているようなローカルタイ人に聞けば教えてもらえる。
隠れて宴会しているレストランも実際に目にした。
が、連日のように摘発されているのもまた事実。
摘発されれば、客も逮捕連行される恐れあり。
むやみに近づかないほうが身のためだ。

ゴーストタウンとネオパタヤ

ネオパタヤの看板の裏に広がるゴーストタウン。
これが今のパタヤ。
隠れてパーティでもやろうものなら、タイ人だろうが外国人だろうが逮捕される。
いずれは街全体がパーティ会場と化す日がまた戻ってくるに違いない。
でも、昔のままの不健全な活気に溢れた姿ではないかもしれない。
オールドパタヤは戻ってこないのか。

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