4連休となっているタイ・パタヤ。
ビーチではイベントが開催され、タイ人観光客の誘致に盛んだ。
が、もちろん、外国人観光客は遊びに来られない。
そんなパタヤの繁華街の昼間の様子をレポート。
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ソイ7とソイ8
パタヤを代表するバービア通りであるソイ7とソイ8。
何度もお伝えしているように、とっくに壊滅状態に陥っている。
夜間はゴーストタウンと化す。
いや、昼間でも人通りはほとんどない。
売りに出ているバーやレストランが多数。
ソイ7には新築ホテルがほぼ完成した。
が、営業開始はしていないようだ。
パタヤカン通り沿いにもバービアはあったが、どこもクローズ。
やはり売りに出ている。
ソイ8も同様で、すでにバービアの取り壊しも起こっている。
セイラーバーレストラン前のバービアは更地となった。
このまま外国観光客がいない状態が続くと、ソイ7とソイ8のバービアそのものが消滅する危機にある。
ソイ6
ご存知ソイ6である。
一時期は8割ほどのバーが営業再開していたが、徐々に閉店する店が増えつつある。
クローズ多数。
とはいえ、まだ半分ほどのバーは営業を継続。
特に通りの中ほどからビーチにかけてのエリアは営業している店が多く、ぱっと見はにぎやかだ。
でも客は少ない。
本当に少ない。
週末の夕方だというのに、通りを歩く外国客は常に数人ほどしか見かけない。
店内で飲む客も限られており、バービア同様、ソイ6でもネットで動画の生配信を行っているバーがいくつかあった。
もはやリアル世界ではなく、バーチャルで楽しむソイ6という事態となった。
もうなにがなんだか。
ノースパタヤとドリンキングストリート
ノースパタヤはパンデミックによりパタヤでもっとも寂れてしまったエリアだ。
もともと中国と韓国の短期旅行者をメインターゲットにしたエリアだっただけに、もろに影響を受けてしまった。
ほとんどの店がクローズしている。
セカンドロード上を走る車はまばら。
歩いている人なんて、昼間も夜もほとんどいない。
セントラルマリーナはすでにクリスマスツリーが飾られているものの、どこか虚しい。
ドリンキングストリートはずっと閉鎖されたまま。
再開する様子はまるでない。
敷地ごと閉鎖されている。
道路に入れないため、バービア群脇にある日本カラオケ屋もホテルも閉鎖されているはずだ。
セカンドロードはがらがらでドリンキングストリートは閉鎖されているが、そのすぐ隣にあるターミナル21は大盛況だ。
大型連休ともあって、駐車場入口では渋滞が起きるほど。
セントラルマリーナは寂れているが、ターミナル21は大人気だ。
ノースパタヤのホテル
この状況では、どこのホテルも集客には苦労している。
営業しているホテルはプロモーションを実施。
ノースパタヤ通り沿いにあるFairtex Express Hotelでは1泊500バーツ。
マンスリーが7000バーツだ。
ルームクリーンは週1回。
無料でフィットネスジムとスイミングプールが使える。
フェアテックスはパタヤでは有名なフィットネスジムだ。まったく同じ施設が使えるかは不明だが、ジムとプール好きなら利用価値はあるかも。
ドルフィンロータリーからビーチへ向けた道に新しいホテルがオープンしている。
Ozo North Pattayaだ。
今年6月1日に開業予定となっていた完全新築ホテル。
具体的にいつからオープンしたかは不明だが、現在は無事に営業している。
Amari系列のようで、施設もサービスも良さそう。
駐車場には車が見える。タイ人や在住外国人が週末に利用しているようだ。
アゴダで調べると、平日なら1泊1400バーツほど。
ハイシーズンの完全新築ホテルがこの価格は本来すごく安いはずなのだが、あまりお得感がないのはこちらの感覚が狂ってしまったせいかもしれない。
まとめ
ビーチロードとセカンドロード、とりわけノースパタヤのバーはほぼ壊滅状態。
ソイ7とソイ8はもう完全に手遅れ。
ソイ6もいつまで持ちこたえられるか。
ノースパタヤはタイ人向けのターミナル21だけが唯一の賑わいスポット。
リゾート系ホテルは週末にかぎり、宿泊客は集まっているようだ。
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