パタヤ近況

パタヤ最後の夜に(3回目)

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タイ41県に対する娯楽施設閉鎖命令が下された。
パタヤのあるチョンブリ県も閉鎖対象だ。
開始は4月10日午前0時。
4月9日はこれまでどおりの営業が可能。
12時までのシンデレラタイム。
パタヤの夜はこれが最後となる。ただし三度目だ。

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パタヤビーチ

静かなパタヤビーチである。
一人たたずむ老ファランのはるか向こう側にパタヤサインの明かりが見える。

ビーチの上に人影はまばら。
ビーチロードはそれなりに車が走っているのが不思議。
どこへ向かうのか。

ウォーキングストリート

メインゲートはライトアップされている。

金曜日の夜だが、客は少ない。
タイ人がちょっと歩いている程度。

駐車車両が多い。
この2ヶ月ほどずっと見慣れた光景だ。

ほんの1年ちょっと前には溢れんばかりのネオンサインの洪水であったが、今では営業可能だとしても、この程度の光量しかない。
呼び込みの嬌声もわずかばかり。
ささやかなネオンサインも今宵かぎり。

再開を果たしたグラスハウスは、閉鎖命令を待たずして、閉店していた。

ダイヤモンドアーケード内のCocoも一足早くクローズ。
ソイ15では、ビーバーズもクローズしており、ドールハウスだけが営業。

最後の夜にしてはあまりにも寂しい。

ソイブッカオとLKメトロ

LKメトロ、ツリータウン、ソイブッカオ界隈はいつも通りのにぎわいだ。

メイン客であるファランたちもこれが最後の夜であることはしっかり把握している。
バービアで出会ったファランたちは、しきりにTwo weeksと口にしていた。
バービアで働くタイ人たちは、ソーンアーティットと。

バービアは普段よりも少し遅くまで営業できていたようだ。
最後の夜だけに当局も大目に見てくれているのかもしれない。

それでも昔のように朝方まで営業することなど不可能。
12時を過ぎ、徐々にネオンサインが消えていく。
名残惜しそうに飲むファランがまだ残っているが、そろそろおしまいだ。

バービアでは最後の片付けをはじめる。
最低でも2週間は営業再開できない。
閉鎖期間が2週間で済めばいい。
バー関係者の話では、2週間では無理、たぶん1ヶ月は続くという声が多かった。
でも、2週間で再開できることを願っていると。

田舎へ帰っていく

閉鎖期間中はどうするのかと尋ねると、多くのタイ人たちが田舎へ帰ると返事していた。
中には翌日の帰郷手配をすでに整えている人もいた。

最低でも2週間の閉鎖だ。このままパタヤにいても仕事はなく、金は稼げない、食事を取ることもできない。
閉鎖が2週間で解除されずにパタヤにとどまっていれば、飢え死にしてしまう。
ソンクランだし、田舎へ帰って家族と過ごすと。

もともと、仕事がなければ、ソンクランは実家へ帰りたいと願っている人がほとんどだろう。
多くがイサーンへ帰る。
これはこれでいいタイミングなのかもしれない。
帰省ラッシュが感染が拡大しなければいいが、こればっかりは止められない。政府も帰省を規制してはいない。
県によっては独自の入県措置を講じているところがあるが、チョンブリからの入県はほぼ大丈夫っぽい。
無事にイサーンの家族のもとにたどりついてほしい。

じゃあまた2週間後に会おうと別れの挨拶をしてバーをあとにする。
チョークディー。
本当に2週間後に再会できればいいが。

これが三度目のパタヤ最後の夜となった。
すでに慣れっこになった感もあるが、やはりラストナイトは寂しい。
バーでは飲み足らず、部屋に戻ってから痛飲してしまった。
はたして、パタヤに三度夜が戻ってくるのはいつになるのか。

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