6月18日発表のチョンブリ県の感染状況。
市場クラスターにより、新規に確認された感染者は大幅に増加。
市場や外国人労働者居住区に対する閉鎖命令が出された。
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チョンブリ県感染状況
6月18日、チョンブリ県発表による新規感染者は142人(前日75人)。
死者累計35人(+1)
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区75人
シラチャー地区24人
バンラムン地区(パタヤ)21人
他
累計
4月新波での累計は県全体で5,786人(回復済み4,758人、治療中993人)。
ムアンチョンブリ地区が1,624人、シラチャーが1,027人、バンラムン(パタヤ)が1,937人となっている。
6月1日以降の各地区別感染者推移
上から、バンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
バンラムンは比較的落ち着いているが、シラチャーとムアンチョンブリでは、クラスターよる増減が激しい。
新規感染者の感染経路内訳
・ムアン地区の新市場に関連してラートプラシット居住区で積極調査 20人
・バンラムン地区のオンラインバーでの積極調査 7人
・新市場クラスターに関連した感染者と接触 32人
・バンコクの高リスク地への旅行歴あり 1人
・他県への旅行歴のある感染者と接触 1人
・他県から治療に来た感染者 1人
・家庭で感染者と接触 37人
・職場で感染者と接触 14人
・感染者(調査中)と接触 12人
・調査中 17人
バンラムン地区のオンラインバーについて、具体的な場所は明かされていない。
パタヤでは、閉鎖中のバーの中やヴィラなどで、スタッフによるライブストリーミング配信が盛んに行われている。
多くの女性たちが密集した状態で集まり踊ったり遊んだり飲んだりしている。マスクはしていない。
その中のどこかで感染が発覚し、積極調査を実施したということだろう。
他に、246人の接触者と2,001人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは検査件数を発表している。
6月17日の検査件数は3,198件で、うち陽性確認が75件。単純計算による陽性率は2.3%。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
・サタヒップの市場
・シラチャーの市場
・ムアンチョンブリの市場
など
パタヤは掲載なし。
閉鎖命令
6月18日の午後に、チョンブリ県が立て続けに命令を出している。
命令第36号
ムアンチョンブリ地区の新市場のK2 Farmer's Landエリアを閉鎖とする。
6月19日から25日まで。
命令第37号
ムアンチョンブリ地区のラートプラシット移民労働者居住区を一時的に封鎖する。当局の許可なくして無断で出入りすることを禁ずる。
6月19日から7月2日まで
規制緩和
本日6月18日にCCSAがよりゾーニング見直しと規制緩和について発表がなされた。
新しいゾーニングと規制措置は6月21日から実施となる。
関連記事:新ゾーニングと規制緩和 6月21日開始:バンコクのレストランは午後11時まで店内飲食可能に
チョンブリ県は、ゾーニング変更なし。レッドゾーンのまま。
規制もほぼ変更なし。
チョンブリ県より新たな命令が出て、一部緩和となる可能性もあるが、基本的には現状のルールがそのまま継続となりそうだ。
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