7月1日実施の規制緩和第5フェイズにより営業再開が可能となったタイのナイトライフ施設。
パタヤでは、いくつかのバーやクラブが再開している。
再開可能といっても、厳しい規制がかけられていて、実際に再開している店はまだまだ少ない。
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パタヤ・ウォーキングストリートで警察がパトロール
タイ政府はナイトライフ施設を発生源とする第二波の発生を警戒している。
そのために、再開にあたっては厳しいルールをもうけた。
7月4日夜、パタヤ警察と軍警察はウォーキングストリートの営業再開済みの店舗でルールが守られているかのチェックを行なった。
7月1日後にウォーキングストリート内で再開した店舗は限られている。
クラブが数軒、ミュージックバー数軒、バービア数軒、ゴーゴー1軒。
これが警察によるパトロールの模様を撮影した動画だ。
動画
最初に808をチェック。
Thai Chanaによる客のチェックイン登録がちゃんと行われているか、アルコール消毒は実施しているかなど。
ついで、Lucifer(Lucifer)へ。
どちらも違反なしと見做されたようだ。
ウォーキングストリート内で唯一オープンしているTantra(タントラ)は見事にスルー。
さらにウォーキングストリートを奥に進むが、これ以上はバーはオープンしていないと、これにてウォーキングストリートの視察は終了したもよう。
その後、警察車両はサードロードへ向かう。
ウォーキングストリートが外国人向けの歓楽街だとすれば、サードロード沿いにはタイ人向けのバーやバブが多い。
動画
動画内で警察がチェックしているのは、比較的新しいパブレストランだ。
以前はクローズタイプのパブだったが、最近、オープンタイプのレストラン兼パブに改装された。
ここでも違反は見つからなかったもよう。
感想
動画を見ているかぎり、視察は形式的なもののように思える。
100%のレベルで厳密にルールを守っていては、実質的な営業はほぼ不可能。それはナイトライフ施設にかぎらず、レストランなどの業種も同様だ。
セブンイレブンですら、もはやタイチャナのアルコール消毒はおざなりになっている。ビッグCのような大手スーパーマーケットも同様。
店員のマスク着用はほぼ100%遵守されている。
最後の最後にようやく再開をはたしたナイトライフ関係施設なので、今はまだ厳しい措置が必要。
かといって、実際の運用はそこまで厳しくない。でも、基本的なことを破ると、いつでも店舗閉鎖させる用意はあるぞという示威行動だったのかもしれない。
なお、バーの閉店時間は深夜0時と決められている。
昨日のバービアでは、0時過ぎに警察の巡回があり、バーは順次閉店となっていった。
(禁酒日前夜だったので、どっちみちバーの閉店は0時)
今日5日と明日6日は禁酒日。7日からバーは営業可能。
どれだけの店が再開していくのか、またルールはどのレベルで守られるのか要注目。
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