5月3日となった。
つい先日、タイ政府より規制緩和に関する発表があった。
関連記事:5月3日から規制緩和で一部店舗が再開。パタヤの娯楽施設の再開は最短6月14日?
タイ全土の規制緩和基準が定められ、それを基準に各県での独自の規制が設けられることになる。
基準よりも緩やかな規制は不可で、同水準もしくは厳しくすることはできる。
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チョンブリの規制
5月2日時点、パタヤのあるチョンブリ県では、これといって新しい規制命令が発表になっていない。
肩透かしされた気分だが、基本的に先に政府が発表した規制基準に即したものが実施されるようだ。
それ以上には厳しくしない、と。
ざっくり以下の6グループが営業できることになっている。
1市場
2レストランや食堂の店内飲食(ただしショッピングモール内はのぞく)
3卸売店および小売店
4スポーツ施設・公園(屋外にかぎる)
5理髪店
6ペット関連施設
チョンブリでは、理髪店はずっと営業可能とされていたので従来どおり。
市場も食品系はずっと営業している。屋台も出ている。
大きな進展は、やはりレストランの店内飲食可能だ。
どういった店がどういった基準を満たせば営業再開できるのかといった指標は細かく指示されている。
ただ、具体的にどこどこの店がオープンするかはまだ不明。
おそらく、現場でも混乱が起きそうだ。
ビーチならびに遊歩道の扱いもよくわからない。
屋外公園として、単独の利用は認められるような感じはする。つまり、単身でウォーキングする程度ならオッケー。スイミングは不明。グループで集まるようなアクティビティは禁止。でもはっきりしない。
また、アルコール販売の再開が5月3日から許可されることになっている。
関連記事:急転直下 5月3日よりアルコール販売可能に。店内飲食は不可、持ち帰りのみ。
が、チョンブリ県独自の規制は発表になっていない。
チョンブリ県広報Facebookでの市民からの質問と回答を読んでみると、まだ正式決定が下りていないとも読める。
ちなみに、5月2日の夜9時ころセブンイレブンを訪れてみると、すでに冷蔵庫にはアルコール類が置かれていた。
むろん、まだ買えない状態だ。
でも、前日までは棚から酒類すべてが撤去されていたが、元通りに配置されるようになった。
思わずガッツポーズを心の中で作ってしまった。
よし。
外出禁止時間が終わった午前4時にコンビニに買いに行くぞと意気込んだ。アルコール販売解禁一番乗りを目指してやるんだ。
いやちょっと待てよ。
かりにアルコール販売が再開されるようになったとしても、販売可能時間は従来どおりならば、11時から14時ならびに17時から24時となる。ただし、22時から翌4時までの外出禁止令は有効なままなので、実質的には22時(ちょっと前)までとなる。
コンビニが営業開始していても、どっちみち買えない。
あまりにも焦りすぎて、タイ情報の基本中の基本を忘れるほどだった。
どうやらこの自粛生活は精神的ストレスとして蓄積するようだ。
ひとまず落ち着いて昼まで待とう。
なお、バーやパブの営業ははっきりと禁止されたままになっている。
パタヤ都市封鎖は5月4日まで
すでに報道にあるように、パタヤ市長はパタヤのロックダウンは5月4日までとしている。
5月5日には、検問所を撤去して、通常通りに戻すとのこと。
これまでは、パタヤ市内に入るには許可証が必要とされていた。
検問所で検温や許可証のチェックが行われ、問題なしと判断されたものだけがパタヤ中心部に入ることができた。
実際にどこまで厳しくやっていたかは定かではないが一定の効果はあったと思われる。
5月2日時点でパタヤの新規感染者は16日連続で見つかっていない。
ただ、これも絶対確実というわけでもない。
今日明日に新たな感染者が出たら方針を変更する可能性も残っている。
まとめ
というわけで、この記事を書いている5月3日の午前2時時点では、よくわからないことだらけ。
おそらくは、政府発表の規制基準をほぼそのまま適用だと考えてよさそうなのだが、こればっかりは当日になってみないとわからない。
朝令暮改は当たり前の世界。
当日の朝はオッケーでも夕方には変更になっているかもしれない。
また解釈の違いも生じるだろう。
実際に現地で確かめないことにははっきりしない。
とりあえず、元の姿を取り戻すための一歩がようやく今日から始まる。
タイ全国やパタヤの人たちのストレスはかなりたまってきている。
とりわけパタヤは観光とナイトライフだけで形成されているといっても過言ではない街。
まずは一部施設の再開。それからロックダウン解除。ゆっくりと確実に元の姿を取り戻していくしかない。
先は長い。
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