パタヤタイエリア、サードロードからテパシットのソイ8へ抜ける道がある。
この道の名前はよくわからないが、ソイティーディンみたいな言い方をしている。
英語表記では、Regional Land。
また、パタヤタイソイ17という呼び方もしている。
まあ、なんでもいいが、今回の主役は市場である。
さらに言えば、市場で売っているたこ焼きなのである。
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ローカル市場のたこ焼き
まずは市場の地図を。
地図
グーグルマップの表記は、ตลาดค้าส่งพัทยาใต้ซอย 17
パタヤタイソイ17の卸売市場ってところか。
たぶんローカルの間ではちゃんと呼び名がありそうだけど不明。
ティーディン市場かなあ。
バイクや車がないと自力で訪問するのは難しい。
というか、普通はこんな市場に用はない。
いつもは市場を横目に通り過ぎるだけだ。
だが、たまたま空腹だったため、何かに導かれるように市場に立ち寄った。
すると、すぐにたこ焼き屋台を見つけた。
こんがりと焼かれた丸いものが並んでいる。
うまそう。
しかも1個5バーツ。
これは買わずにはいられない。偶然の出会いに感謝だ。
たこ焼きの中身は数種類ある。
タイ語表記のみだが、プラームック(イカないしタコ)、カニカマ、チーズ、などなど。
自分で好きなものをチョイスすればいい。
とはいえ、店はすべてタイ語表記のみで、会話もたぶんタイ語オンリー。
しょせんはたこ焼きを買うだけ。タイ語ができなくても平気だ。
一番左のトレーに乗っているのがプラームック(タコないしイカ)。
とりあえず全種類盛ってみた。合計8個で40バーツ。
ソースとマヨネーズ、それに青のりもあり。
青のりのことは、単純にサラーイ(海苔)と呼んでいた。
すべてかけてもらう。
マヨネーズ多め。青のり少々。ソースは水っぽいようで容器の底に沈んでいる。
まあでも見た目は普通のたこ焼きだ。
さて、お味は?
確かにたこ焼きには違いない。
たこ焼き自体はきちんとしている。ダシが風味とうまみが明らかに足りないが、れっきとしたたこ焼きだ。
焼き加減は、ややきつめのかりかりタイプ。
油多めで、焼くというより揚げてある。これはタイのローカルたこ焼き屋はどこもそんな感じ。カリカリ感は出やすいんでそれはそれでいい。
中はこんな感じ。
とろとろとはいかないが、ちゃんと空洞もあって、ふわふわ感はある。
具のほうは、数種類購入したものの、違いはほとんどわからなかった。
いちおうタコらしきものが入っていたが小さすぎて味はしない。
最大の問題はソースだ。
水っぽいうえに甘ったるい。
薄い醤油に砂糖を加えたような感じがする。
日本の濃厚なたこ焼きソースを期待すると大ゴケする。
マヨネーズも安っぽいうえに、やっぱり甘い。
青のりは、特になし。
うーん。
やっぱり、ローカル屋台のたこ焼きはこんなものなのかなあ。
そもそもタイ人向けの味付けにしてあるし、材料費と価格のバランスもある。
そういえば、日本焼きそば屋台のおじさんも、日本の焼きそばソースは高いから値上げせざるを得なかったようなことを言っていた。
たこ焼き自体はいたって普通のため、ソースとマヨネーズは自前で用意すれば、より日本の味に近づけることができるかも。
輸入品を扱うスーパーへいけば、日本の焼きそばソースやとんかつソースは売っている。
たこ焼きソースがなくとも、いくつかソースを買ってきて、自分好みの味に配合すればいい。
すると、本格的なたこ焼きソースが出来上がるはずだ。
マヨネーズはキューピーのものが手に入る。
たぶん青のりも売っている。
が、そこまでしてたこ焼きが食べたいのかと問われると、パタヤに住んでいると正直面倒くさいかなと。
バンコクなら普通に日本のたこ焼き屋が出店していて簡単に買えるのだろうけど、パタヤじゃねえ。
それにしても、たこ焼きの肝はソースだとよくわかった。
本当にうまいたこ焼きはソース無しで食べてもおしいのだろうけど、そこまで求めないなら、最後はソースの味で決まる。
まとめ
これまでのパタヤでたこ焼きシリーズ。
⇒タイの冷凍たこ焼き。意外とダシがきいていて、しっかりとたこ焼きしている。
⇒パタヤでたこ焼き!ナイトマーケットの巨大イカ入りたこ焼きはまるでエイリアン。
⇒【パタヤでたこ焼き】ローカル食堂ラーメンチャンピオンでたこ揚げと揚げ餃子
⇒【パタヤでたこ焼き】BIG C サウスパタヤ店のフードコート
⇒【パタヤ粉ものシリーズ】ビッグCエクストラのたこ焼きと餃子。マックスバリューのお好み焼き。
⇒タイのセブンイレブンの冷凍食品シリーズ、たこ焼き新登場
ローカル系では、テパシットのナイトマーケットのたこ焼き屋がいい。
あとは、冷凍食品のたこ焼きが一番まともという結論に達してしまう。
ダシもちゃんと聞いているし、ソースも日本の味。
もちろん日系居酒屋の揚げたこ焼きでもいい。たこ焼き自体は冷凍ものだろうけど、かかっているソース類は完全に日本の味になっている。ただし、お値段高め。
まあ、パタヤにいながら1個5バーツでたこ焼きが食べられるのだから、文句を言うもんじゃない。
興味がある人はお立ち寄りのほどを。
たぶん営業時間は昼間だけ。
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