ソイブッカオ北側にあるブッカオ市場。
ソイブッカオ南端の火曜金曜市場と区別するために、ブッカオ常設市場と呼んでいる。
非常事態宣言発令後、市場の活動も制限されていた。
徐々に規制がゆるくなり、現在は以前と同じスタイルで営業している。
ただし、以前ほど屋台が出ているわけではない。数は減っている。
とりわけ、市場の屋根付きエリアにある屋台村コーナーの様子は一変している。
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ブッカオ常設市場の屋台村の現状
屋台村と呼ばえばいいのか、フードコートで呼べばいいのか、ブッカオ常設市場にある食堂コーナー。
現在はこのように閑散としている。
テーブル配置はソーシャルディスタンス仕様。
そもそも客があまりおらず、これでもテーブルが余っている。
屋台の数も激減した。
手前側の屋台はほぼなくなってしまった。
以前からあるぶっかけ屋台だけが手前側に残っている。
他の屋台は奥に並ぶだけ。
右奥にあったもう1軒のぶっかけ屋台はすでに閉店済み。
ベトナム料理屋台とホットプレート料理屋とパッタイ屋は健在だ。
この並びに新しく出来たのがピザ屋である。
49バーツピザ屋
ファラフェルとピザが売りの屋台だ。
PIZZA MAMAが店名なのか。
ファラフェルは、ハーフが35バーツ、フルが60バーツ、プラッターで70バーツ。
けっこう安い。
ピザは49バーツから。これまた安い。
マルゲリータ49バーツ
ベジー59バーツ
ペパロニ69バーツ
ハワイアン69バーツ
ミートラバー69バーツ
シーフード69バーツ
エクストラトッピング10バーツ
エクストラチーズ&ミート20バーツ
持ち帰りにするとプラス10バーツ必要。
無難にペパロニピザをイートインでオーダーしてみた。
ケチャップやスパイスやオレガノなどは揃っている。ただしタバスコは見当たらない。タイのピザ屋ってあんまりタバスコを見かけない。唐辛子とチリソースはたっぷり用意してあるが。
10分ほど待って出来上がり。
何インチなのかはわからないが、大きくはないものの決して小さくもないといったサイズ。
生地は厚くもなく薄くもない。
焼き加減は生地の耳がかりかりになるほどでもなく、柔らかすぎるわけでもない。
チーズは決して多いわけでもないが、少なくもない。
6ピースに切り分けられていて、それぞれにペパロニがのっている。
いたってオーソドックスなピザ。特徴がないといえばない。
冷凍食品のピザをちゃんと焼きましたという感じだろうか。
でも、生地もチーズも普通においしい。
ちょっと刺激が足らないので、チリとケチャップを足せばいい。でもタバスコほしい。
コーラはすぐ近くにあるドリンクコーナーで15バーツ。
ちなみに無料の飲料水はなくなっている。
あっという間にピザ完食。
ひさびさに食べたピザはうまかった。
食事とするには量が少ないが、これで69バーツなら文句は言えないレベル。
熱々のピザを食べたいという欲求は満たしてくれる。
味と量は、ツリータウンのNana Pizzaの129バーツピザのほうが上。
まあ、価格も違うし、ブッカオ市場の屋台村の中にあると思えば、これはこれでいいんじゃないかと。
個人的にはリピートあり。
ファラフェルも食べてみたい。フルサイズのサンドで60バーツは安い。
市場の客足は悪い。ピザ屋台もそれほど流行っているようには見えない。
パタヤ中心部では一番にぎやかさを維持しているソイブッカオといえど、やはりツーリストエリアの一角。
ローカルな食堂といえど、外国人旅行者の利用率が高かったのだと思い知らされた。
あとはパタヤに出稼ぎに来ているタイ人も減ったということだろう。
49バーツピザ屋台は長持ちしてほしい。
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