昨日、チョンブリ県の感染対策委員会から命令書が出された。
サムットサコーンでの大規模クラスター発生を受けて、チョンブリでも感染対策規制を強化する。
年末にかけて多くの人が集まるイベントの開催は控えよ
同様に人が集まる宗教行事も控えよ
バーやパブなどの娯楽施設では、厳密な感染防止策を取ること
といった内容になっている。
⇒https://facebook.com/ChonburiPr/posts/3791571020906691
バンコク都が発令した10に感染防止対策規制と似ている部分が多い。
関連記事:バンコク規制強化。カウントダウンイベント中止、学校休校、道路チェックポイント設置、バーではダンス不可など。
全国的な動きでもあるが、やはりバンコクでの感染防止規制をチョンブリでほぼそのまま踏襲するようだ。
広告
パタヤカウントダウン2021は中止
パタヤカウントダウン2021は、ニューノーマルの元、開催することになっていた。
サムットサコーンでのクラスター発生後も、昨日時点ではパタヤ市はカウントダウンイベントを実施する予定でいた。
が、チョンブリ県の命令が下った状況ではもはやどうしようもない。
さきほど、パタヤ市長が会見を開き、パタヤカウントダウンの中止を発表した。
⇒https://web.facebook.com/Prpattayacity/posts/4044364968907550
もしもカウントダウンイベントが開催されれば、30万人以上の観光客が参加すると予測されるため、状況をコントロールするのは困難と判断した。
カウントダウンイベントがなくとも、年末年始には多くの観光客が余暇を過ごしにパタヤに集まってくる。各施設は感染防止のためのガイドラインをしっかり守ってほしい。抜き打ちでチェックも行うとのことだ。
パタヤ市広報に掲載されており、これでパタヤカウントダウン2021中止は正式決定。
なお、セントラルフェスティバルパタヤビーチ(センタン)で開催のカウントダウンイベントの中止も発表されている。
連日のようにアーティスを呼んでライブを開催していたが、これを中止とする。
ただ、ガーデンでのフードコートは引き続き開店するとのことだ。
パタヤでは様々なカウントダウンイベントが予定されていたが、おそらくほとんどすべてのイベントがキャンセルになると思われる。
300人以下の小規模なイベントに関しては開催可能だが、事前の許可が必要とのこと。
現時点では、タイ全土ないしパタヤでのロックダウンや娯楽施設の閉鎖、酒類販売禁止、外出禁止などの措置は発表になっていない。
まずは、多くの人が集まるイベント開催が中止となった段階だ。
本日午後6時より、プラユット首相によるテレビ演説が開かれる予定。
昨日時点ではプラユット首相は政府としてカウントダウンイベント中止などの措置を取るには1週間の見極め期間が必要で、すぐにロックダウンを実施するつもりはない。ただし状況が改善されないならば、ロックダウンもありうると語っていた。
本日の演説で何が発表されるのか要注目。
広告