パタヤ千夜一夜

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タイ国内情勢

ロックダウンへのカウントダウン?

投稿日:2020年12月23日 更新日:

サムットサコーンで発生した大規模クラスターは、バンコクのほか、タイ各地へ広がりを見せている。
これを受けて、各県では規制強化を打ち出し、また年末年始カウントダウンイベントは続々と中止が発表されている。
パタヤでもカウントダウンイベントの中止が発表されたばかり。
そんな状況の中、タイ首相がテレビ演説を行った。

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首相演説概要

昨日午後6時よりタイ首相によるテレビ演説が放映された。

タイ政府広報により、首相演説の英文が発表されている。

以下、日本語でざっくりとした概要にまとめる。

Covid-19 再生 我々は強くあらねばならぬ

・サムットサコーンでのアウトブレイクに際し、みなさんの協力に感謝します

・現在世界的に状況は深刻な悪化を見せ、イギリスでは新種の菌株が確認された。
世界中で悪化する状況は、タイにも深刻な結果をもたらす。

・世界経済の回復に時間がかかり、景気回復にも影響を与える

・外国から人々を招き入れるために緩和した規制に対して、さらに多くの注意を払う必要がある。タイ国民にとって最大のリスクは、入国してくる人々が病気を持ち込み、健康や経済に壊滅的な打撃を与えること。それを防ぐため、空港その他、入国ポイントでは特に注意が必要となる。

・タイ国内でより厳格なガードを維持する必要がある。さらに追加の規制が必要になるかもしれない。とりわけ新年祝賀イベントをどうするかについては、今週中にCCSAの会合を開き、追加の規制を検討し発表する。

・今保健衛生上の規制を緩和することは、国内すべての人にさらに大きな経済的苦痛をもたらすことになる。タイでは、パンデミック発生当初から市民の安全を厳格に守ってきており、その結果として、他の国よりも経済的苦しみが少なく、通常通りの日常生活や医療体制継続することができた。

・社会的責任を怠り、何百万人という人々に苦しみを与えるのは、たった一人か二人の不注意かつ利己的な行動によるものだということを忘れてはいけない。

・不法移民をタイ国内連れてくるネットワークについては、断固として訴追していく。

・回復への道のりは長いが、タイはこの恐ろしい病気の影響をもっとも受けていない国の一つであり続けることができると確信している。

・国外で状況は悪化しており、これまで以上の注意が必要。この戦いにおいて、継続的な協力と団結をお願いしたい。

 

日本語翻訳は大まかなため、全文は上掲リンク先で必ず確認のほどを。

外国の状況と対比させる形で、タイ国内の規制について論じている。
世界的に悪化しており、中には完全ロックダウンを実行し、市民の自由は制限され、経済活動が止まっている国もある。
タイではパンデミック発生当初に厳しい措置を取っていたため、その後は比較的自由な日常生活が送れるようになったのも確かだ。
ここに来て、タイ国内でも再び脅威が襲いつつある。
今一度気を引き締めて、感染封じ込めに挑もうではないかという意思表明といったところだろうか。
今回の演説では、具体的な規制強化についての言及は一切無し。
外国でのロックダウンについては述べているが、タイ国内で実施するかについては何も語っていない。

ロックダウンへのカウントダウン

カウントダウンイベントについては、政府として全国規模での一斉中止命令はいまだに出していない。
各県知事での独自判断によるものだ。

今回の演説でもカウントダウンイベント中止措置などの規制強化については、今週中に検討すると述べたにとどまっている。
月曜日の首相談話では、一週間は事態の推移を見守る必要があると述べていたが、今週中にCCSAで対策会議を開いて決定することになった。
具体的な会議の日程はまだ不明。

ただ、もはや全国規模でのカウントダウンイベント中止はほぼ確定といえそう。
人の集まりはとにかく控えという流れになっている。

それよりも気になるのがロックダウンを本当に実施するのかどうかだ。

タイでは、今年の3月下旬に非常事態宣言が発令、その後、店内飲食禁止やショッピングモールの閉鎖や夜間外出禁止や酒類販売禁止などロックダウン措置が取られた。
夜間外出禁止が解除され、日常生活がほぼ元通りになったのは6月中旬のことだった。
それまでは程度の差こそあれ、ロックダウン状態が続いていた。
特に4月から5月にかけては苦しいときだった。
パタヤでは中心部を外部と隔絶させるシャットダウンまで実施された。

あのロックダウン生活をまた余儀なくされるのかと思うと、さすがにげんなりしてくる。

さすがに一度実施していることなので、制限をかけるほうも受ける側も、身の振り方は心得ている。
今回新たにロックダウン措置が取られるとしても、前回ほど長くはならないとは思う。
かりに本当に実施するにしても、年末年始の2週間程度におさまるかもしれない。

でも、やっぱりロックダウンは回避してほしい。

現状では、タイ全土でロックダウンが本当に実施されるかは何ひとつ決まっていない。
あるか、ないか?
パタヤのタイ人に聞いても、ハーシップハーシップ(50/50)という答えが返ってくるだけ。
誰も正解は知らない。
でも、ひたひたとロックダウン再びの足音が聞こえてくるように気がしてならない。
ロックダウンしたままでのパタヤ年越しは本当に勘弁してほしい。

タイ入国規制

あと気になるのは、タイ入国規制について。

観光業の復興のために、タイでは外国人観光客受け入れ再開がすでに始まっている。
特別観光ビザからスタートし、観光ビザの発給再開、さらには日本など56カ国へのビザ免除措置も始まった。日本からは観光目的でのノービザ入国が可能となっている。

が、今回の首相演説で外国人入国については厳しく注意する必要があると述べている。これまでの入国制限緩和措置が、また厳しくなる可能性もある。

ただ、ノービザ入国であっても14日間の隔離は必須のままであり、不法移民による感染拡大とは少々問題が異なる。
とはいえ、外国人の入国そのものを制限する動きへと逆行することも考えられるため、現時点ではなんともいえない。

まとめ

状況は刻一刻と変化している。
タイ各地で新規感染者が見つかっている。
首相演説後、この記事を書いている最中にも、サムットプラカーンやサムットソンクラームでの一部ロックダウン実施の情報が流れている。
事態は予断を許さない。
でも無用な予断も不要。
慌てて騒がず、用心を怠らず。

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