4月23日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は昨日より大幅に増加。過去最多を記録した。累計でも5万人を越えた。
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タイ全国の感染状況
4月23日発表、タイの新規感染確認者は2,070人
(累計50,183人)
外国からの入国8人
国内感染(病院にて検査):1,902人
積極調査:160人
死亡:4人(累計121人)
亡くなった4人
・バンコクの72歳男性、プーケット訪問歴あり
・ソンクラーの74歳男性、高血圧と心不整脈あり
・サムットプラカンの29歳女性、肥満
・サムットプラカンの83歳男性、糖尿病、高血圧、慢性腎疾患、心臓病あり
国内感染内訳
バンコク740
チェンマイ237
チョンブリ125
プラチュワップキーリーカン44
ノンタブリ29
サムットプラカン79
サムットサコン48
パトゥムタニ41
ラヨーン35
スラタニ38
ウドンタニ28
アユタヤ31
(その他多数の県)
全国での感染者は過去最多。バンコクの感染者も過去最多となった。
4月1日から23日まで県別感染者計
1バンコク 5,515
2チェンマイ 2,834
3チョンブリ 1,665
4サムットプラカン 905
5ナコンラチャシマ 342
6サムットサコン 544
7プラチュワップキーリーカン 941
8パトゥムタニ 410
9スラタニ 310
10ラヨーン 343
累計トップ3は、バンコク、チェンマイ、チョンブリ。
娯楽施設に関連すると見られる感染は、バンコク40例、バンコク周辺県で9例、他県で48例となっている。
感染者との接触など他のリスク要因による感染は、バンコク653例、バンコク周辺県197例、他県980例。
最近1週間の感染者数の推移
これまで1000台であったが、ついに2000台に入った。
外国からの入国4人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
出発国は、インド5、トルコ、パキスタン、マレーシア。
アジア各国の統計
日本は新規感染者5,292人で前日(4,342人)よりも大きく増加。東京、大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言発令へ。
フィリピンでは1万人を大きく割り込むまで減少。
インドではついに33万人を越えた。
カンボジアでも感染者が増加しており、プノンペンはロックダウン。
ラオスでも同様にビエンチャンが4月22日午前6時からロックダウンされている。
タイワクチン接種状況
2月28日から4月22日まで累計:964,825回
初回接種:834,082人(+87,465)
2回目接種:130,743人(+12,520)
タイ入国者数(フライト)
4月17日から4月23日の空路によるタイ入国者数
帰国タイ人:2,801人
外国人:3,936人
累計
タイ人:164,774人
外国人:117,892人
久々に外務省集計によるタイ入国者がCCSA資料に掲載された。
外国人入国者数は1日あたり562人。特に増えていないようだ。
4月からは隔離期間が短縮となったが、それと同時に第3波も発生。
タイ入国を延期した人も多いと思われる。
CCSAブリーフィング概要
連日開催のCCSAブリーフィング。
・新規に確認された感染症例は最多となった
・4人の犠牲者のうち3人は高齢者
・バンコクの老人介護施設で新しいクラスターが発生。チェンマイの瞑想会場では小さなクラスターが発生。
・バンコク都には大量のベッドが必要だが、向こう3週間の充分なベッドがある。政府は増加するベッド需要に対処するため、利用可能なベッドをプールしておく計画を立てている。
・ロシアがタイに対してスプートニクVワクチンを供給することに合意した
・スラタニー、カンチャナブリなど多くの県では、公共の場でのマスク着用を義務化している。違反した場合は最高2万バーツの罰金が科される。
・バンコク都では、重篤な患者の増加に対処すべく、症状が重くない患者のためにより多くのホスピテルを設立する
・政府では、重症患者に対応するため、ICUユニットの拡張を計画中
・入国管理局のオンラインサービスが通常運用を再開した
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