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タイ国内情勢

カオサン通り近くのホテルで火事、日本人負傷者も。タイ各地で交通事故。

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タイで観光客が巻き込まれる悲劇的な事故が相次いで起きている。
12月29日の早朝には、パタヤで日本人男性が刺されて亡くなった。
また、同日の夜には、バンコクのカオサン通り近くのホテルで火災があった。
いずれも日本のテレビ局ニュースやネットニュースでも取り上げられており、知っている人も多いかと思う。
また、バンコク・スワンナプーム空港発韓国ムアン空港行きのチェジュ航空の事故では、タイ人二人も亡くなった。

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カオサン通り近くのホテル火災

火災が起きたのは、バンコクのThe Ember Hotelだ。
カオサン通りからほど近いところにある。

地図

カオサンの裏通りがランブトリ通りで、そのまた隣が今回火災があったホテルのある通りとなる。

現在、エンバーホテルは臨時休業となっている。ホテルからは緊急告知が発表された。

タイの新聞やメディアでは詳しい続報が出ている。
12月30日夕方時点の情報では、この火災による犠牲者は3人となった。
24歳のブラジル人女性、27歳のウクライナ人男性、35歳のアメリカ人男性。
負傷者は7人。タイ人男性2人、日本人男性1人、外国人女性1人、ドイツ人男性1人、ドイツ人女性1人、中国人男性1人。
外国人女性1人は日本人との情報もある。

当局の調査によれば、出火元は511号室と見られている。511号室は韓国人男性3人が宿泊していたが、火災発生時は不在だったという。当局は韓国人男性3人の行方を探している。

亡くなった24歳のブラジル人女性は、先週恋人からプロポーズを受けたばかりだという。
恋人と一緒に504号室に宿泊中に火災に遭遇。脱出中に恋人とははぐれてしまい、暗闇の中で誤って511号室に入ってしまい、そのまま亡くなってしまった。

ホテルがオープンしたのは2022年4月とまだ比較的新しい。
小規模のホテルのため、スプリンクラー設備設置義務はなかったという。

観光スポーツ省によれば、タイ政府は犠牲者1人につき賠償金100万バーツ、負傷者1人につき50万バーツを支払う用意があるとのこと。

観光バスの交通事故

観光客が巻き込まれる交通事故が起きている。

30日早朝には、バンコクからパンガン島へ向かう2階建てバスがチュンポンにてトラックに追突して、17人が負傷した。バスにはヨーロッパの観光客が多く乗車していた。

29日の夜には、ランパーンで、バンコクからチェンマイへ向かう乗客40人の大型バスが火災を起こして炎上した。
走行中に車両後部のエンジンから煙と炎が出ていることに気づいたドライバーが停車し、乗客全員を降車させたという。

タイでは年末年始の新年期間の一週間に交通事故が多発する。
12月27日から29日の3日間だけで、交通事故数が900件近くに達し、亡くなった人は143人以上となった。負傷者は841人。
事故数が最も多いのはアユタヤで、亡くなった人が多いのはバンコク。
事故原因は、スピード違反が最も多くて、次に飲酒運転だという。

パタヤでも連日事故が起きている。
ここ数日は毎日死亡事故が発生しているほどだ。

パタヤ中心部は、カウントダウンイベント開催もあり、どこも大渋滞となっている。
でも夜間は交通量が減少し、大通りを猛スピードで走る車やバイクは珍しくない。
見るからに危険な走行も多数あり、本当に油断できない。

パタヤでも飲酒検問は実施されているものの、それでも飲酒運転は後を絶たない状況だ。
パタヤでは夜間の走行は要注意。

チェジュ航空の悲劇的な事故、パタヤで日本人が刺された事件、バンコクでのホテル火災。
今年の年末はタイにまつわる事故が多いような気がする。
くれぐれもお気をつけを。

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