Soi Potholeなんて別称に付けられているソイチャイヤプーン。
変わらないのは路面の凸凹だが、パンデミック前と後とでは、店の種類に大きな変化がでてきた。
昔ながら怪しいマッサージ屋やうらぶれたバービアが減って、小綺麗なバーやジェントルマンズクラブが増えてきた。
瘴気漂う魔境感がかなり薄れてきたものの、遊べる場所は山ほどある。
そんなソイチャイヤプーンに新しい店がオープンした。
店名は、OXO Gent's Club。
当初は、SLUTZとなるはずだったが、OXOに変わった。
地図
Gent's Clubというからには、ジェントルマンズクラブなのだろうか。
オープンしてまだ1ヶ月も経っていないはず。
さっそく入ってみた。
入店は深夜1時半頃。
店は広い。
2階部分も多くが吹き抜けとなっていて、開放感あり。
けっこう金がかかっていそうな作りだ。
ハイローラーズといい、ソイチャイヤプーンらしからぬ店である。
入って右側にドリンクカウンター。
中央にはお立ち台タイプの小さなステージが2つある。ホットパンツ系の衣装を着たダンサーが踊る。
壁際にはソファー席があって、ソファー前にもさらに小さなステージが設置されている。
入って左手にはビリヤード台あり。
大きなモニターではスポーツ中継が流れている。
なんじゃこの店は?
とりあえずソファー席に座ってみる。
瓶ビールはLEO小瓶が110バーツ。
バービアにしては高いが、ゴーゴーにしては安い。
「この店はなんだ?」と聞くと、ジェントマンズクラブとゴーゴーバーとスポーツバーを兼ねた店と言われる。
同じ質問を頻繁にされるそうだ。
まあそうだよね。
話し相手になってくれた人は、以前は、ソイボンコットのバビロンなどで働いていたらしい。
あの店もいちおう店内でダンスありだし、テレビでスポーツ中継も見られるし、そういう点では同じか。
お立ち台で踊るのは3,4人。
ゴーゴーのようにきっちりしたものでなく、かなりのフリースタイルだ。
平気でステージから降りてきたりもして、また戻っていく。
入店が深夜だったこともあろうけど、みんなテンションが高い。
そのうち、店内の音楽がイサーン音楽のモーラムに変わると、さらにテンションアップだ。
閉店間際のモーラムで盛り上がるのはゴーゴーも同じだ。
おもしろい店だなあ。
客層はちょっと年齢層高めのファランが多い。
でも奥の方のソファー席ではアジア系のグループ客が大宴会で大盤振る舞いしていた。
話によると、上階にはショートタイム用の部屋があるそうだ。そのあたりはいかにもジェントルマンズクラブだ。
バーファインという名の部屋代400バーツとのことだが。チップは聞いていないが、バビロンに準じるならば、ショート1000もしくは1500だろう。
外への連れ出しバーファインは不明。たぶん1000バーツくらいしそうな気がする。
ダンサーというかホステスというか女性陣は7,8人。
2階に上がりたいとか外に連れ出したいと思えるダンサーは見当たらず。
正直、かなり厳しい。
早い時間帯であれば、もっとレベルが高くで人数も多いかもしれない。
深夜2時過ぎまで飲んでいたが、閉店は午前3時半と言われた。
ソイチャイヤプーンで深夜3時半閉店は遅いほう。
いやあ、おもしろい店だった。
ソイチャイヤプーンの魔境感はないけれど、こういう店もアリだ。
ゴーゴーのようにじっと座るだけというのはちょっとしんどいかも。
ダンスはあるけれど、見学するようなものでもない。
1人で訪れて、英語やタイ語のみで会話もあまりできない人は厳しい。
できれば2,3人のグループで訪れたほうが楽しそうだ。
ソファー席はけっこうまったりできていい。
興味がある人は、OXOをのぞいてみまsみょう。
なお、OXO隣には、Penguinというゴーゴーがオープン予定。
まだ店内工事中で、オープン時期は不明。
日系店のようだが詳しいことはわからない。ファラン客がメインのソイチャイヤプーンで日系店がどこまでやれるのか。