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タイ国内情勢

CCSA決定:タイ非常事態宣言延長、ゾーニング変更、娯楽施設早期再開

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本日CCSA本会議が開催され、いくつかの決定事項があった。
まずは、非常事態宣言の延長、ゾーニング変更、娯楽施設再開について。

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非常事態宣言延長

11月30日で期限切れとなる非常事態宣言は2ヶ月延長することがCCSA本会議にて決定した。
新しい期限は2022年1月31日までとなる。
これが通算15回目の延長。

厳密には内閣承認と官報掲載をもって正式決定となるが、実質決定済み。

ゾーニング変更

各県の状況に応じた色別ゾーン分けが、12月1日より変更される。

ダークレッド6県⇒0県
レッドゾーン39県⇒23県
オレンジゾーン23県⇒23県
イエローゾーン5県⇒24県
グリーンゾーン0県⇒0県
ブルーゾーン(観光パイロット/サンドボックスエリア)4県⇒7県
(その他19県の一部運用エリア)

ブルーゾーンの一部エリアは、上掲地図の青い点に相当する。

ダークレッドゾーンの指定がなくなる。これにより、夜間外出禁止令はタイ全県の解除が実現となる。
チョンブリ県はレッドゾーンからオレンジゾーンへ1段階引き下げとなる。
ブルーゾーン(観光パイロット/サンドボックスエリア)は全部で7県となる。
バンコク、クラビ、カンチャナブリ、ノンタブリー、パトゥムタニ、パンガー、プーケットの7都県。
さらに、「その他19県の一部エリアで運用する」との記述がある。

各ゾーンでの規制内容の設定に変更はないようだ。
現行の規制措置が継続することになる。

県全体がブルーゾーンとなった7県、それにイエローゾーン24県では、原則として店内飲酒は認められる。県知事判断により営業再開許可が与えられる。
バンコクやプーケットではすでに店内飲酒が再開されている。

12月1日よりオレンジゾーンとなるチョンブリ県では、飲食店の営業は通常通り可能だが、アルコール提供は不可のまま。
ただ、パタヤはサンドボックスエリアとなっており、バンコクと同じブルーゾーンでの運用ルールが適用されるのならば、レストラン店内飲酒が認められる可能性がある。
このあたりの詳細はCCSA会見でははっきりしていない。

いずれにせよ、最終判断は県知事が下すことになる。
パタヤで12月1日から店内飲酒が再開されるかは、現時点では不明のまま。
チョンブリ県の正式決定を待つ必要あり。

娯楽施設再開は?

娯楽施設の再開について、CCSA会見では軽く言及される程度にとどまった。

2022年1月16日の再開が先にアナウンスされたが、事業者からは早期再開してほしいという声が多い。CCSAでは、事業者と協力して、早期再開へ向けて取り組んでいく。状況によっては早期再開できる可能性があるとしている。
ただ、具体的日程など発表されていない。

なにもはっきりしたことは語られておらず、どうにもすっきりしない内容だ。
原則としては、娯楽施設の再開予定は来年1月16日のまま。
でも場合によっては、一部店舗限定で年末までに再開されるかもしれないといったところ。

また、娯楽施設再開へ向けた取り組みや再開基準についての資料が発表されている

営業時間は24時まで、アルコール提供は23時まで。
カラオケサービス不可、ダンスエリア不可、グラスシェア不可、客との濃厚接触となるサービス提供不可などの規制あり。
客は入場の際には、ワクチン接種済みであることを登録し、毎回ATKで陰性結果を示す必要がある。

これらは検討段階でまだ決定したわけではないが、このまま決定すれば、かなり厳しい措置となりそうだ。

まとめ

非常事態宣言は2ヶ月延長。
夜間外出禁止令はタイ全土で解消。
パタヤで店内飲酒が再開されるかはまだわからない。
そして、ナイトライフ娯楽施設再開がどうなるかはまだ不明。少なくとも12月1日再開はない。
少々煮えきれない発表となったが、あとの詳細は県知事命令を待つしかない。

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