タイ国内情勢

タイの非常事態宣言は2ヶ月延長に、エンデミック化宣言は未だならず

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本日7月8日にプラユット首相を議長とするCCSA本会議が開催された。
タイは、6月末に国内規制がほぼ撤廃され、7月1日からはタイランドパスが廃止されて全面開国状態にとなっている。
ポストパンデミックへ向けた動きがどうなるのか。

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非常事態宣言は2ヶ月延長

CCSA本会議にて非常事態宣言の2ヶ月延長が承認された。
現行に非常事態宣言は7月31日までだが、9月30日まで延期する。
これが19回目の延長となる。

マスク着用義務解除は継続

CCSA会見では、タイ国内の感染状況を説明。
タイでは新規感染者が増加している。
入院が必要な患者もわずかに増階中だが、死者数はこれまでどおりに低いまま。
規制緩和により、リスクの高い場所でクラスターが発生している。とりわけ空調の効いた教室のある学校で増えている。
学校は感染予防対策を確立するよう求められ、各個人も予防対策を取り続けうよう要請される。

CCSA広報官によれば、マスクの着用は法律的には義務付けられているが、感染リスクが高い場合や換気の悪い場所ではマスク着用を強く推奨すると、プラユット首相が述べたとのこと。

マスク着用義務解除が解除され、また義務化するという噂も出ていたが、義務はないままだ。自主的な判断にまかされている。
ただ、公共交通機関などではマスク着用が必須。

ポストパンデミックへの戦略

当初は7月1日にエンデミック化宣言、つまりポストパンデミックへ移行するという計画が立てられていたが、明確な宣言は出ていない。

本日の会見では、ポストパンデミックフェーズの安全に移行するため、保健省が定めた出口戦略を発表した。
人口の60%がブースター接種を受ける。毎日4,000人の入院患者が予想される。死亡率は0.1%未満と予想され、入院率は25%未満でなくてはいけない。

要するにまだポストパンデミック段階には入っていない。
エンデミック化はまだだ。

タイへの旅行者増加

タイに入国する旅行者数が発表された。

7月6日のタイ入国旅行者は30,947人

トップ5
1位マレーシア5,315人
2位インド3,077人
3位シンガポール1,814人
4位ベトナム1,667人
5位オーストラリア1,369人

直近ではマレーシアが多い。
ソンクラーのサダオ陸路入国ポイントを通って、マレーシアからタイに入国する旅行者が大きく増えている。

2022年1月1日から7月6日のタイ入国旅行者

累計:2,214,132人(前年同期比3,684%増)

2022年5月は521,410人
2022年6月は709,967人
7月1日から6日は191,712人

トップ5
1位インド249,466人
2位マレーシア227,146人
3位シンガポール137,739人
4位イギリス128,369人
5位アメリカ112,791人

1日あたり約3万人が入国しており、今月は100万人を越えるかもしれない。
累計旅行者数で一番多いのはやはりインド人だ。

タイ陸路国境は、22県の39箇所の常設国境検問所がオープン。

2022年5月1日から7月6日国境検問所利用者

ラオス 入国108,474人 出国94,267人
ミャンマー 153人 156人
カンボジア 149,045人 154,567人
マレーシア 226,270人 239,367人
累計 483,942人 488,357人

ミャンマーとの陸路国境もオープンとなっているが、極端に利用者は少ない。
この状態では外国人が気軽に陸路でタイとミャンマーを往来するのは厳しそうだ。

ラオス、マレーシア、カンボジアとの陸路での往来は簡単だ。
基本的にワクチン接種証明書さえあれば入国できる。中にはワクチン接種証明書もいらない国もある。
ミャンマーをのぞいて、東南アジアの国々の往来はほぼ元通りになってきた。

タイ国内の旅行者数も発表された。

タイ国内旅行者(1月1日から7月6日)
6,780万人(前年同期比174%)

旅行先トップ5
1位バンコク
2位チョンブリ
3位カンチャナブリ
4位プラチュワップキーリーカン
5位ペチャブリ

海外からの旅行者ほどではないが、国内旅行者も増加中だ。
連休ともなれば、パタヤにも多くのタイ人観光客が遊びに来る。

まとめ

非常事態宣言が2ヶ月延長されたことからもわかるように、ポストパンデミックへの移行はまだ時間がかかりそうだ。
ただ規制が厳しくなることは今のところない。
タイ全面開国は始まったばかりだ。
しばらくは現状維持ということになりそう。

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