パタヤのウォーキングストリートといえば、通りにせり出した派手でけばけばしい看板が名物。
いろんな欲望を喚起させる。
パタヤの夜を象徴するウォーキングストリートの看板が撤去された。
正確には違法な看板のみが強制的にすべて撤去された。
ウォーキングストリートの空が広くなった。
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ウォーキングストリートの違法看板総撤去
現在のウォーキングストリートの入り口はこんな感じ。
ゲートは今までどおりだ。
が、中に入ると、明らかに違和感がある。
看板がない。
本当になくなっている。
目立つのは電信柱のみ。
なんだか空が大きく見える。
ウォーキングストリートの大きくせり出した看板はずっと問題視されてきた。
ウォーキングストリート内で火災が起こった際には、消防車両進入の妨げとなり、消火活動に支障が出ることもあった。
また、電線類地中化工事の邪魔にもなっている。
看板設置には規制があり、建物から大きくせり出してはいけないことになっている。
(2023年6月の様子)
現実的には大半の看板が違法設置状態にあった。
そこで、パタヤ当局は各事業者に対して違法看板を撤去するように通知。
一定期間をおいても撤去に応じなかった事業者の看板を強制撤去していくことにした。
先日から強制撤去が開始され、ついに全撤去に至ったということだ。
本当にせり出した看板がことごとく撤去されている。
エビはセーフらしい。
WOOD BALLやSTARS CLUBの看板は通りにせり出しておらず、これまたセーフ。
奥に進むと、本当に看板がなくなっていると実感。
ちょっといかがわしいセンセーションズの巨大看板も撤去。
さらにいかがわしい79CLUBの看板もあっさりなくなった。オープンして日が浅いのに。まあ、入り口上部の看板は相変わらずモザイク処理が必要だけど。
ちなみに、Pin-upはネオンサインの工事をしていた。
旧ハーレムの看板は建物からせり出しているが、これはオッケーなのか。
それにしても、見事なまでの看板総撤去である。
今回ばかりはパタヤ当局も気合が入っていた。
撤去した看板は持ち主に返却するそうだ。
大きく傾いた電信柱もなんかとしてほしい。
これからは電線類地中化工事をさらに進めていくことになる。
地中化工事自体はすでにほぼ終了しており、次は地上の電柱と高圧線を撤去していく工事に入る。
予定では10月初旬には電柱を撤去するとのこと。
あと2ヶ月ほどで電柱もなくなり、ウォーキングストリートはさらにすっきりした外観に変わりそうだ。
パタヤ市の草案では、ウォーキングストリートのアーケード化も計画されている。
ウォーキングストリート全体に屋根をかけて、より見た目のいい健全なモール化を進めるとかなんとか。
ソイ15の看板は健在
なお、看板が撤去されたのはウォーキングストリートのメイン通り内のみ。
脇道のソイ内の看板はそのまま残されている。
ソイ15は昔のままで、ごちゃごちゃした雰囲気が健在。
おっと、ミスティーズがなくなって、RUNWAY CLUBの看板に変わった。
新しい看板も設置できるのか。
ウォーキングストリート名物の看板の雰囲気を味わうならソイ15へ。
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