19日の午後6時から20日の午後6時まで、選挙投票日によるアルコール販売禁止措置が取られていた。
19日夜のパタヤは、バーがすべてクローズして、暗闇に包まれていた。
20日の午後6時にはアルコール販売再開。
よって、バーの営業も可能となった。
午後からソフトドリンク提供のみという名目で営業していたバーもあったようだ。逆に夜限定の営業になることを避けて、2日連続で休業する店もある。一部ジェントルマンズクラブは昼も夜も閉まっていた。
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夜のパタヤ
夜11時頃。
外は涼しい風が吹いている。
いや、むしろ肌寒さを感じるほどだ。
ソイブッカオは通常通りの営業。
車と人の往来はそれなりにある。
やはりファランばかり。
LKメトロ内でも通常通りに営業。
例によってセカンドロードはがらがら。
ビーチロードもがらがら。
日曜日夜はいつものこと。でも、いつも以上に人も車も少なくなったように思える。
ビーチに人はほとんどいない。
虚しく鈍く光るパタヤサイン。
ウォーキングストリート
こちらも毎度おなじみの光景となった。
暗い無人部分が続き、中央付近でちょっと明るくなる。
パンダが再開している。
12月18日グランドオープンの告知があったので、たぶん2日前に再開したはず。
店頭には白いドレスを着た呼び込みが多数出ている。通りかかる中国系客を熱心に勧誘。
ウォーキングストリートを歩く客は少ないが、中国系の客がたしかに増えているような気がする。むろんファランも日本人もいるが。
一度再開したものの閉店していたグラスハウスが、またもや営業再開している。
パンダもグラスハウスもクリスマスや年末年始の増客を期待して再開したのだろう。
パンダは金もかけているようだし、かなりの大勝負に出ている。
タイに入国する中国人が増えているのは間違いないし、パタヤでも中国人が増えつつある。それでもまだまだ数は少ない。今のパタヤのメイン顧客はファランだ。かなり厳しい経営になりそう。
ナイトライフの行く末
そして、サムットサコーンでの大規模クラスター発生である。
サムットサコーンはロックダウンされた。
バンコクでは感染防止のための規制が強化されている。
ナイトライフ施設では、ソーシャルディスタンスとダンス禁止などが規制が実施。
今のところ、ナイトライフの閉鎖は発表されていないが、年末にかけてどうのような措置が施行されるのかは不透明。
ロックダウンされなくても、ナイトライフ施設は閉鎖対象となりかねない。
実際、タイでは非常事態宣言発令前にナイトライフ施設は真っ先に閉鎖となっていた。
パタヤのバー関係者に話を聞いてみたが、やはりロックダウンとナイトライフ施設閉鎖を懸念していた。
あと数日が勝負だと知り合いのタイ人は言っていた。
2,3日中にタイ各地へ感染拡大していくようだと、ロックダウンもありうると見ているようだ。
バンコクがロックダウンしたりナイトライフ閉鎖があると、チョンブリ(パタヤ)もバンコクに追従するのがこれまでの流れ。
パタヤが大丈夫でも、バンコクの影響を大きく受けてしまう。
深夜にビールを飲みながらそんな話をしていると、体が冷えてきた。
明らかに気温が下がっている。
深夜3時半で気温が20度。
体感温度も20度とのことだが、氷入りのビールで体はもっと寒く感じる。
朝方には18度まで下がるようだ。
街は冷え込み、景気も冷え込み、ロックダウンの懸念でさらに冷え込む。
クリスマスまであと4日。
大晦日まであと10日。
これ以上冷え込みは勘弁してほしい。
年末にむけて、パタヤのナイトライフ施設がどうなるのか、現時点では何もはっきりしていない。
カウントダウンイベントは予定通り開催予定となっているが、これも絶対とはいえない。
ナイトライフが閉鎖されるのか、パタヤもロックダウンされるのか、まだ何も決定していない。
パニックになってはいけない。でも再びのロックダウンだけは本当に勘弁してほしい。
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