ソイブッカオの南側には、なぜかは知らないが、イスラエル系の店やゲストハウスが多い。
この旅行代理店も、看板がヘブライ文字となっている。
あまり目立たないけれど、イスラエル国籍者に限らずユダヤ系旅行者や在住者は、パタヤに少なからず存在しているようだ。
旅行代理店の隣には、イスラエル料理レストランのJasmineがある。
タイ人店員に聞いてみると、たしかに「アーハーン イスラエリ」とのこと。
イスラエル料理かあ。
わたしはイスラエルを訪問したことあるけれど、ずいぶん昔の話だし、あんまり何を食べたか覚えていない。
オリーブオイルを使った地中海料理が多かったような。パエリアもあったような。
ゴルゴダの丘とか嘆きの壁とか岩のドームなんかはよく覚えているだけど。
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ジャスミンのブレックファースト
ブレックファースト125バーツの看板が目に入ったので、とりあえず食べてみた。
たぶんイスラエル料理とは関係ないだろうけど。
店内はエアコンが効いている。
屋外席は喫煙可能。
屋外席からの眺め
まずはコーヒー。これは定番のBON CAFEですな。可もなく不可もなく。
本体
ずいぶんと見本写真と違うようですが。
卵が二つ。
ベーコンはまずまず。
タコさんを彷彿とさせるウィンナーは、あきらかな既製品で今ひとつ。味はタコさんウィンナーレベル。
トーストは小さめだが、風味があっておいしい。
豆はいたって普通。
見本写真にあるサラダはどこへ行ったのか?
この内容で125バーツならリピートは無いかな。
80バーツか90バーツが妥当なところ。
その他のメニュー
やはり地中海料理が多いようだ。
トマトをよく使っているみたい。
アラブ料理同様、豆を使った料理も多い。
シュニッツェルなんかも扱っている。
これは、東欧系アシュケナジム移民の影響だろうか。つまり、東ヨーロッパ出身のユダヤ人が好んで食べる料理ね。かのアインシュタインもアシュケナジムの一人。
でも、メニューの説明がヘブライ語だけというのは勘弁願いたい。せめて英語も併記してほしい。サンドイッチ系はおいしそうなんだが、まったく何が何だか。
タイ料理は英語表記だけだし、どこかずれているなあ、このメニューは。
ローマ帝国によって古代ユダヤ王国が滅亡してから現代イスラエル国家が建設されるまで約2000年間、ユダヤ人は世界中をさまよってきた。
一般論としては、まとまったユダヤ人社会がないのは、世界の中で日本だけとさえ言われる。
日本ではめったにお目にかかれないイスラエル料理だが、パタヤでは気軽に食べることができる。
興味がある人は、イスラエル料理レストラン「JASMINE RESTAURANT」へどうぞ。
地図
営業時間は、8時から23時まで。
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