パタヤタイ(サウスパタヤ)のワットチャイモンコーン近くには、屋台が多数、軒を連ねている。
昼間でも多いが、特に夕方から深夜にかけては、車道にまでテーブルが置かれて、大繁盛である。
今回紹介するのは、どちらかというと早い時間帯にオープンしているカオガマンガイ屋台。
夕方から夜10時か11時くらいまでの営業だと思われる。
場所は、パタヤタイ通りの北側、クルンタイ(KRUNGTHAI)銀行の隣くらい。
ワットチャイ正門から歩いて2,3分くらいかな。
「CHIC」と看板のある美容クリニック(?)の店前スペースで営業している。
右隣はパッタイ屋。
道路向かいから見た屋台の外観
道路向かいの様子
調理台をアップで
見てのとおり、カオマンガイがメイン。
CHICKEN WITH RICE FRIED CHICKEN RICEと英語表記してある。
単語がひっついてしまっているが、カオマンガイと、カオマンガイトートのことだろう。
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カオマンガイ
まずは、カオマンガイを食べてみた。
スープが大きな器で出てきた。これは、いたって普通かな。
ついで、メインディッシュが登場。
鶏肉がほどよく分厚い。
しかも、いいツヤが出ている。
お、うまい。
柔らかくて、それでいて弾力のある食べごたえ。
いい仕事してるなあ。
内臓系もしっかり煮こまれており、臭みが少なく食べやすい。
ブッカオとパタヤタイ交差点にあるカオマンガイ屋の鶏肉に匹敵する旨さじゃなかろうか。
ご飯もあぶらぎっておらず、食べやすい味。
ここのカオマンガイはうまいね。
関連記事:ブッカオとサウスパタヤ交差点にあるカオマンガイ屋台の鶏肉が肉厚かつジューシーでおいしかった。
クィッティアオ
店構えにヌードルチキンと書いてあるとおり、ここにはクィッティアオも置いてある。
2回目の訪問では、バミーを注文してみた。
バミー専門店ではないので、ムーデーンは扱ってなさそう。
ならば鶏肉を入れてもらいたいところ。
カオマンガイ用の蒸しどりを入れてもらえるはずだ。
「バミーガイ」とだけ言えば通じる。
たぶん、英語で「ヌードルチキン」でもオッケーのはず。
あ、いや、それだと、黄色い中華麺(バミー)ではなくて、細い米麺(センミーかセンレック)で出されるかも。
タイでクィッティアオを食べるなら、麺の種類は必ず覚えておきましょう。
センミー=極細麺
センレック=細麺
センヤーイ=極太麺
バミー=中華麺
バミーガイ到着
よし。
思惑通り、がっつり蒸しどりが入っているぞ。
かき混ぜてみる。
野菜は少なめかな。テーブルの上に、もやしなんかは置いてあるので、ご自由にどうぞ。
スープはあっさり味。
クセがなくて飲みやすい。
透明のスープは、ナムサイという。
特に指定しなければ、通常はナムサイで提供されるはず。
ちょっと物足りない場合は、唐辛子やナンプラーで味を整えよう。
麺のゆで加減は問題なし。
そして何より、やっぱり肉厚の鶏肉がうまい。
あっさりスープと、バミー麺と、鶏肉の相性が抜群である。
カオマンガイの油まみれのご飯や甘辛いタレが苦手な人でも、バミーと一緒なら鶏肉のうまさを味わうことができるはずだ。
ちなみに、同行のタイ人は、トムヤムスープのクィッティアオを注文していた。
見るからに辛そうな色。
かなり酸っぱ辛いので、好みが分かれるところ。
タイ人によれば、味はそこそこイケるとのこと。
カオマンガイもクィッティアオも一品40バーツ。
いつ来てもタイ人客でにぎわっており、味は確かなようだ。
ウォーキングストリートからも余裕の徒歩圏内。
ナイトライフを満喫する前に、ちょっと寄り道して、安くておいしいカオマンガイとクィッティアオはいかが?
一皿で物足りなければ、近くに屋台が多数出没。
焼き豚、焼き鳥、寿司(一貫7バーツ)、から揚げ、フルーツ、その他、なんでも揃う。
買い食いしながら、ウォーキングへ向かえばよし。
地図
この手のカオマンガイ兼クィティアオ固定屋台は、パタヤのあちこちに出ている。
他にもおいしい店はたくさんあると思うんで、自分の好みの屋台を見つけるのも、パタヤ滞在の楽しみの一つだろう。
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