パタヤでカイガタを食べようシリーズ。
セカンドロードとソイブッカオを結ぶソイ15という長いソイがあるが、そのセカンドロード側入り口近くに新しいベトナム料理系食堂ができている。
メニューにはカイガタあり。さっそく食べてみる。ひさしぶりのパタヤでカイガタだ。
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ソイ15のクイジャップユアンとカイガタ食堂
セカンドロードからソイ15に入ってすぐのところにオープンした新しい食堂だ。おそらく2023年11月か12月に開業したばかり。店名は不明。
表の看板には、クイジャップユアンと大きく書かれている。
ベトナム式のクイジャップで、要するにフォーみたいなものだ。ただ、麺はベトナムで食べるフォーよりも、もっとモチモチしている。
クイジャップユアンの隣には、カイガタだ。
外の見た目はちょっと古いが、店内はすごく綺麗でおしゃれ。
テーブルもしっかりしている。
清潔度は申し分なし。
外のテラス席では喫煙可能だ。
メニュー
ベトナム料理食堂と呼んではいるが、実際にはタイ料理がほとんど。
クイジャップユアンもカイガタもベトナム由来とされているが、もはやタイ料理化している。
メニューは写真入りで英語表記あり。
クイジャップユアン(Vietnamese Noodles)は、ポークとチキンの2種類。50バーツ。
カイガタ(Pan Fried Eggs)は60バーツ。
ムーヨーと呼ばれるソーセージを茹でたものや揚げたものもある。
タイ料理のメニューに載っているスープ系はいまはやっていないと言われた。トムヤムクンやマッサマンカレーは無し。
カオパットやガパオライスは提供あり。ガパオライスが60バーツ。
あとソムタムもある。
ベトナム料理とタイ料理とイサーン料理の食堂ってところか。
無料の水はなく、ペットボトルの水が10バーツ。
カイガタ
オーダーはもちろんカイガタで。
あらためて説明すると、カイガタとは、小さな鍋に目玉焼きやソーセージをのせたもの。カイは卵の意味で、ガタが鍋の意味。あわせて鍋卵。
ベトナムからイサーン方面へ伝わったとされている。
先日ベトナムのハノイで食べたカイガタの原型らしき料理。
タイのカイガタはもうちょっとシンプルだ。
ウドンタニーやノンカイでは朝食として気軽に提供されている。チェンマイやチェンライでも見かける。
パタヤでも食べられる店はあるものの、そこまで多くはない。
カイガタにはパンが付きもの。ベトナムでいうところのバインミー、つまりバゲットが付いてくる店が多い。
が、この店ではパンの提供はないそうだ。
嫌だ嫌だ。パンの付いてないカイガタなんて。
しょうがないので、近くのセブンイレブンでパンを買ってくる。バゲットはないのでクロワッサンにした。
こういう場合は持ち込みオッケーだ。店で売ってないんでしょうがない。
と、カイガタが到着。
いかにもカイガタという姿だ。鍋は火傷するほど熱いので気をつけろ。
目玉焼きが2個、ムーヨー、中華ソーセージ、ひき肉、ネギ。
胡椒がたっぷりかかっているが、卓上に置かれたチリソースをかけてやるといい。
カイガタとクロワッサンの無理やりなセットの完成や。
うん、いけるね。
とろける半熟玉子とソーセージを一緒に食べる。きつめの胡椒とチリソースがよく合う。
クロワッサンとカイガタを一緒に食べるのは初めてだけど、これも意外と悪くない。
ちょっと変わった味のクロワッサンサンドみたいな感じ。
セブンイレブンのクロワッサンはちょっと甘みが強いこともあって、やっぱりバゲットと一緒に食べるのがベターかも。
次回食べることがあれば、ベーカリーでバゲットを買ってから持ち込みしようかしらん。
あっという間に完食。
満腹にはならないけれど、ほどよい満足感。軽い昼食としていただくのがよさそう。
胃袋が大きい人は、カイガタとクイジャップユアンを両方食べてみよう。
他の客からのオーダーはクイジャップユアンが多いようだった。
カイガタが60バーツ。水10バーツ。店での支払いは70バーツ。別途持ち込みのパンが15バーツ。合計85バーツとなった。
地図と営業時間
グーグルマップにはまだ掲載がない。
地図(だいたいこのあたり)
セカンドロードからソイ15に入って、少しだけ歩いて右手にある。
営業時間は12時から23時までとのこと。
店のすぐ隣には、看板に40バーツと書かれたタイ料理食堂。現在も営業している。
ビーチロードとセカンドロードにはソンテウがぐるぐると走っており、訪問しやすい場所だ。
まとめ
パタヤのカイガタシリーズは過去何度も記事にしている。
今回の店は、王道中の王道のカイガタってところか。カイガタ単体で60バーツは、現在のパタヤだとそんなもの。
2024年現在でパタヤでカイガタが食べられる店がどれほど残っているかは未調査。
今確実にカイガタが食べられるのはソイ15の食堂です。
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