パタヤでカイガタを食べようシリーズである。
カイガタとは、ベトナム由来とされる目玉焼き料理。タイでは、ウドンタニーの名物とされている。
小さなフライパンの上に目玉焼きのほかソーセージやミンチ肉や野菜がのせられている。
シンプルながらうまい。
パンと一緒に食べるのがいい。
今回は、ようやく店内飲食を再開したパタヤタイのベトナム料理屋でカイガタを食べてきた。
パタヤタイのベトナム料理レストラン
今回の店は、オープン当初に一度紹介した。
その頃は、店先にテーブルを並べるだけの簡素な作りで、調理も店頭でやっていた。
メニューはほぼクイジャップユアンのみ。
関連記事:パタヤタイにあるクイジャップユアン。巨大骨付きあばら肉入りスープがうまい。
その後、店内でも食べられるようにして、本格的ベトナム料理レストランとなった。
2020年6月最新の外観
地図
グーグルマップの店名登録は、แซ่บเด้อ ก๋วยจั๊บญวน อาหารเวียดนาม(セーブドゥークイジャップユアンアーハーンベトナム)。店名は、セーブドゥーでいいみたい。
ずっとテイクアウトとデリバリーのみで営業していたが、ようやく店内飲食が解禁となっている。
店内の様子
アオザイなんかも展示してある。
ベトナムの片田舎のちょっと小綺麗な食堂といった雰囲気だろうか。
無料の水あり。
メニュー
メニューは、本格的ベトナム料理が並ぶ。
クイジャップユアンはもちろんのこと、
生春巻き
ネームヌン(ベトナムミートボール)
それにバインミーも。
バインミーはベトナム式のサンドイッチ。フランスパンに肉と野菜とハーブを挟んだもの。
同じくフランスの影響を受けているラオスでもカオジーというサンドイッチがある。
基本パクチー山盛り。
ベトナム料理メニューは英語での説明書きがしてあり、わかりやすい。
一般的なタイ料理も揃っているようだが、こちらは写真無し。
あと中国語の簡易メニューもあった。
壁にも料理の写真が飾ってある。
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カイガタ
今回のオーダーは最初から決めてあった。
フードデリバリーアプリで、この店にはカイガタがあるのは調査済みだった。
カイガタマニアとしては、ぜひとも店内で食べたいと店内飲食再開の日をずっと待っていたのだった。
ようやく念願がかなったというとかなりオーバーだが、まあカイガタはやっぱり出来たて熱々のものを小さなフライパンから直接食べたいではないか。
デリバリーでは少々味気ない。
カイガタが40バーツ。
パンが1個10バーツで2個オーダー。パンのことは、タイ語でカノムパンといえば通じる。
(ちなみにデリバリーだとカイガタ65バーツ、パン20バーツ)
さっそくカイガタが出来上がった。
蓋付きの安っぽいフライパンがいい味を出している。
中はシンプル。
目玉焼き2個、ソーセージの切り身とミンチ少々、薬味ぱらぱら。
続いてパン。
こちらもシンプル。ベトナムソーセージが挟まれているだけ。
カイガタには、ケチャップとシーズニングソースをかけていただく。
あほほどシンプルな料理なのだが、なぜかハマってしまう。それがカイガタ。
特上にうまいわけはないが、妙にやめられない魅力がある。
そして、この店では、パンとソーセージがうまい。
パンは焼き直しいるのだが、表面が固くならない程度のやさしい焼き加減で、パン生地の香ばしさがアップ。ケチャップを足してやるとなおよし。
ベトナムソーセージの風味と相まって、これまで食べてきたカイガタ付け合せのパンの中ではベスト。
水は無料なので、合計60バーツの支払い。なかなかお得なんじゃないかと。
カイガタ自体は至って普通だったけれど、このパンはあたりだ。
となれば、同じようなパンを使っているであろうバインミーもうまいに違いない。
パタヤでは、バインミーやカオジーはなかなか食べられる店がない。
センタンフードコート内のベトナム料理屋とダークサイドにも1軒あるくらい。
バインミーだけでなく、他のベトナム料理もおいしそうだ。
さらに調査の必要あり。
パタヤでベトナム料理が食べたくなったら、ここに来ればいいと思う。
クイジャップユアン、カイガタ、バインミー。
そそるね。
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