タイ料理の大定番のガパオライス。
豚ミンチを使ったパットガパオムーサップがこれまた定番だが、個人的にはカリカリ豚のムークロップを使ったガパオ炒めが好きだ。
いろいろ食べてきたが、今回紹介するレストランのガパオムークロップは、ぶつ切り肉が特徴的で、食べごたえあり。
パタヤサードロード沿いだが、短期旅行者でも余裕で行けるエリアにある。
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Sala Restaurant
店名は、Sala Restaurant。
サードロードとソイ19の角にある店だ。
パンデミック前には、クイティアオとタイ料理の店だった。
価格は手頃でわりと重宝していた店だったが、パンデミックにより閉店。
その後、バーっぽい店に変わったりもしたが、現在はSala Restaurantに。
表にはクイティアオガイの写真が出ている。
普通のタイ料理、イサーン料理もある。
店内の作りはパンデミック前の時とさほど変わらない。
椅子とテーブルは綺麗になっている。
全体的にすっきりした。ローカル感は残しつつも、清潔な食堂といったところ。
メニュー
メニューは写真と英語付きでわかりやすい。
ただ、料理の価格は総じて高めだ。
鴨肉ガパオライスが100バーツ。
牛肉煮込み150バーツ。クンチェーナンプラー180バーツ。
ちょっとめずらしいのが、Deep Fried tofu and prawn sauceで、たぶん麻婆豆腐だろう。150バーツ。
牛肉煮込みのガパオライス100バーツ。じつはこれが食べてみたかったが、この日は品切れとのことだった。
ガパオムーサップは80バーツ。目玉焼き(カイダーオ)が別途15バーツ。
ガパオムークロップも80バーツ。
ご飯ものは80バーツの設定だ。
カナームーは80バーツ、カオパットは80バーツ、ムーがティアムも80バーツ。
ローカル食堂に比較すると20から30バーツほど高い。
イサーン料理ではソムタムあり。ソムタムタイが80バーツ、ソムタムコラートも80バーツ。
カオトム(雑炊)は、ポークが80バーツ。
スパゲティーもあって、カルボナーラが150バーツ、スパゲティーキーマオが150バーツ。
クイティアオは、クイティアオガイが60バーツ。
ビーフだと70バーツ。
クイティアオ屋台に比べると10バーツほど高いだけ。
あと、本当に用意できるのかは不明だが、チムチュムとホットポットもある。
チムチュムはスモールが199バーツ、ラージが259バーツ。
ホットポットは火鍋で、350バーツ。
他にシーフードや肉を使った一品料理もけっこう種類豊富だ。
ドリンクは、水が10バーツ、コーラ20バーツとローカル食堂価格。
ビールは、シンハーの小瓶が65バーツ、大瓶が95バーツで、ローカルバー価格。
客層は、意外なことに、中国人や韓国人の若いグループが何組かいた。いろんな料理を頼んで、食事会にようになっていた。
ちらっと料理をのぞき見したけれど、一品料理系は量がそこそこ多くて、おいしそう。
グループで訪れると、わりとリーズナブルにいろんな料理が楽しめそう。
あとはローカルタイ人だ。クイティアオをオーダーしている人が多い印象。このあたりはバーで働くタイ人女性も多く住んでいて、気軽に食事に来るのだろう。
ガパオムークロップ
というわけで、第一希望の牛肉煮込みが品切れだったため、ガパオムークロップをオーダー。
カイダーオを追加すると、合計95バーツになる。
10分ほどでガパオライス到着。
なかなか迫力のある見た目である。
山と盛られた白ご飯の上にカイダーオ。まさに山上に星が輝くかのごとし。カイが卵、ダーオは星の意味だ。
そして、カリカリ豚の切り方の大胆なことよ。
ここまで大きいサイズのムークロップは珍しい。
他のローカル食堂のムークロップはもっと小さく切ってあるものだ。
一個一個が大きすぎて、半分に切ってから食べないと駄目なほど。
味はとにかくジューシーである。まあ、ぶっちゃけ脂身が多くてジューシーというより脂っぽいのだけど、バラ肉を使っているので当然といえば当然。
このジューシーさとタレと唐辛子とガパオの香りが強烈に混じり合うのが、ガパオムークロップの醍醐味なのだ。
味付け自体は王道のガパオ炒め。
まあいかにもオイスターソースとナンプラーをまっすぐに使ってます的な味付けで、ひねりは何もない。
でも、この大味な感じはけっこう好きだな。
大きなムークロップに直線的なガパオ炒めの味付けが合う。
人によっては、ムークロップの脂っぽさとガパオ炒めの味付けが苦手に感じるかも。
あと、ガパオ炒めに長豆は不要だと思っている。全部残した。いらんでしょ、あれ。ぬめっとした食感がうざいし、味も邪魔する。
ガパオムークロップの目玉焼き付きで95バーツ。
多少文句もあるものの、最後は満足できた。
ムークロップの脂身で多少胸焼けしたが、それも戦いの証ってことで。
地図
地図
営業時間は、午前10時から午後10時までとのこと。もうちょっと遅くまで営業しているかも。
ソイブッカオの常設市場(Buakhao Market)から歩いて5分程度だ。
サードロードまでは遠く感じるけれど、意外と便利な場所にある。
向かい側はアトム人形でおなじみのJasmine Coffeeだ。
サードロードを渡った先には、仮面ライダー人形のコーヒー屋もある。
Sala Restaurantにもコーヒーは置いてあるけれど、やはりコーヒーは専門店のほうがいい。
ムークロップの脂身で胸焼けしたらJasmineのアイスカプチーノで落ち着かせましょう。
まとめ
Sala Restaurantoは、価格は少々高めながらも、Googleマップでの評価は4.7と高い。
たしかにガパオムークロップはおいしかった。肉の量も多い。
一人で利用するもよし、グループで食事会するもよし。
意外と使えるレストランだ。
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