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タイ料理全般(食堂・レストラン)

粥と点心とガパオとシャコとカニとエビの店、Ar Maジョーク

投稿日:2020年12月19日 更新日:


パタヤタイのビッグC入口近くにダックスクエアという新しい広場がある。
スケートボード場があり、そのまわりに飲食店がたくさんできている。
その一角にあるレストランがなかなか使える店だったので、何度も通っている。
お粥と点心がメインの店だ。
でも、コームーヤーンがあったり、カイガタがあったり、日本のカツカレーがあったりもする。

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Ar Ma(アーマー)ジョーク

おばあちゃんのイラストが目印の店。

店名は、Ar Ma(アーマー)。
フェイスブックでは、อาม่า Ar-Ma โจ๊ก ติ่มซำ กะเพรากั้ง ปู กุ้ง พัทยา(アーマージョークディムサムガパオカンプークンパタヤ)となっている。
英語では、Ar Ma Joke Timsum Kaprow Kang Poo Kung
กั้ง(Kang)ってなんだと思って調べてみると、グーグル翻訳ではザリガニとなってびっくりした。でも、これはシャコのことらしい。なるほど。

そんなわけで、ここは、粥と点心とガパオとシャコとカニとエビの店。

店内はオープンスタイル。

営業開始から間がないため、とても清潔だ。
風通しもいいため、昼間でも暑くない。

厨房が三方に展開して配置。

メニュー

メニューはタイ語のみ。
英語メニューはないと言われた。
一部写真付きなので指差しでもオッケーだが、基本的なタイ語の料理名がわかっていないと少々しんどいかも。

ジョーク、カツカレー、パートンコー、カイガタ、コームーヤーンなど

ガパオ、カオパットなど炒めものやご飯もの

ディムサム(点心)

点心は、サンプルが展示してあるのでわかりやすい。

サンプルを直接指差しすればいいだろう。

テーブルの上に、オーダー表が置いてあり自分でチェックを入れてオーダーもできるが、タイ語のみ。
口頭と指差しでオーダーすればいい。

ドリンク

カフェも兼ねているみたい。
あと、冷蔵庫にはビールも見かけたので、たぶんオーダーできる。

無料の水はもちろん、温かいお茶も無料。

さすが点心屋である。飲茶といえばいいのかも。
お茶を飲みながら、点心をつまむ。いいね、これは。
追加の食器類や箸はセルフサービスとなっている。

コームーヤーン入りジョーク

まずは名物のジョークから。
コームーヤーン入りのジョークにしてみた。

卵を入れるか聞かれたので、カイヨーマーを入れてくれとオーダー。カイヨーマーとは、ピータンのことだ。
それと、パック(野菜)はどれを入れるのかみたいなことを聞かれた。よくわからなかったので、全部入れてくれとお願い。

これがコームーヤーンとピータン入りのジョーク。

野菜云々は、しょうがやネギなどの薬味のことをさしていたようだ。
しょうがが苦手な人は、「マイサイキン」といえばいい

コームーヤーンは4切れ、しっかり入っている。
しかもジューシーでおいしい。

お粥自体もおいしい。
あっさりとしたお粥にジューシーなコームーヤーンが加わる。
朝一番で食べるにはちょっとしんどいかもしれないが、昼前くらいに食べるとちょうどいい。
もちろんピータンもいい。

コームーヤーン入りのジョーク、たまらないね。
量はやや少なめながら、この内容で60バーツはお得だと思う。
おすすめだ。
ムークロップ(かりかり豚)入りのジョークもうまそう。

もう少し食べたいなら、後に紹介するパートンコーやカイガタ、それに点心を追加注文してもいいかも。
ジョークとパートンコーとカイガタといういかにもタイな朝食が揃う。しかも朝だけでなく昼でも夜でもオーダー可能。

カツカレー

ジョークと点心の店なのに、なぜか日本式のカツカレーが用意してある。ちょっとびっくりした。
カツカレーが80バーツ。

カツは、豚肉か鶏肉かをチョイスできる。またエビフライのせもできる。
今回は王道のトンカツカレーで。

写真ではそこそこ大きく見えるが、実際の皿は小さめだ。
ご飯とカツはしっかり入っている。
カレールーは、日本の味だけど、残念ながら甘口。量も少ない。

カツカレーが80バーツはかなり安いと思う。
でもこの店で無理にオーダーする必要もないか。

なお、トンカツもチキンカツもエビフライも点心のメニューに入っている。

点心

点心のことをタイ語では「ディムサム(TimsumないしDimsum)」と呼ぶようだ。
語源は、中国語の点心から。つまり日本と同じ。

点心は1皿20バーツから。

最初にオーダーした点心は、海老焼売と揚げ餃子。それぞれ3個入り。どちらも25バーツ。

点心につけるタレは、テーブルの上に置いてある。

醤油系と酢系のタレだ。
他にも辛子などの薬味も揃っている。
皿は自分で取ってくる。

焼売も揚げ餃子も何の違和感もなく食べられる。
いたってまっとうな味。

点心用の木製の容器に入ってくるので、食べ終わると積み上げていく。
グループで行くと空容器の山となりそう。

点心2皿とカツカレーと合計130バーツ。
さすがに満腹になった。

 

再度訪問して、点心を3皿オーダー。

王道のサラパオ(肉まん)とソーセージ入り揚げドーナツとうずら卵とミンチと野菜を煮たもの。

サラパオは、豚肉入り。まあ小籠包と呼んでいいような。豚肉たっぷりで、日本人なら誰もが好きな味。

2個入りなので、けっこうなボリュームだ。

ソーセージドーナツは、惣菜パンによくあるタイプと同じ。アメリカンドッグみたいなもの。ケチャップつけるとうまい。

ちょっと汚らしいがナイフでカットしたところ

本場中国ではどうか知らないが、ソーセージドーナツも点心にするのがタイスタイルなのか。
揚げもの系では、カレー入りのドーナツもある。つまりカレーパン。これも食べてみたい。

最後のうずら卵のやつは名称不明。店員さんに点心のおすすめだと言われたので、何も考えずに従った。

ミンチ肉と人参とブロッコリーなどが中華風の味付けで煮てある。初めて食べた料理だが、これがけっこううまかった。

とりあえず点心が5皿を実食。どれもハズレ無し。
なにせ点心の種類が豊富。
なかなか一人では食べきれない。

パートンコー

タイの朝といえばパートンコーも欠かせない。
早朝に屋台で売っていることが多く、昼間の通常店舗ではなかなかパートンコーを見かけることはない。
ここでは昼間でも普通にオーダー可能。
値段は失念したが、たぶん25バーツか30バーツ。

ノムコーン(練乳)かサンカヤー(緑色のカスタードクリーム)かをチョイスできる。
サンカヤーにしておいた。

かなりあっさりとしたパートンコーだ。
油でぎとぎとした揚げ方ではなく、上品な風合い。
生地も味が薄い。
サンカヤーはいかにも手作りで、これまた上品な味。

油ぎとぎと濃厚系なパートンコー好きな人にはちょっと物足りないかも。

ちなみに、点心3皿とパートンコー1皿食べると、腹がはちきれそうになった。

カイガタ

ジョーク、パートンコーほどではないが、タイの朝食の名物の一つがカイガタ。
個人的にはすごく好きな料理。
ここのカイガタは50バーツ。

オーソドックスなカイガタだ。
目玉焼き2個、ミンチ肉、ソーセージ、ムーヨー、それに中華ソーセージ。
薬味にはネギ。
トーストが半切れだが、このパンは安物ではなく、ふわふわの芳醇タイプ。バターも塗ってあり、普通においしいトーストだ。

50バーツとお手軽な価格だが満腹にはなれない。

コームーヤーンと白ごはん

ジョークに入ったコームーヤーンがうまかったので、単品でもオーダーしてみた。
単品だと80バーツ。

肉がどっさり。

焼き加減が絶妙。
肉のスライス加減が絶妙。
辛さと風味の違う2種類のナムチム(タレ)が絶妙。
文句なしのコームーヤーンだ。
たまらないね。

我慢できずに、白ごはんを追加オーダー。10バーツ。(カオニャオは置いていないそうだ)

タレをたっぷりつけたコームーヤーンを白ごはんの上に乗せて、コームーヤーン丼の一丁上がり。

きたね、これ。
タイ版の焼肉丼。
最強無敵。

ちなみに、カイガタとコームーヤーンと白ごはんで、140バーツ。
少々贅沢してしまったが、満腹のうえに、満足度高し。

地図と営業時間

地図

ダックスクエアスケートボード場の手前側。隣接しているといっていい。

ダックスクエア入口看板

アーマージョーク

少しだけ昔のパタヤを知っている人なら、もともとムーガタ屋のニンジャがあった場所といえばすぐわかるだろう。
ビッグCサウスパタヤ店にに手前あたりだ。
(現在はパタヤタイ通りで大規模道路工事の真っ最中のため少々行きづらい)

本来は朝食営業、ランチ営業、ディナー営業と分かれているが、現在は24時間営業とのこと。

オーダーできる料理も本来は時間帯ごとに分かれているそうだが、今はいつでもオーダーできる。品切れの可能性もあるが。
夜中でもフードパンダなどのフードデリバリーサービスが利用できる。

まとめ

グーグルマップでの星は4.5と高い。
たしかに価格は安いし、味もいい。
ジョークとコームーヤーン、それに点心は本当におすすめ。
カイガタもパートンコーもそこそこ。
カレーは別にいいかな。
一人で行くとどうしてもオーダーできる数は限られてしまう。2,3人で行って、点心をいくつもオーダーしていろんな味を楽しむのがいいかもしれない。
バンコクと違い、パタヤで気軽に点心を食べられる店は貴重だと思う。

すでに4回通った。
次回以降は、店名にもなっているガパオやシャコも食べてみたい。
現在の利用客はタイ人ばかり。外国人はほぼ見かけない。
短期旅行が解禁となったら、ぜひとも立ち寄ってほしい店だ。

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