2023年9月中旬のラオス訪問。
今回はビエンチャンに2泊滞在した。
はじめてビエンチャンを訪れたのは2000年のことで、この10年では10回以上は訪れていると思う。
ビエンチャンの街中の散歩で気づいたことや、夜の情報収集についてさくっとまとめおく。
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ビエンチャンのナイトマーケット
ビエンチャンのメコン川沿いに広がる有名なナイトマーケットだ。
ナイトマーケットと聞いて喜び勇んで行ってみると、ローカル向けのありふれた衣料品やスマホケース屋ばかりでがっかりすること必至の場所である。
食べ物屋台はほとんどない。
1回素通りすれば充分といえる。
メコン川の土手を越えて、本当のリバーサイドには、ローカル子供向けの遊園地がある。昔はこんなのはなかった。
タイでよくある移動遊園地をちょっと大きくしたような規模だ。昭和の雰囲気をわずかに感じることができる。
ここにも食べ物屋台はちょっとしかない。
土手の上をさらに東へ進むと、新しめの屋台村がある。5,6年前にできたのかな。
ここは食べ物ブースがたくさんあって、旅行者向きだ。
ただ、意外と移動が面倒くさい。
川から離れ、ゲストハウスやカフェなどが集まるツーリストエリアへ戻る。
カフェアマゾンが入り口に路地は、夜になると歩行者天国となり、屋台がたくさん並んでいたものだ。
が、今回訪れてみると、歩行者天国どころか屋台がひとつも出ていない。
どうしたんだろうか。
さらに西側へ進むと、大きな空き地に巨大な屋台村があったはず。
が、これまた一軒も出ていない。
完全に何もない空き地に戻ってしまった。
ここの屋台村はイートイン用のテーブルもあり、使い勝手がよかったのだが。
また、敷地の片隅には屋台式の路上バーがあった。ブンブンバーという、いかにも店名で、ファラン旅行者でにぎわっていたものだが、それも完全撤去。どこに行ってしまったのやら。
ただ、空き地脇の道路沿いに屋台が10軒くらい出ている。
ビエンチャンのムーガタ屋
なくなった屋台村の近くにあるのがムーガタ屋のRoute 69という店。
ラオスではシンダートとも呼ぶらしいが、看板にはムーガタビュッフェ69と書いてある。
食べ放題で79,000キープ。
市中実勢レートで換算すると135バーツくらい。
タイのムーガタ食べ放題よりは安い。
ただ、内陸国のラオスだけにシーフードには期待できないかなと。
新鮮で生食可能な牡蠣やエビなどシーフードも食べ放題のムーガタ屋のほうがコスパは高そうだ。
関連記事:生牡蠣も食べ放題で169バーツ(680円)のムーガタ屋@ソイボンコット
肉と野菜だけを安く腹いっぱいに食べるなら、ビエンチャンのムーガタも悪くないかも。
カルチャーマーケット
カフェアマゾンのある道をずんずんと中へ進んでいくと、それなりに明るいエリアに出る。
派手なネオンサインは、韓国かき氷のビンスーの店だ。
周辺には小綺麗なホステルやマッサージ屋が並ぶ。
その先の交差点を右に曲がると、道路沿いに屋台がたくさん出ている。
さらには、空き地が屋台村になっている。
このナイトマーケットは健在だ。
カルチャーマーケットないしフードパークセンターポイントと呼ぶらしい。
地図
空き地に広がる屋台村のほうは、座るところがほとんどない。
ローカルな雰囲気の屋台村って感じだ。
隣のエリアにはテーブルがたくさんあって、屋台村というより音楽と酒とつまみを楽しむような雰囲気だ。
屋台村のほうで麻辣味の串焼きを食べよう。
このラオス式の串焼きが好き。1本5,000キープ。タイバーツ払いだと10バーツと言われる。実勢レートでは8.5バーツくらい。
牛肉の串焼きは、肉が硬いんだけど、やめられないおいしさ。
5本食べて25,000キープだ。
ビエンチャンのバービア
さて、夜のバーのほうを見て回るか。
ビエンチャンには、パタヤやウドンタニーにあるようなバービアがない。
外国人向けのオープンバーが本当に見当たらない。
それっぽいバーが、ハードロックカフェの向かい側に1軒見つかった。
Windy Cafe Barというようだ。いちおうレストランにもなっていて、食事メニューあり。
でも夜は店先のテラス席に若い女性店員が数人座っていて、客の呼び込みをしている。
店内はカウンター席やビリヤード台やテレビ放送を流すモニターあり。
雰囲気はいかにもバービアっぽい。
ためしにビールをオーダー。
ドラフトビールは品切れで、ビアラオが1本2万キープだったような。35バーツくらい。
若い女性がビールを運んで来る。
数人ほど店頭で待機している。
ただ、バービアのように向こうから積極的に話しかけて来ることはなかった。
でも明らかにただの給仕という出で立ちと雰囲気ではない。
あとから来たファラン客は女性たちの目の前の席に座って、あれこれ話をしていた。
まあやっぱりバービアだね、ここは。
地図
この地図は間違っており、実際には道路の向かい側にある。ハードロックカフェの対面だ。
缶コーヒー
最後にミニビッグCというタイ系列のコンビニで缶コーヒーを買って帰る。
タイのAjinomotoによるBirdyが、12,000キープ。約20バーツ。
タイ国内では17バーツで売られているものだ。
ラオスではがっつり値上げしたなあ。ちょっと前まで8000キープで売っていたはず。
キープ暴落によって一時期はタイ国内よりもほとんどのものが大幅に安く購入できたが、大幅な価格調整を行ったようで、今ではタイと変わらないまでに値上がりした。
バーツ建ての価格にキープ表示を合わせているのだろう。
バーツで考えると価格は変わらないが、キープが下がるたびに、キープでの価格を上げていくという方式だ。
まあ、タイからの輸入品ではなく、完全ローカル地産品であれば、そこまで大きく値上げしていないとは思うが。
まとめ
ビエンチャンを歩く外国人は、欧米人が目立つような印象だ。
中国人は、正体不明のおじさん連中もいれば、若い旅行者もいる。あとは韓国人と、どこの国からはわからない東南アジア系旅行者も目についた。
日本人観光客は相変わらず少ない。
ビエンチャンの状況は大きな変化はなし。
民間の私設両替所は営業禁止となり、街中での両替がちょっと面倒になったくらいか。
夜の世界では当局の摘発が厳しくなっているは確かなようだ。慣れていない人はご注意を。
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