台風7号接近に伴うフライトと遅延の情報が続々出ている。
8月13日時点ですでにJALのバンコク発関空行きは大幅ディレイを発表していたが、その後、他の航空会社も欠航と遅延を明らかにした。
明日15日の関空はほぼ壊滅的状況となる。
バンコクから関空、関空からバンコクへはほぼフライト不可の状態だ。
また中部国際空港発着のタイ航空便もキャンセルが出ている。
ざっと見たところ東京発や福岡発は影響なし。
バンコク便について、取り急ぎ情報をまとめておく
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JAL
影響を受けるのは、関空発着のバンコク路線だ。
バンコク発関空行きのJAL728便は、すでに22時間のディレイが発表されている。
現在もこれ以上の変更はない。
8月15日のJL728便
バンコク発0:25予定⇒同日22:30出発予定
関空着8:05予定⇒翌日8月16日6:10予定
約22時間のディレイだ。
8月15日の関空発バンコク行きは予定通りのスケジュールとなっている。
JL727便で、今晩の0時55分に出発予定だ。
ただし、8月16日のJL727便は、約7時間のディレイが発表されている。
8月16日0時55分発予定⇒7時40分発予定
運航状況はこちらで確認を
⇒https://www.jal.co.jp/flight-status/inter/
タイ航空
タイ航空では、関空行きと中部行きの欠航を発表している。
本日8月14日23時55分発予定だったバンコク発関空行きTG622便は欠航。
明日8月15日8時25分発予定だったバンコク発関空行きTG672便も欠航。
これに伴い、明日8月15日の関空発バンコク行きも欠航となる。
(ただし、フライトステータス上は、8月15日のTG623が運航となっている。そんなわけはないが)
また、中部空港発着便も欠航となる。
8月15日0時5分のバンコク発中部行きTG644
8月15日11時の中部発バンコク行きTG645
この2便がキャンセルとなっている。
タイ航空のホームページより運行情報は随時チェックできる。
Peach
Peachでは、8月14日と15日の多くの国内線が欠航することが発表済みだ。
国際線も一部欠航が決まっている。
当初の発表では、関空-バンコク路線は欠航に含まれていなかった。
その後、追加で多くの欠航便が発表。
本日8月14日、19時50分発の関空発バンコク行きMM91便は欠航
明日8月15日、1時15分発のバンコク発関空行きMM92便は欠航
明日8月15日、19時50分発の関空発バンコク行きMM91便は欠航
明後日8月16日、1時15分発のバンコク発関空行きMM92便は欠航
つまり、2日連続往路復路とも欠航となる。
もし欠航に遭遇した場合は、次のフライトは、関空発が8月16日19時50分。バンコク発芽8月17日の1時15分発ということになる。
今回チェックした中では、もっともキャンセルが多いのがPeachのフライトだ。
運航状況はこちらで確認を
⇒https://www.flypeach.com/lm/flightstatus
エアアジア
タイ・エアアジアXによるバンコク発関空行きは、当初は定刻通りの運航予定だったが、本日になり大幅ディレイが発表されている。
タイ・エアアジアXのバンコク発関空行き。
15日午前0時55分発予定のXJ612便は、午後10時15分発予定に変更。日本到着は16日の午前6時。
22時間のディレイということになる。JALと同じパターンだ。
8月15日の関空発バンコク行きXJ613便も22時間のディレイとなる。16日の午前7時15分発予定に変更。
この結果、関空発バンコク行きの運航状況がぐちゃぐちゃとなっている。
8月16日は、XJ613便が2便出るという表示になった。
ディレイした分と通常運航分で1日2便ということらしい。
わずか1時間ほどの時間差で同じ便名のフライトが連続して運航する形だ。
現場は大混乱しそう。
ただ、こんな機材繰りがうまくいくのかは不透明。キャンセルもありうる。最新の情報は欠かせずにチェックを。
運航状況
⇒https://www.airasia.com/flightstatus/ja/jp
バンコク発フライトのキャンセルと遅延
影響を受けているのは、バンコク発関空/中部行きとなる。
まとめるとこうなる。
JAL:バンコク発関空行きは22時間ディレイで運航
タイ航空:バンコク-関空、バンコク-中部は往復ともキャンセル
PEACH:関空-バンコクは2日連続往復とも欠航
エアアジア:バンコク-関空は22時間ディレイで運航。スケジュールが大幅に乱れる。
JALとエアアジアは大幅ディレイで対応。
タイ航空とPeachは欠航対応。
といった差が出た。
ディレイしたチケットを持っている人はそのままのチケットを利用することになる。JALであれば交渉して振り替えができそうだが、空席次第。エアアジアはちょっと厳しいかもしれない。
タイ航空とPeachは日程の振り替えを急いで行いましょう。空席争奪戦となる。
本日8月14日夜から明日15日の夕方にかけては、バンコク発関空および中部行きフライトはまったく飛ばない。
東京行きはスケジュール通りの運航となる見込み。どうしても早く帰国する必要がある人は東京行きないし福岡行きのフライトに乗り換えるしかない。
ただし、明日15日は東海道新幹線など各公共交通機関は運行停止となるため、国内移動はままならない。
関空交通情報
明日8月15日の関空は、ほぼ壊滅状態となるのは明白。
各公共交通機関は、すでに8月15日の運休を発表済みだ。
JRと南海電鉄は運転とりやめ。
関空リムジンバスは運転とりやめ。
関空連絡橋は今のところ稼働しているが、8月15日午前0時からの通行止めが発表されたばかりだ。
⇒https://www.kansai-airport.or.jp/notices/3801
明日の関空は海上の孤島となりそうだ。
なお、2018年の台風では大きな被害が出た。
連絡橋が通行不可となり、文字通りに関空は孤島化して、多くの利用者が島に閉じ込められた。
台風直撃を警戒して関空に前のりしたことにより、無事にバンコクへのフライトに乗ることができた例もある。
ただ、もう時間がない。
明日の関空発バンコク行きフライトを利用予定でキャンセルとなった人で、どうしても明日中にバンコクへ行く必要があるなら、今から福岡空港へ向かい、タイ航空かタイ・エアアジアかタイ・ベトジェットエアのフライトチケットを確保すること。
これならぎりぎり間に合う。
東京発のフライトも飛びそうだが、高速道路通行止めや東海道新幹線の運休がある。
今から移動するなら大阪から西へ向かうのがよさそうだ。
台風直撃の状況下で日本国内を移動するのは止めたほうがいいのは当然なので、決しておすすめはしないが。
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