このところのパタヤでは新しい食堂や屋台がどんどん増えている。
パンデミックが終わり、観光業も復活し、パタヤの経済が活性化しているためであろう。
外国人観光客が増えるだけでなく、ローカル向けの店も増えていく。
その一方で物価も上昇している。
最近では屋台のクイティアオが1杯60バーツでもおかしくなくなった。カオマンガイは50バーツだ。
物価上昇を実感させられる。
そんな中、40バーツでカオマンガイを提供する新しい食堂がパタヤタイにオープンしている。
今となってはカオマンガイが40バーツなのは少数派だ。
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パタヤタイのカオマンガイとクイティアオ屋
パタヤタイ(サウスパタヤロード)沿い、船の形をした巨大セブンイレブンの斜め向かい側に新しい食堂がオープンした。たぶん2,3ヶ月くらい前。
店名は、เจ๊จ๋า。
Jay Jaと英語表記されている。ジェイジャ。
2号店となっており、元々はパタヤカンにあった。
売りはカオマンガイとなっている。
店頭の食材入れには、カオマンガイ用の鶏肉のほか、ムーデーンやムークロップも並ぶ。
店内はほどよく清潔でこざっぱりとしている。
奥には無料の水と氷あり。
タイ語メニュー。
カオマンガイの並盛(タマダー)が40バーツ、大盛り(ピセー)が50バーツ
カオムーデーン、カオムークロップなどは並盛50バーツ。
クイティアオが50バーツ。
英語・中国語メニューもある。
掲載数は少なく、価格も書いていない。
カオマンガイ、クイティアオ、カオムーデーン、バミーヘン。
店内に英語併記で写真入りの料理が貼ってある。
カオクルックガピがあるなあ。70バーツ。
肉3種盛り合わせが200バーツ。
タイ語が苦手な人は指差しでオーダー可能。
カオマンガイ
まずはカオマンガイ。
並盛40バーツは嬉しい。
コンパクトに盛られており、やや量は少なめかな。
鶏肉は柔らかくてジューシー。
鶏皮部分もあって、この切り分け方は好み。
血を固めたゼリーもあり。臭みがないので食べやすけれど、特においしいわけではない。
鶏肉にかけるナムチムは、わりと辛めで濃いタイプだ。
鶏肉の柔らかさとナムチムの辛さとうまくマッチして、ご飯がさくさく進む。
この量だと一気に完食できる。
この物価高の中では、40バーツのカオマンガイ一皿で満腹になるのは厳しいようだ。
ちなみにスープはにんにく強め。ほろほろの冬瓜がおいしい。
クイティアオトムヤム
次にクイティアオを食べてみる。
スープの種類はトムヤムにする。
具材は、カリカリ豚のムークロップで。
麺はバミーで。
「バミートムヤムムークロップ」とでも注文すればいい。
クリアスープをベースにしてトムヤム用の調味料や唐辛子を加えた形で提供。
あとは自分でかき混ぜて、トムヤムスープにする。
さらに卓上の調味料を加えて、自分好みの味で。
何も加えなくても、しっかり辛いし味も濃い。
お、こいつはうまいな。
トムヤムスープとバミーがよく合う。
それに、ムークロップがいい。外はカリカリ、中はジューシー。
ムークロップとトムヤムスープもよく合うなあ。
口直しの冬瓜がまたいい。
このバミートムヤムはアタリだ。
クイティアオが50バーツは今のパタヤでは、特に高いわけではない。
ムークロップもしっかり入っていて50バーツならば、むしろ安いほうかもしれない。
個人的にはこの味と内容で50バーツならば、何度もリピートしていいくらいだ。
地図
隣は日本語表記の洗車場と寿司屋がある一画。
向かい側の巨大セブンイレブンが目印だ。
営業時間は未確認。
夜は早めに閉店しているようなので、おそらく午前中から夕方までの営業だろう。
まとめ
カオマンガイは大盛りでオーダーすることを推奨。それでも50バーツだ。
クイティアオは並盛でもよさそう。
ムークロップがうまかったので、ご飯に乗せるカオムークロップでもよさそう。
それにしても、パタヤの食事代は上がってきたなあ。
カオマンガイが40バーツは少数派だし、クイティアオも60バーツの店が増えてきた。
安くておいしい食堂は大事にしたい。
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