タイの定番朝食といえば、ジョーク。
お粥のことだ。
ごはん粒の形がなくなるほどに煮込んであるのが特徴。
味は薄味で、自分で調味料を加えて整える。
あっさり食べることができるんで、朝食や夜食に向いている。
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ソイニュープラザのジョーク屋
午前11時頃、遅めの朝食を求めてふらふら走っていると、ジョーク屋を発見した。
場所は、ソイニュープラザのブッカオ寄り。
ここには屋台がいくつも並んでいる。
ジョークはこの屋台
テーブルも置いてあるので、もちろんその場で食べられる。
無料の水もあり。
看板メニューは二つ
右のRICE CONGEEがジョークのこと。英語では、RICE PORRIDGEという呼び方もする。
左は、ガオラオ。豚肉と豚の血入りだ。ガオラオは麺なしのクィティアオで、ご飯と一緒に食べることが多い。
どちらも40バーツだ。
ジョークを注文。
具材の指定は無し。
デフォルトで豚肉が入るようだ。
こちらが日本人だからか、「タップ(肝臓)は入れるか?」とか「パクチーは入れるか?」と親切に聞いてくれた。
わたしはジョークに生姜を入れたくないので、「マイサイキン」とだけリクエストした。キンは生姜のことね。
各自、苦手なものがあれば、リクエストしておこう。
完成
ジョークの量が半端ない。
画像では対象物がないためわかりづらいが、普通にラーメンを入れるような大きさの丼にジョークが盛られている。それも、丼の縁ぎりぎりまで。
どんだけサービスしてくれんだか。
前述通り、ジョーク自体にはそれほど味が付いていない。
店の人が、胡椒と黒醤油をちょっとかけてくれるだけ。まあ、このままでも食べられるが、テーブルの上の唐辛子や酢で味を整えてもいいかな。
ナンプラーはあまり合わないんで、さらに味付けしたい場合は、黒醤油をかけるほうがいい。
醤油は、タイ語でシーウ。ちょっとカタカナ表記が難しい。シィウでもいいか。まあ、中国語の醤油から来ていることは間違いない。つまりショウユだ。
おかゆと醤油文化は、日本とタイがつながっているね。
ジョークは、熱々。
大きな寸胴ですでに煮こまれているジョークを別の鍋に移して、さらに煮込んでいる。アツアツのはずだ。
よくかき混ぜてから食べましょう。
豚肉は肝臓の他にミンチ肉も入っている。
あとは、半熟卵。
やはり、おかゆや雑炊には、卵が欠かせない。生に近い卵が怖い人は、固茹でにしてもらったほうがいいかも。
まあ、ここのジョークの味は正直普通。いや、普通においしんだけど、特筆してうまいと絶賛するほどのものではない。
でも、とにかく、この量の多さは圧巻である。
朝から丼満載のおかゆを食べきることはできなかった。
無理っす。
がっつりおかゆが食べたい人には向いているかな。
腹をすかせてどうぞ。
次回はガオラオを食べてみようっと。
隣のタイ人が食べていたけど、やはりご飯とセットにしていた。さすがにご飯は、普通のお茶碗サイズだったが、ガオラオは具だくさんでおいしそうだった。
地図
ソイニュープラザのブッカオ側。ブッカオ側から入るとすぐだ。
セカンドロードから入ると、歩いて3分くらいはかかりそう。
営業時間ははっきり聞いていないが、おそらく朝早くから夕方くらいまで。暗くなってから通りかかると閉まっているんで。
まあ、朝に行きましょう。ジョークは朝食向きなんで。
午前中のブッカオ沿いには、ジョーク屋台も出没していることもある。
特にソイダイアナとソイレンキー交差点付近に屋台が多くて、ジョーク屋が見つかる可能性あり(毎日必ず出ているわけではない)。
これまた朝食名物のパートンコーもおすすめ。
関連記事:タイの朝食といえば、パートンコー(揚げパン)。練乳シロップをつけて食べると病みつきの味だ。ソイブッカオでどうぞ。
夕方以降にジョークが食べたくなったら、ブッカオ常設市場の近くのテスコロータスエクスプレス前にジョーク屋台が出ている。
ここは固定店舗なので、定休日でないかぎり、確実にジョークが食べられる。お持ち帰りでなく、その場でテーブルで食べられるのもいいね。
あとは夜遅くなるとバービア群にジョーク屋台が出没することが多い。
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