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ラオス情報

ビエンチャン食い倒れ、新しいナイトマーケットと焼きそばとたこ焼き

投稿日:

2023年4月末、ビエンチャン訪問時の食べ歩きをまとめておく。
ビエンチャンを訪れるのは2022年6月以来のこと。
今回見慣れぬナイトマーケットが2つあった。
また、日本食も増えている。

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ココナッツアイスクリーム

ビエンチャン到着後、最初に食べたのがアイスクリーム。
とにかく暑いビエンチャンだ。冷たいものが欲しかった。

ココナッツ味の大サイズにする。15,000キープ、約30バーツ、120円。

見本よりも盛りが高い。
暑いビエンチャンで食べるとすこぶるうまいが、すぐに溶けていくのが難点か。
アイスクリーム屋のお姉さんは美人である。追加点。

ボーペンニャンは消滅?

リバーサイドにあったはずのボーペンニャンがなくなっている。
4階部分がボーペンニャンだったはずだ。廃墟のような雰囲気だ。

ボーペンニャンは、いちおうレストランバーということだが、出会いを求める場でもあった。
ビエンチャン版のテーメーみたいな感じ。まあだいぶ雰囲気は違うけれど。
あんまりはやってなかったようだし、もう完全におしまいかな。

川沿い道路のナイトマーケット

ビエンチャンといえば、川沿いのナイトマーケットが有名。

主に衣料品ばかりで、食べ物屋台は少ししかなかった。
買い物しない観光客には、特におもしろいものではない。

土手に下りたところには、比較的新しい屋台村がある。

さて、川沿いの大通りを西へ向かってあるていると、空き地に屋台村がでてきるのに出くわした。

昨年6月にはなかったはず。
いちおうビエンチャン歴は20年以上あるけれど、こんなものは見た覚えがない。
グーグルマップにも特に名称がない。
どうやら最近できたらしい。

夕方6時前だが、半分くらいの屋台がオープン。

イカ焼きとか揚げ物とかサーモンとかわかりやすものばかり。

テーブルがたくさん並べてあって、イートインしやすい。
すでに中国人らしき観光客がすでに酒盛りしていたり、若い韓国人っぽいカップルが食事をしている。
外国人観光客向けとローカル向けの半々といった感じ。

腹が減っている。何か食べよう。

鴨肉焼きと鶏皮唐揚げ

隅っこで出店しているご飯物屋台へ。

鴨肉焼きと鶏皮揚げをチョイス。
別途白ごはんもつける。

鴨肉は骨付きで身は柔らかくておいしい。
醤油系のタレをつけると、ご飯がすすむ味となる。

鶏皮はぱりぱりというかバリバリ。
おつまみにいいが、白ごはんにはあんまり合わない。

合計3万キープ。約60バーツ、180円。
タイよりちょっと安いくらい。

また、市場の一角には屋台型式のバーが出現する。
Boom Boom Barというらしい。
若いバックパッカー旅行者から人気があるようで、夜になるとパリピな雰囲気となる。
名前はちょっとアレだが、いわゆるバービアではなさそう。

また、このマーケットを少し上ったところには、Route69というラオス式ムーガタ屋があり。

新しいナイトマーケット

夕方になると屋台が並ぶ通りがある。Rue Hengboun通りというのか。
リバーサイドからは歩いて7,8分の距離。

その通り内の空き地が新しい屋台村が出現していた。
これまた昨年6月にはなかったはず。

砂利の上に屋台が並ぶスタイル。

グーグルマップには、Night Marketという記載のみ。

地図

隣にはちょっとオシャレっぽいフードコートっぽいエリアがあった。
Wan Wan Culture Marketという名称らしい。

満員でとても座れそうにない。
というか、完全にローカルな若者たちの遊び場的な雰囲気だ。

屋台村外にも屋台が並ぶ。

SENBEIって、煎餅のことか。

残念ながらセンベイは売り切れとのことで正体はよくかわらないまま。

たこ焼き

屋台村内でたこ焼き屋台を見つけた。

好きな具材をチョイス可能。
一皿2万キープ、40バーツだ。160円くらい。
8個入りだが、海苔多すぎ。

うーん、味はまあ、ローカルなたこ焼きだなあと。
生地にだしが入っていないので風味がない。
惜しいんだけど、ラオスでたこ焼きはまだまだ厳しい。

串焼き

おいしそうな串焼きを見つけた。
麻辣串焼きだ。タイでもここ数年、麻辣味つけの串焼きが増えているが、ラオスでも事情は同じらしい。
ただ、ラオスの麻辣串焼きは、長い串に薄く肉をまとわせたタイプだ。

1串5000キープ、10バーツ。40円くらい。
牛肉がおいしい。ちょっと硬いけれど、全然気にならない。
辛さはそこまで強くない。
ビールのあてに最高だ。
ビアラオと一緒に楽しみましょう。

この屋台村、そこそこ料理の種類が豊富で楽しいのだが、座れるテーブルの数が全然足りない。
食べ歩きスタイルになってしまう。
その点、川沿いの新しい屋台村のほうが使いやすい。
でも料理はこっちのほうが好き。

大阪と居酒屋

リバーサイドのバックパッカーが集まるエリアで、昔から営業している日本料理店の「大阪」。
店先に置かれたビリケンさんが特徴。

店名が微妙に変わっていて、OSAKA寿司バーとなっている。
大阪スタミナ料理居酒屋とも書いてある。
中身に変更があるかは不明。

大阪のすぐ隣には見慣れぬ居酒屋があった。

ドンドドン酒場という店らしい。
昨年6月にはあったようななかったような。

地図

日本人オーナー経営店とのこと。
生のビアラオがサービスで出されたり、料理のほうも評判がいいみたい。
今回は入店せずだが、次回以降機会があれば入ってみたい。

ナンプ広場

ナンプとは噴水の意味だ。
まさしく噴水広場がナンプ広場。

昨年6月時点では、スケートリンクになっていたが、現在はリンクは消滅。
本来の噴水広場となっている。
こざっぱりとして綺麗で落ち着いた雰囲気に生まれ変わった。

以前は夜になると飲食店が出ていたが、今は何もない。
まあこれはこれで静かでいいかも。

焼きそば

ナンプ広場を抜けて、次の大通りに出る。
この通りにもレストランや小さな食堂が並ぶ。
昔はよく利用していた。

と、まさかの、日本語で「焼きそば」と書かれた看板を見つける。
35,000キープ、約70バーツ、280円。

店名はKhamphone Restaurantと書いてある。
ここも昔何度か利用した覚えがある。でも焼きそばなんてなかったはずだ。

地図

カオピヤックや焼き飯、サンドイッチなんかを売っている。
フルーツシェイクも名物のようで、欧米人バックパッカーがよく買いに来る。

オーダーはむろん焼きそばである。あんな看板を見たら、頼まずにはいられない。

日本式の焼きそば、ではないなあ。
少なくともソース焼きそばではない。
醤油味の麺炒めといったところか。
麺は、中華麺ではなくて、カオピヤックに使うようなもちもちタイプの米麺。
やや薄味なので、追加で醤油と胡椒を足してやると、風味がアップ。
あ、いけるぞ、これ。
米麺と醤油がよく合う。
量が多いし、野菜もたっぷり。
1.5食分くらいありそう。
お腹いっぱいだ。

チャーキアオイエン(アイスグリーンティー)もオーダー。15,000キープ、約30バーツ、120円
緑茶ラテみたいなやつ。ひたすら甘い。

でも暑いビエンチャンで熱い焼きそばを食べているとちょうどいい。

カオジー

ビエンチャン滞在最後の食事はラオス式サンドイッチだ。
ベトナムでいうところのバインミーである。
ラオスではカオジーと呼ぶ。
タラートサオバスターミナル前にたくさん屋台が出るようになった。

1万キープ、約20バーツ、80円だ。安い。
豚肉と野菜が入っていて、ソースはピリ辛。
きゅうりは嫌いなので抜いてもらう。通常ならパクチーがたっぷり添えられる。パクチーは嫌いではないけれど、大量にはいらないので、ちょっと少なめにしてもらう。
ソースは普通の辛さでオッケー。

ラオスはバゲットがおいしい。
ベトナムもそうだが、旧フランス植民地はパン文化。
タイは違う。
あと、ラオスもベトナムもコーヒーがおいしい。
ビエンチャンにもたくさんのカフェがある。

今回のビエンチャン旅行でラオス名物らしきものは、このカオジーだけかも。
カオピヤックもガイヤーンも食べいていない。
まあ、ラオス料理とイサーン料理はかなり近い。普段パタヤでイサーン料理を食べる機会が多いので、ガイヤーンとかラープといった料理は別にいいかなと。

まとめ

ビエンチャンの食事どころが増えてきた。ナイトマーケットが2つできたのが大きい。屋台飯が好きな人にはいいかもしれない。
ラオスキープの暴落で、食事代はタイよりちょっと安くなる。以前はローカル飯でもあってもタイより高いくらいだったが、今はお得感あり。
2泊程度では食べ歩きには時間が足りない。
かといって食だけを求めて訪れるような街でもないが、これでも昔よりははるかに栄えてきた。
ナイトマーケットでも夜10時くらいには閉店モードに入るのは、さすがラオス。世界一何も首都と言われる由縁は、まだ健在だと思う。

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