2023年4月末のラオス旅行では、ビエンチャンに2泊した。
1泊目は、リバーサイドエリアにあるサンビームホテル。
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2泊目は少しメコン川から離れて、ナンプ広場近くにあるホテルに泊まった。
昔から気になっていたホテルで、ビエンチャンにしては珍しくスイミングプール付きだ。朝食も付いていて、料金は安い。
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マリナムプー ホテル (Malinamphu Hotel)
さっぱりしたナンプ広場。
ナンプ(ナムプー)とは噴水の意味だ。まさに噴水広場。
昔からビエンチャンでは有名な観光名所というかランドマークだ。
そのナンプ広場から歩いてすぐのところにあるのが、マリナムプーホテルとなる。
間口は狭い。
アゴダで予約済みでチェックインはスムーズ。
デポジットはなく、書類にサインするだけ。
チェックイン時刻は14時、チェックアウトは12時。
なお、レセプションでタイバーツならびに米ドルの両替可能。レートは、1バーツー500キープ。つまり1万キープが20バーツ換算だ。街中の両替レートより少しだけ悪いが、そこまで気にする差ではないと思う。
朝食クーポンとカードキーを渡されて、自力で部屋へ。
宿泊棟はざっくり2つに分かれており、アサインされた部屋は奥の棟。
開放的な中庭に出る。いい雰囲気だ。
部屋は2階だった。エレベーターは無し。3階の部屋だとちょっとしんどいかも。
中庭を取り囲むようにして部屋が並んでいる。
廊下からは中庭を眺められる。
スタンダードダブルルーム
予約したのはスタンダードダブルルーム。
シングルルームもあるようだが、空き部屋がなかった。
部屋は狭い。20㎡とのことだ。
狭いけれど、清潔に保たれている。
小さめのダブルベッド。
サイドテーブルはなく、コンセントはベッドの足元近くの壁にあるため、ちょっと使いにくい。
部屋の奥にクローゼット内に冷蔵庫あり。
作業机の上に、無料の水が2本、コーヒーカップ、電気ポット、それにドライヤー。
液晶テレビではケーブルTVの放送あり。UFCの中継も流れていた。ラオスのケーブルTVは侮れない。
鏡台には電話機とアメニティが置いてある。
歯ブラシ2本、固形石鹸2個、袋入りシャンプー2個。
無料Wi-Fiの通信速度は、40Mbps出ていた。
ラオスの通信状況はかなりよくなってきたと思う。昔はホテルのWi-Fiが本当に遅かったんで。
いちおう窓はついているのだが、廊下が見えるだけ。
部屋によっては、きちんとガーデンビューやプールビューになるようだ。
浴室は、よくあるトイレとシャワーと洗面台が一緒になったタイプ。
寝室はまずまず清潔だが、浴室はちょっと痛みが進んでいる。かといっても、汚いというほどでもないが。
シャワーの水圧と温度は問題なし。
洗面台は小さい。
浴室の換気扇が強力で、洗濯物は浴室干しにすれば乾きやすいかも。ハンガーはクローゼット内に用意してあった。
寝室のエアコンの効き目もしっかりしており、部屋の中では涼しく過ごせる。
部屋は狭いとはいえ、一人ならこれでも十分だろう。ダブルベッドルームとはいえ、2人で過ごすにはちょっとしんどいかも。
あと、室内は禁煙だ。
廊下も禁煙の表示あり。
夜は静か。
他の客が廊下を歩く音が聞こえる程度だ。車道からは遠く離れており、車の騒音はまったくない。
スイミングプール
2階部分にスイミングプールがある。中庭の上だ。
ホテル2階の廊下を歩いて渡ってもいいし、中庭から螺旋階で上ることもできる。
プールはがっつり泳ぐ大きさではない。子供が遊ぶのにちょうどいいサイズ。
この日はたまたま日本人の家族連れが宿泊しており、プールからは日本語で遊ぶ声が聞こえてきた。
プールサイドにはパラソルとチェアあり。
バーカウンターらしき小屋もあるが、スタッフは誰もおらず。
プールサイドのテーブルには灰皿が置いてあり、喫煙可能。
室内も廊下も中庭も禁煙なので、喫煙はプールサイドかホテル入口にあるテラス席で。
朝食
宿泊すれば朝食付きとなるようだ。
中庭が朝食会場となる。
午前7時半から午後9時半まで。
スイミングプール真下の屋内に食事が並ぶ。
少々寂しい品揃え。
ホットミールは、焼き飯と春雨炒めとジョーク(粥)と卵。
サラダとフルーツ少々。
パン類は、トースト、バゲット、パンケーキあり。
リクエストすれば、バターとジャムがもらえる。
中庭側にはインスタントコーヒー類。
料理の種類は少ないが、がっつり食べることは可能だ。
バゲットがおいしい。
ラオスはやっぱりバゲットだね。
中庭で食べる雰囲気がいい。
ビエンチャンの格安ホテルで、この雰囲気は貴重かもしれない。
レンタルバイク
ホテルでレンタルバイクあり。
1日150,000キープ。
約300バーツなので、タイよりちょっと高いくらい。
地図と周辺施設
地図
周辺にはカフェや飲食店が多い。
日本語で「焼きそば」と書かれたメニューの食堂あり。
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カフェは多数。
昼間の食事どころには困らない。
ただ夜間になると急に暗くなる。ちょっと高級そうな洋食レストランは営業しているが、ローカル食堂は軒並み閉店。屋台も出ておらず、夜はリバーサイドエリアまで出かける必要あり。
ただ近所のビッグCは営業しており、買い物難民にはならない。
マリナムプーホテルのすぐ隣は、Phone Paseuth Guest House(フォンパセウスゲストハウス)
ここは昔何度か利用した。
関連記事:ビエンチャンのおすすめ格安ホテル、フォンパセウス ホテル (Phonepaseuth Hotel)宿泊レポート
2022年6月のビエンチャン訪問時は営業していなかったが、現在は営業再開済み。
どうやら改装工事を行ったらしい。部屋はマリナムプーより綺麗だと思う。スイミングプールは付いていない。
タラートサオバスターミナルまでは歩いて15分もかからない。
バスターミナルからはタイ(ノンカイ・ウドンタニー)行きの国際バスが出ている。
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宿泊料金と予約先
アゴダで1泊746バーツだった。約3,000円。朝食付き。
ウォークイン価格は、スタンダードシングルが850バーツ。
スタンダードダブルが980バーツ。
デラックスダブルが1,200バーツ。
すべて朝食付き。
この価格設定はさすがに高すぎると思う。タイに比べるとかなり割高感あり。
ホテル予約サイトの料金とウォークイン価格を比較したうえで予約するかどうか決めるのがベター。
まとめ
ずっと気になっていたマリナムプーホテルに初めて泊まってみたが、中庭の雰囲気が一番気に入った。
部屋はちょっと狭いし、古さも感じるけれど、特に不快さはない。
スイミングプールはおまけみたいなもの。子供連れだといいかもしれない。
立地的には川沿いのツーリストエリアから少し離れるため、やや不便な面はある。特に夜間は店がなくなる。タラートサオに近いのは便利だ。
個人的には価格次第ではリピートありだと思っている。
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