広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

各国開国情報 ラオス情報

ラオス入国措置とラオス治安危険情報

投稿日:2023年4月18日 更新日:

タイの隣国であるラオス。
陸路国境を使ってタイとラオスを簡単に往来することができる。
まだ旅慣れていない人にとっても、陸路で国境を越える旅を初めて体験するには最適な国といえる。
日本からラオスへの直行便はないため、ラオスで空路で渡るには、バンコク経由便を利用するのが一般的だろう。
ラオスの入国措置とラオス国内の危険情報についてまとめておく。

広告



ラオス入国措置

ラオスの水際措置は2022年12月23日に解除されている。
ラオス人、外国人を問わず、ラオス入国時のワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の提出は不要となった。

ラオスが観光開国したのが昨年5月のこと。
ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書があれば、ラオス入国ができるようになった。

6月には実際にタイからラオスに陸路入国してみた。

関連記事:これぞ完全開国、ラオス陸路入国は超簡単だった

この時は、ワクチン接種証明書の提示が必要だった。
それ以外は、昔のままで変わっていなかった。
日本人なら観光ビザは免除されて、15日間滞在できる。

現在は、ワクチン接種証明書も不要となり、日本人はパスポート一つで入国できる。
完全にパンデミック前に戻っている。

ラオスからタイへの陸路入国もパンデミック前と同じ状態だ。
タイ入国には、ワクチン接種証明書も陰性証明書も不要だ。
タイとラオスの往来は元通りとなった。

ラオス危険レベル

さて、ラオスの治安や危険レベルはどうなのか。
個人的には20数年のラオス訪問歴があるけれど、特に治安の悪さは感じない。
特に観光客が多い、首都のビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーンなどはいたって平穏だ。

外務省が発表している海外安全情報では、各国の危険情報や危険レベルを定めている

ラオスの危険情報については、4月17日に更新されたばかりだ。
危険レベルは継続となっている。

レベル2:不要不急の渡航は止めてください
サイソンブン県全域、シェンクワン県のサイソンブン県との一部県境周辺地域

レベル1:十分注意してください
ビエンチャンを含む、上記以外の地域

ラオスはほぼ全域が安全といえる状況となっている。
一昔前のラオス旅行者の間では、山岳地帯での山賊に注意しろと言われたものだ。
山中の道路がきちんと整備されておらず、またバスも旧式でパワーがない。夜の山道をとろとろと走っているところを山賊に襲われるなんて話を聞かされた。
昔のラオスの山道では本当にバスがよく止まった。修理のためにバスを降りると、どこからともなく人が現れて、果物を売りに来た。
果物売りがすぐに現れるなら、山賊がいつ現れてもおかしくない。

最近は減少しているようだが、外国人が死傷するような銃撃事件や爆破事件が起きていたり、昨年はビエンチャン・バンビエン高速道路で走行中の車両が銃撃される事件も発生している。

とはいえ、そのような事件やテロは世界各国どこでも起こりうる話であり、ラオスが特別危険というわけで決してない。
むしろ安全な国といえる。

ちなみに、タイの危険情報は、タイ深南部にはレベル3とレベル2が出ている。バンコクはレベル1だ。パタヤには危険情報は出ていない。
ラオスとバンコクは同じレベル。

首都同士を比較するのは野暮ってもの。
バンコクとビエンチャンはあまりにも規模が違いすぎる。
ビエンチャンは一国の首都としては、あまりにも寂しいところだ。20年前と比べると、これでもかなり発展はしている。
でも今でも夜のビエンチャンはあっという間に暗くなる。明るいのは本当に一部だけ。
バンコクは至る所が明るい。
でもバンコクの夜のすべてが安全なわけではなく、危険なエリアはあるし、日本人がターゲットとなる事件も起きている。
まあ、危険レベルでいえば同じようなものということだ。
日本とはわけが違う。安全には気をつけないといけない。

あと、4月12日付けで、在ラオス日本国大使館が注意喚起を出している。

ラオス北西部ボケオ県での求人詐欺に関する注意喚起

1 最近、ミャンマー及びタイと国境を接しているボケオ県の経済特別区において、高額な報酬等の好条件を提示してラオスに渡航させた後、実際は自由を拘束し違法活動に従事させるという、外国人を被害者とする求人詐欺が多発しています。
2 ラオスでは治安当局による取り締まりや捜査能力が十分ではないことから、上記1の状況に陥った場合、治安当局による救出や解決が容易ではない事情があります。
3 つきましては、特に知人等から上記1のような求人情報を得た場合は、上記情勢を十分理解し、騙されないように十分注意してください。

外務省の危険情報にも同様の記載がある。

どちらも踏み込んで書いていないが、ボケオ県の経済特別区とは、ゴールデントライアングルにある中国資本による経済特別区のことだ。中国系のカジノなどが立ち並ぶ。

現地メディアの報道によれば、この特区にはラオス当局も容易に手出しができない状況とのこと。
多くのラオス人や外国人が監禁状態に置かれて、無理やり働かされているという話だ。
一部有志によって救出作戦が実施されることもあるようだが、なかなか厳しいようだ。

パンデミック前は日本人でもタイ側から川を渡ってラオスのカジノへ遊びに行けたという話も聞いたが、現在どうなっているかは不明。
あまり日本人が遊びで行くような場所ではないような思うが。
タイ側のゴールデントライアングルは健全な観光地となっている。

まとめ

ラオスは完全開国済み。
危険レベルは決して高くない。総じて安全なほうだと思う。
まだまだ未整備な部分も多いけれど、ビエンチャン・バンビエン・ルアンパバーンとつながる観光ルートは、旅行しやすい。
タイも完全開国済みだ。
タイとラオスをからめて旅行するのはおすすめできる。

広告

-各国開国情報, ラオス情報

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.