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ラオス情報

ラオス出入国手数料1万キープ徴収

投稿日:

ラオスの国境検問所にあるイミグレーションで出くわすのが謎の手数料請求だ。
パンデミック明けに何度もウドンタニーからラオスを訪れているが、陸路でのラオス出入国の際に20バーツを請求される。
サワンナケートからムクダハンへのラオス出国の際にも請求された。
他の国境でも同様の請求があることだろう。
この謎マネーが、出入国税のような正規手数料なのか、それとも単なる小遣い稼ぎなのか、よくわからない状況だった。
2025年9月1日からは、正規の手数料徴収が始まっている。料金は1万キープだ。今後は電子決済での手数料徴収となる。謎マネーは正規の手数料となった。

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ラオス出入国税徴収

ラオスの英語メディアである、Laotian Timesが報道している。

2024年9月1日より、ラオスのすべての国境検問所において、すべての旅行者から1万キープ(0.46USドル)の料金を徴収するシステムを開始した。
この料金は電子銀行決済システム(Easy Pass)を通じて処理される。
外国人旅行者は入国時に料金を支払う。ラオス人は出国時に料金を支払う。
料金はどちらも1万キープ。
料金免除されるのは、障害を持つ人、15歳未満、学生、僧侶、外交官、医療専門家、投資家、公務員など。
すべての国境検問所では、紙の領収書や従来の方法はなくなり、Easy Passシステムによる電子決済を行う。
電子決済ができない人にはサポートを提供する。
この新しいシステムは、サワンナケートなど7つの国境検問所ですでに導入済み。
集められた手数料は、観光基金に寄付される。
完全デジタル化への移行により、収入と支出の透明性を確保する。

参照:https://laotiantimes.com/2024/12/13/lao-government-introduces-digital-border-fees-for-tourists/

以上が報道による内容。

国境での謎マネー

1万キープは、タイバーツにすると、ざっくり20バーツだ。
キープ通貨暴落により為替レートは大きく変動しており、実際のレートでは1万キープが16バーツあたりだ妥当なのだろうが、まあざっくり20バーツで換算されてもおかしくない。
ビエンチャン(タナレーン)=ノンカイの国境検問所で20バーツを請求されるのは決して間違いではない、ということになる。
ただし、支払っても領収書は発行されなかった。20バーツを受け取った係官がその後どのように処理しているかはわからない。
本当に必要な手数料なのかは不明だった。
とりあえず、手数料自体は正当なものといえる。
今後は、電子決済でデジタル処理していくとのことなので、不透明な処理方法は解決されるはずだ。

10年ほど前には、ビエンチャンの国境検問所の手数料徴収は実際に行われていた。専用ブースで手数料を払うと、カードを発行されて、そのカードを自動改札ゲートに通すとイミグレーションエリアを通過することができた。これは施設利用料のような形で、出入国税とは別物だったような気がするが。
自動改札システムはいつの間にかなくなってしまい、パスポートコントロールで出入国手続きする際に謎の手数料を直接請求されるようになった。

外国人はラオス入国時に手数料を払い、ラオス人はラオス出国時に払う、という建付けとなっている。
たとえば、日本人がタイのノンカイから友好橋を渡ってラオスに入国する際には手数料は必要ということになる。
2024年7月のラオス入国の際にはビエンチャン・タナレーン国境検問所で20バーツを要求された。
それ以前にはラオスから出国する際に請求されることが多かった。
でも請求があったりなかったりと本当に謎マネーだった。

本来であれば、外国人はラオス入国時に手数料1万キープ(20バーツ)を払うことになる。

今年9月1日以降にラオス出入国をしておらず、現状がどうなっているかは不明。
過去には空路でラオスに入国したことも何度もあるけれど、いずれも手数料は徴収されなかった。
報道通りであれば、空路でも陸路でも1万キープが必要となるはずだ。外国人はラオス入国時に払うことになる。
現時点ではビエンチャンのワットタイ空港やビエンチャン陸路国境では、Easy Passでの支払いは始まっていないもよう。
いずれはすべての国境検問所で導入される計画のようだ。
いきなり電子決済といわれても外国人旅行者が対応できるわけもなく、昔のような支払いブースで現金決済することになりそう。

ラオス入国時に要求されていた謎マネーの20バーツは、現行システムでは正規料金といえる。
賄賂に違いないと完全拒否姿勢でいどむ旅行者もいるようだけど、とりあえずは20バーツならば払ってしまうほうがよさそうだ。
ちなみに、昨年の話だがサワンナケートの国境では100バーツを請求されたことがある。これは笑顔で拒否した。
20バーツは受け入れて、100バーツは拒否。
システムがどうなっているかはともかく20バーツで円滑に進むならばそれでいいではないかと。
ベトナムとの国境にある検問所はさらにひどい状態と聞く。
謎マネーはもうしばらくは続きそう。
早くラオス全土で明朗会計出入国が実現してほしい。

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