本日10月29日午前にCCSA本会議が開催され、11月1日からの新しいゾーニングと規制措置について話し合われた。
ゾーニングは大幅に見直しがなされ、バンコクはダークレッドゾーンからブルーゾーンへの一気に引き下げられた。
また、バンコクではレストラン店内でのアルコール提供が検討されている。
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ゾーニング変更
11月1日よりゾーニングが変更となる。
ダークレッドゾーンは23県から7県に。
レッドゾーンは30県から38県に。
オレンジゾーンは24県から23県に。
イエローゾーンは0県から5県に。
グリーンゾーンは0県のまま。
ブルーゾーンは0県から4件に。
ブルーゾーンは、観光パイロット事業にて観光客に開放されるエリアのこと。つまりサンドボックスエリアのことだ。
ダークレッドゾーン7県:チャンタブリ、ターク、ナコンシータマラート、ナラティワート、パッタニー、ヤラー、ソンクラー。
レッドゾーン38県:チョンブリ、チェンマイ、スラタニー、ウドンタニなど
オレンジゾーン23県:カラシン、ブリラムなど
イエローゾーン5県:ナコンパノムなど
ブルーゾーン4県:バンコク、クラビ、パンガー、プーケット
観光パイロット県は全部で17あるが、そのうち県全体がサンドボックスエリア(ブルーゾーン)に指定されているのは、バンコク、クラビ、パンガー、プーケットの4都県。
残り13県は一部エリアがサンドボックスに指定されている。
チョンブリならパタヤやシラチャーエリアのみがサンドボックス対象エリア(ブルーゾーン)となる。
(ブルーゾーンサンドボックス観光地リスト)
バンコクは、ダークレッドゾーンからいきなりブルーゾーンへ5つも引き下げられたことになる。
パタヤは、チョンブリ県としてはレッドゾーンだが、パタヤが開放エリアに指定されているため、ブルーゾーンとしてみなすことができる。
CCSA会見でもこのことは言及されたが、具体的にどのように扱うかははっきりしない。
11月1日からの規制措置内容
ダークレッドゾーンでは夜間外出禁止令が継続。午後11時から午前3時。
観光パイロット地区(ブルーゾーン)の17エリアの夜間外出禁止令が解除されることは先日すでに決まっていた。
チョンブリ県はダークレッドから外れることにより、パタヤだけでなく、県全体で夜間外出禁止令が解除される。
ダークレッドでは集会は50人までに制限。屋内施設では客は50%まで、屋外施設では75%まで収容可能。
レッドゾーン(チョンブリなど)では、集会は200人まで。スポーツ施設は23時まで営業可。屋内施設は75%まで収容可。
イエローゾーン(とブルーゾーン)では、集会は1000人まで。ショッピングモールは通常通り営業できる。またレストランも通常通りに営業可。
バンコク店内アルコール提供再開か
ブルーゾーン内の店内飲酒再開については原則許可されるとのことだ。
会見で言及されたのがバンコク、プーケット、クラビ、パンガーの4県。(イエローゾーンの5県についてもレストランの通常営業が可能なので、店内アルコール提供が認められるものとみられる)
なお、プーケット、サムイ島といったブルーゾーンではすでにアルコール提供が再開されている。プーケットでは県全体、サムイ島では認定された店舗のみアルコール提供が認められる。
本日発表のCCSA決定により、バンコク都内のレストランではアルコール提供の再開が検討されることになった。
本日午後にバンコク都会議で討議される旨CCSA会見において発表されたが、その後の結果については不明。
エリア限定となるのか、認定された店舗のみとなるのか、すべてオープンとなるのか、それとも、やっぱり再開は見合わせることになるのかはまだわからない。
パタヤに関しては正式なアナウンスはなかった。
パタヤは11月1日のサンドボックス入り、つまりブルーゾーンとなることが決まっているが、これをそのままプーケットと同じようなルールで規制緩和できるのかはわからない。
バンコクと同様に店内飲酒再開を検討していくかもしれない。
チョンブリ県全体とブルーゾーンのパタヤで規制を別々にするのかも不明。最後は県知事判断だが。
バーやカラオケなどのナイトライフ施設再開については、引き続き閉鎖となる。
11月1日の再開はない。
ただ、店内飲酒再開が決まれば、あくまでレストランとして営業許可を得ているようなバーは堂々と営業再開できることになる。
現にプーケットのバングラー通りでは多くのバーが営業再開している。
バンコクにせよパタヤにせよ、現時点ではあやふやな点が多くて、なんともいえない状況だ。
知事による正式発表待ちだ。
ともかく、バンコクとパタヤはブルーゾーンとなった。
さらばダークレッドゾーン、さらば夜間外出禁止令。
夜の街がようやく動き出す。
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