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容疑者逮捕
7月28日にパタヤタイで起こった白昼殺人事件。
殺されたのはバイクタクシー運転手だった。
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その後、警察による追跡捜査が行われた。
監視カメラには犯行と逃亡の様子が記録されており、犯行はバイクに乗った二人組の仕業。
7月29日、パタヤ各地に配置されたカメラの映像をたどっていき、逃走したバイクがノンプルー地区のアパートの中に置かれているのを発見。
部屋を特定して踏み込むと、犯行に使われた武器や衣服などの証拠が見つかった。
が、容疑者は部屋におらず、さらに追跡したところ、バンセーンにて二人の容疑者の身柄の取り押さえに成功した。
容疑者二人をパタヤ警察署に連行し、犯行動機については調査中。
パタヤ防犯カメラを補強
容疑者の追跡に活躍した防犯カメラだが、現在、パタヤに設置されたカメラの多くが故障中とのこと。
2000台以上あるカメラが誤作動を起こしたり故障しているという。
電気ショートによって停電が頻繁に発生、さらにカメラと中央制御室をつなぐ光ファイバーケーブルは老朽化、デバイスをとりつけている柱に火災も発生していると惨憺たるありさま。
犯罪撲滅活動のため、早急な修復が必要。
そこで、予算5,000万バーツをかけて、ワイヤレスCCTVネットワークを構築していくとパタヤ市は発表。完成は来年を予定。
来年にはさらに1000台のカメラを追加していく。
現在パタヤでは電線地下化工事を行なっている。
この工事中に欠陥のある地下ケーブルの修繕も進めていく。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/1959691
まとめ
タイでは防犯カメラがあちこちに設置されている。
コンビニやレストランや小売店やショッピングモールはもちろん、アパートやコンドミニアムの共有エリア内もほぼ死角なく全記録。
なにか事件があれば、大抵の場合、記録映像が残されている。
また、街中にも防犯カメラ設置多数。
今回の殺人事件でも解決に役立った。
監視社会とも言えるけれど、意外とタイ人は気にしていない印象がする。
しかも何かあったら、その映像を平気でSNSなどで公開してしまう。
プライバシーの概念が日本とは違う。
犯罪解決に役立っているのは間違いないところだし、タイに滞在している以上、受容していくしかなさそう。
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