先日、知り合いがパタヤのバンコク病院に緊急搬送されて、そのまま入院となった。
報せを聞いて、お見舞いに訪れてみた。
幸いにも病状は回復した。
入院は個室。治療費や入院代はいくらになるのか。
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目次
- 1 パタヤのバンコク病院/h2> 英語では、Bangkok Hospital Pattayaとなる。バンコク病院パタヤ。 バンコク病院のパタヤ支店といったところか。 タイ人は、ローンパヤバーンクルンテープ(バンコク病院)とシンプルに呼んでいる。 パタヤでは最も高級な私立病院となる。 地図 パタヤ中心部から少し離れるが、スクンビット通りを直進すればいいだけなので、場所はわかりやすいし、意外と時間もかからない。 スクンビット通りからは何度なく眺めたが、実際に中に入るのは初めて。 でかい病院だ。 病棟がいくつもあって、一般入院病棟はE糖。 新型コロナウィルス対策で、入り口でサーモグラフィーチェックあり。 まるで高級ホテルのようなロビーである。 飲食店もいくつか入っていて、スターバックスまである。 受付で要件を伝えて、入院エリアへ。 エレベーターが6機ほど。 エレベーター案内係が常駐していて、案内してくれる。 そこいらの大型ホテルよりしっかりした作りだ。 上階が入院エリア。 エレベーターホールから見下ろす景色がすばらしい。 ほんと、そこいらのリゾートホテルなんて目じゃない。 個室内 公立病院とは違って、おそらく相部屋というのはないらしい。 すべて個室となっている。 しかも広い。 患者用ベットのほか、窓側にはソファーとテーブル。 さらに作業用デスク。 付添人用のソファーベッドもある。 このソファーベッドにはシーツとブランケットも用意してあり、付添人も部屋で眠ることができる。 キッチンと冷蔵庫も完備。電子レンジもある。 浴室もしっかりしている。 広い洗面台にはアメニティ完備。 シャワールームは転倒防止用の手すりあり。 さすがにバスタブはない。 とにかくすごい個室だ。 これまで日本の相部屋しか見たことがなかったので、この設備にはびっくりさせれた。 病室から見下ろす景色がまた格別。 本当に高級ホテルみたいだ。 病院内では無料Wi-Fiスポットが利用可能。 ホテルと変わらない。 日本人通訳 バンコク病院パタヤには、専属の日本人通訳が常駐している。 おそらく、パタヤの病院ではここだけだと思う。 シラチャーのパヤタイ病院には日本語通訳が数名いる。 ⇒シラチャーのパヤタイ病院で歯の治療をしてみた。日本語通訳付き。 たまたま医師の巡回予定があり、病状を日本語で正確に聞きたくなったので、日本語通訳をお願いしてみた。 医師はタイ人だが、英語も普通に話せる。 こちらはタイ語でも英語でも、ごく日常的な会話なら特に困らないけれど、さすがに医学用語となると厳しい。英語のほうがタイ語よりボキャブラリーは豊富とはいえ、医学関係の英単語というのはラテン語由来のものが多く、臓器や病名は耳で聞いてもピンと来ない。 よって、より正確に知るには日本語通訳が必要。 事前にナースに日本語通訳を呼んでほしいと伝えておくと、医師と一緒に通訳の方が現れた。 ちなみに、通訳のことを、英語でinterpreter(インタープリター)、タイ語でล่าม(ラーム)という。 通訳を呼んでほしい時は、まず自分が日本人だと伝えておき、 英語では、Please call Japanese interpreter タイ語では、コーリアックラームパーサーイープンンノイ とでもいえばいいだろう。 日本人の女性通訳の方だった。 タイ語から日本語への通訳だ。 医師がタイ語で説明したのを日本語に訳してくれる。 医師の話すタイ語の7割方は聞き取れるが、残りの細かい単語がやはりわからない。 その部分をきちんと日本語に直してくれるのでありがたい。 もしも、英語もタイ語も苦手な人でも、バンコク病院パタヤなら日本語通訳がきちんと対応してくれる。 これはかなりのメリットだと思う。 診断書と明細書 退院時に診断書と明細書がもらえる。 診断書は、英語でMedical Certificate. これはタイ語と英語が併記してある。 明細書は、単純にReceipt。 タイ人相手にはタイ語で、外国人相手には英語で発行してもらえる。 もし日本からの旅行者がバンコク病院を利用したなら、日本帰国後、健康保険や海外旅行保険の申請をする時に必要となってくるはずなので、必ずもらっておこう。 バンコク病院パタヤの入院費
- 2 まとめ
パタヤのバンコク病院/h2>
英語では、Bangkok Hospital Pattayaとなる。バンコク病院パタヤ。
バンコク病院のパタヤ支店といったところか。
タイ人は、ローンパヤバーンクルンテープ(バンコク病院)とシンプルに呼んでいる。
パタヤでは最も高級な私立病院となる。
地図
パタヤ中心部から少し離れるが、スクンビット通りを直進すればいいだけなので、場所はわかりやすいし、意外と時間もかからない。
スクンビット通りからは何度なく眺めたが、実際に中に入るのは初めて。
でかい病院だ。
病棟がいくつもあって、一般入院病棟はE糖。
新型コロナウィルス対策で、入り口でサーモグラフィーチェックあり。
まるで高級ホテルのようなロビーである。
飲食店もいくつか入っていて、スターバックスまである。
受付で要件を伝えて、入院エリアへ。
エレベーターが6機ほど。
エレベーター案内係が常駐していて、案内してくれる。
そこいらの大型ホテルよりしっかりした作りだ。
上階が入院エリア。
エレベーターホールから見下ろす景色がすばらしい。
ほんと、そこいらのリゾートホテルなんて目じゃない。
個室内
公立病院とは違って、おそらく相部屋というのはないらしい。
すべて個室となっている。
しかも広い。
患者用ベットのほか、窓側にはソファーとテーブル。
さらに作業用デスク。
付添人用のソファーベッドもある。
このソファーベッドにはシーツとブランケットも用意してあり、付添人も部屋で眠ることができる。
キッチンと冷蔵庫も完備。電子レンジもある。
浴室もしっかりしている。
広い洗面台にはアメニティ完備。
シャワールームは転倒防止用の手すりあり。
さすがにバスタブはない。
とにかくすごい個室だ。
これまで日本の相部屋しか見たことがなかったので、この設備にはびっくりさせれた。
病室から見下ろす景色がまた格別。
本当に高級ホテルみたいだ。
病院内では無料Wi-Fiスポットが利用可能。
ホテルと変わらない。
日本人通訳
バンコク病院パタヤには、専属の日本人通訳が常駐している。
おそらく、パタヤの病院ではここだけだと思う。
シラチャーのパヤタイ病院には日本語通訳が数名いる。
⇒シラチャーのパヤタイ病院で歯の治療をしてみた。日本語通訳付き。
たまたま医師の巡回予定があり、病状を日本語で正確に聞きたくなったので、日本語通訳をお願いしてみた。
医師はタイ人だが、英語も普通に話せる。
こちらはタイ語でも英語でも、ごく日常的な会話なら特に困らないけれど、さすがに医学用語となると厳しい。英語のほうがタイ語よりボキャブラリーは豊富とはいえ、医学関係の英単語というのはラテン語由来のものが多く、臓器や病名は耳で聞いてもピンと来ない。
よって、より正確に知るには日本語通訳が必要。
事前にナースに日本語通訳を呼んでほしいと伝えておくと、医師と一緒に通訳の方が現れた。
ちなみに、通訳のことを、英語でinterpreter(インタープリター)、タイ語でล่าม(ラーム)という。
通訳を呼んでほしい時は、まず自分が日本人だと伝えておき、
英語では、Please call Japanese interpreter
タイ語では、コーリアックラームパーサーイープンンノイ
とでもいえばいいだろう。
日本人の女性通訳の方だった。
タイ語から日本語への通訳だ。
医師がタイ語で説明したのを日本語に訳してくれる。
医師の話すタイ語の7割方は聞き取れるが、残りの細かい単語がやはりわからない。
その部分をきちんと日本語に直してくれるのでありがたい。
もしも、英語もタイ語も苦手な人でも、バンコク病院パタヤなら日本語通訳がきちんと対応してくれる。
これはかなりのメリットだと思う。
診断書と明細書
退院時に診断書と明細書がもらえる。
診断書は、英語でMedical Certificate.
これはタイ語と英語が併記してある。
明細書は、単純にReceipt。
タイ人相手にはタイ語で、外国人相手には英語で発行してもらえる。
もし日本からの旅行者がバンコク病院を利用したなら、日本帰国後、健康保険や海外旅行保険の申請をする時に必要となってくるはずなので、必ずもらっておこう。
バンコク病院パタヤの入院費
さて、これだけ豪華なバンコク病院パタヤ。
気になるのは、その入院費。
知人は激しい腹痛で当初は手術と7日間の入院が必要と宣告されていたそうだ。
事前に言われていた手術代と入院費のトータル必要額は40万バーツ。
でもすぐに回復して、手術も行わず、投薬と点滴治療のみで済んだ。
結局2泊で退院できた。
最終的な請求額は、4万バーツ。
個室の部屋代自体は1泊2,500バーツとのこと。
でも、診察代、検査代、点滴代などを合わせると、合計4万バーツ。
部屋代は2,500バーツと、思ったよりも高くない。
でも、部屋代以外の費用がとにかく高い。
ジョーク、オレンジジュース、フルーツだけのちょっとした朝食だけで230バーツである。
しかもナースの使う手袋代まですべて計上されており、まあ細かい。
そんなこんなで、1泊あたり約2万バーツ。
タイ人の知り合いや、タイに詳しい日本人に話を聞いてみると、これでも安いほうだという。
治療内容は不明だが、知り合いのファランは1泊だけで45,000バーツかかったそうだ。
支払いはクレジットカード利用可能。
これはタイの大きな病院ならどこでも同じ。クレカが普通に使える。
また、事前に手術などで治療費が高額となるのが事前にわかっている場合、デポジットが必要となるケースもあるようだ。
たとえば、予想される支払額が40万バーツだとすると、半分の20万バーツを先払いにしておくことになる。
デポジットが用意できてないと、当然病院から追い出される。
金持ち以外お断りというシステム。
そもそも外国人は、海外旅行保険なり現地のロングステイ医療保険に加入しているのが大前提なのだと思う。
タイ人は金持ちか保険加入者のみ。
無保険の現金払いは想定していない。
保険を使うのが前提のため、病院側としても遠慮なく治療に全力投入する。公立病院では治療費が高額化するため遠慮するような治療内容でも、バンコク病院では、あれもこれもと治療内容が増えていくような気がする。
元々高い上に、さらに高額化していく。
それがバンコク病院。
まとめ
噂には聞いていたが、バンコク病院パタヤはいろんな意味ですごかった。
完全にホテルである。
そして、治療費もすごかった。
もしも、外国人がパタヤで急病になったり大怪我をしたら、このバンコク病院へ運ばれることが多いと思われる。
日本の海外旅行保険の提携病院はパタヤではバンコク病院となることが多い。しかも日本語通訳もいる。
よって、病気や怪我となった日本人旅行者が運ばれてくるのがバンコク病院。
とにかく海外旅行保険は必須だ。
専用の海外旅行保険でもいいし、クレジットカード付帯の海外旅行保険でもいい。
とにかく何らかの海外旅行保険を使える状態にしておくこと。
無保険治療はおそろしい。
日本でも無保険状態のまま病院に行くと全額自己負担。高級病院ともなれば、やはり治療費は高額になるだろう。
それに輪をかけた状態なのが無保険で行くバンコク病院。
海外旅行保険に入っているなら、パタヤで病気や怪我をした場合は、まず海外旅行保険会社ないしクレジットカード会社の窓口に連絡して、バンコク病院へ取り次いでもらおう。
あとはすべて病院側におまかせで。
バンコク病院の設備は文句なしのレベル。
保険さえあれば、バンコク病院は天国みたいなもの。日本では体験できないレベルの入院生活が送れる。ある意味、貴重な体験となるだろう。
ほんと、すごいから。
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バンコク病院のパタヤ支店といったところか。
タイ人は、ローンパヤバーンクルンテープ(バンコク病院)とシンプルに呼んでいる。
パタヤでは最も高級な私立病院となる。
病棟がいくつもあって、一般入院病棟はE糖。
エレベーター案内係が常駐していて、案内してくれる。
そこいらの大型ホテルよりしっかりした作りだ。
すべて個室となっている。
このソファーベッドにはシーツとブランケットも用意してあり、付添人も部屋で眠ることができる。
さすがにバスタブはない。
これまで日本の相部屋しか見たことがなかったので、この設備にはびっくりさせれた。
ホテルと変わらない。
おそらく、パタヤの病院ではここだけだと思う。
⇒シラチャーのパヤタイ病院で歯の治療をしてみた。日本語通訳付き。
こちらはタイ語でも英語でも、ごく日常的な会話なら特に困らないけれど、さすがに医学用語となると厳しい。英語のほうがタイ語よりボキャブラリーは豊富とはいえ、医学関係の英単語というのはラテン語由来のものが多く、臓器や病名は耳で聞いてもピンと来ない。
よって、より正確に知るには日本語通訳が必要。
ちなみに、通訳のことを、英語でinterpreter(インタープリター)、タイ語でล่าม(ラーム)という。
通訳を呼んでほしい時は、まず自分が日本人だと伝えておき、
英語では、Please call Japanese interpreter
タイ語では、コーリアックラームパーサーイープンンノイ
とでもいえばいいだろう。
タイ語から日本語への通訳だ。
医師がタイ語で説明したのを日本語に訳してくれる。
医師の話すタイ語の7割方は聞き取れるが、残りの細かい単語がやはりわからない。
その部分をきちんと日本語に直してくれるのでありがたい。
これはかなりのメリットだと思う。
これはタイ語と英語が併記してある。
タイ人相手にはタイ語で、外国人相手には英語で発行してもらえる。
気になるのは、その入院費。
事前に言われていた手術代と入院費のトータル必要額は40万バーツ。
結局2泊で退院できた。
でも、診察代、検査代、点滴代などを合わせると、合計4万バーツ。
でも、部屋代以外の費用がとにかく高い。
ジョーク、オレンジジュース、フルーツだけのちょっとした朝食だけで230バーツである。
しかもナースの使う手袋代まですべて計上されており、まあ細かい。
治療内容は不明だが、知り合いのファランは1泊だけで45,000バーツかかったそうだ。
これはタイの大きな病院ならどこでも同じ。クレカが普通に使える。
また、事前に手術などで治療費が高額となるのが事前にわかっている場合、デポジットが必要となるケースもあるようだ。
たとえば、予想される支払額が40万バーツだとすると、半分の20万バーツを先払いにしておくことになる。
デポジットが用意できてないと、当然病院から追い出される。
金持ち以外お断りというシステム。
タイ人は金持ちか保険加入者のみ。
無保険の現金払いは想定していない。
保険を使うのが前提のため、病院側としても遠慮なく治療に全力投入する。公立病院では治療費が高額化するため遠慮するような治療内容でも、バンコク病院では、あれもこれもと治療内容が増えていくような気がする。
元々高い上に、さらに高額化していく。
それがバンコク病院。
完全にホテルである。
そして、治療費もすごかった。
日本の海外旅行保険の提携病院はパタヤではバンコク病院となることが多い。しかも日本語通訳もいる。
よって、病気や怪我となった日本人旅行者が運ばれてくるのがバンコク病院。
専用の海外旅行保険でもいいし、クレジットカード付帯の海外旅行保険でもいい。
とにかく何らかの海外旅行保険を使える状態にしておくこと。
日本でも無保険状態のまま病院に行くと全額自己負担。高級病院ともなれば、やはり治療費は高額になるだろう。
それに輪をかけた状態なのが無保険で行くバンコク病院。
海外旅行保険に入っているなら、パタヤで病気や怪我をした場合は、まず海外旅行保険会社ないしクレジットカード会社の窓口に連絡して、バンコク病院へ取り次いでもらおう。
あとはすべて病院側におまかせで。
バンコク病院の設備は文句なしのレベル。
保険さえあれば、バンコク病院は天国みたいなもの。日本では体験できないレベルの入院生活が送れる。ある意味、貴重な体験となるだろう。
ほんと、すごいから。
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