アンヘレスSMクラークからマニラ空港第1ターミナルに到着。
関連記事:Genesis P2Pバスで、アンヘレス・SMクラークからマニラ国際空港へ
夜8時半のTG625便でバンコクへ向かうが、時間はたっぷり余っている。あと4時間近くもある。のんびりやろう。
これと同じ便で、昨年の3月にもマニラからバンコクへ飛んでいる。
関連記事:マニラからバンコクまで片道90ドル、TG625便搭乗レポート。マニラ空港の喫煙所について。
よって、今回は新情報を盛り込みつつも、さらっとマニラ空港第1ターミナルの様子をお伝え。
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目次
マニラ国際空港第1ターミナル(NAIA1)
カーブ状になっているのが特徴的な第1ターミナル。
端まで進むと、喫煙所があった。
駐機場が見える。
後述するが、搭乗手続き前の荷物検査でライターは没収される。
制限エリア内にも喫煙所はあるが、有料カフェの利用となる。
無料でタバコが吸えるのはこれが最後。
この喫煙所から第1ターミナルを見ると、カーブ具合がよくわかる。
ジョリビー
屋外喫煙所のそばには、ジョリビーがある。
制限エリア内にも飲食店はあるが、数は多くないし、価格も高い。
機内食が出るまで時間があるようなら、ジョリビーで軽く腹を満たしておくのがいいでしょう。
いや、フィリピンの国民食であるジョリービーを最後に食べてから出国すべし。
中に入るには、荷物検査が必要。
「ジョリビーが食べたいんだ」といえば、しょうがないわねと軽く通してくれる。
この荷物検査は簡易的なもので厳しくない。ライター持ち込み可能。
ジョリビー店内は広めで座れない心配なし。
フィリピン人人気ナンバー1かもしれないスパゲッティをいただく。
セットで103ペソ。市内よりわずかに高いくらい。
この甘ったるいソースで口の中とまわりとねちゃねちゃにするのがフィリピン流というもの。
これでフィリピンに思い残すことはなくなった。
チェックインとイミグレーション
ジョリビーで食事後にチェックインカウンターエリアへ入るのには、一度外へ出てから、別の入口へ行く必要あり。
セキュリティがいるが、パスポートを見せるだけで通過させてくれた。
で、また荷物検査がある。
ここでライターが没収される。
中に入ってから、カウンターでチェックイン。
午後5時半。フライトの3時間前だが、けっこう並んでいた。
20分ほど並んで、チェックイン完了。
マニラ空港から出国する際には、空港で空港利用料ないし税金を払う必要なし。(他の国際空港では不明。)
また、出国カードの記入も必要なし。フィリピン人専用とのこと。
チェックイン手続きを終えたら、イミグレーションへ。
ここはがらがらですぐに通過できた。
イミグレーションの先に、また荷物検査。
本日3回目の荷物検査だ。
面倒くさいけど、安全管理のためにはしょうがない。
あと、評判の悪いフィリピンのイミグレーションだが、いずれも何の問題もなかった。
制限エリア内の喫煙可能カフェ
最後の荷物検査が終わると、制限エリア内へ。
それほど広いターミナルではない。
免税店や飲食店がいくつかある程度。
綺麗にリノベーションされていて、不快感なし。
無料の水飲み場あり。
無料の喫煙所は見当たらない。
前回同様、階段を登った先のカフェへ。
Hari-raya Coffee Shopという店名のようだ。
喫煙希望と伝えると、奥になるスモーキングルームへ案内してもらえる。
おっと、ずいぶん綺麗になったなあ。
まったく別世界だ。
窓の外には駐機中の機体が見える。いい雰囲気だ。
昨年の様子
暗くてじめじめしていて暗鬱な気分にさせられた。
それが、この変わりよう。
が、案内してくれたお兄さんいわく、まだ工事が終わっていないらしく、エアコンが稼働していない。
でも大型扇風機があるんで、特に暑くはなかった。
カフェなのでドリンクオーダー必須。
メニュー
コーヒーが95ペソ。ここからサービス税がかかって、合計103ペソくらいだったような。
水なら50ペソ。
他にも軽食類は揃っている。
コーヒーの味はどうでもいいですな。
灰皿はたくさん用意してある。
ただし、ライターがない。
給仕のお兄さんに頼めば、ライターを貸してもらえる。
ちなみに、空港関係者もたまに入ってきて、ここで喫煙していく。
壁にはコンセントもあって充電可能。
この空間は快適だなあ。
ここなら長居可能。
コーヒー代は少々もったいないが、暇つぶしに持って来いだった。
TG625便でバンコクへ
バンコク行きタイ国際航空625便の搭乗口は通路を渡った先にある。
通路途中には、ラウンジがいくつか並ぶ。
プライオリティパスで利用可能なラウンジもあるが、喫煙可能かどうかは不明。
奥のエスカレーターを下った先が搭乗口。
ここにもトイレや軽食屋があるけれど、喫煙所はない。
充電ステーションは便利。
午後8時前、搭乗開始。
8割ほどの搭乗率だろうか。
隣は空席だった。
機材は、ボーイング777-200。もちろん各座席にモニター付き。
離陸前のモニター表示
バンコクまで:3時間2分
マニラ時刻:20時23分
バンコク時刻:19時23分
現地到着予定時刻:22時25分
このスケジュールどおり行ってほしいところ。
が、滑走路が混雑しているのか、実際に離陸したのは、20時55分のこと。
マニラ空港はどうしても遅れがち。
とにかくマニラを離れ、一路バンコクへ。
安定飛行に移ってから機内食配膳。
ちなみに、今回のマニラ発バンコク行きのフライトは、タイ国際航空ホームページから正規に購入したもの。片道運賃で110ドルほどだった。昨年が90ドルだったので値上がりしている。
セブパシフィックも飛んでいるが、1万円ほどの運賃。さらに、早朝フライトがつらい。
昨年のセブパシ搭乗レポート。
⇒マニラ発バンコク行き、セブパシフィック5J 929便搭乗記
どうせマニラに1泊する必要があるなら、2000円プラスとなっても、TG利用のほうがお得だと判断した。
なにより、我らがタイ航空です。応援してます。
で、タイ航空の機内食はうまい。
大味なフィリピン料理とアメリカ飯が続いたあとのタイ料理がたまらない。
ガパオガイとソムタムがいい。
もちろん、シンハーも氷入りで飲んじゃう。
フィリピンのことはすっかり忘れて、すでにタイ気分だ。
レガシーキャリアのお楽しみといえば、機内映画。
マニラ・バンコク路線だが、きっちりと日本語吹き替え版映画も配信している。
今回の見た映画は、『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』
1作目は大好きだった。劇場で見た。王道B級っぷりと、映画とSFとアメリカに対するアイロニーと愛が交錯するドイツ出身監督の情念に恐れ入った。
2作目は見過ごしていたので、これはいい機会と選択。
ちょっと楽しみに鑑賞。
が、なんだか登場人物が増えすぎているし、設定もごちゃごちゃしていて、ちょっと散漫な印象。ええっと、誰と誰とがくっついているんだっけ?
ストーリーもご都合主義的な面が強いが、まあ、元々B級映画だし、戦闘は派手だし、けっこう楽しめた。
ローランド・エメリッヒ監督って、いつもこんなもんでしょう。基本、大味です。
そういえば、新しくなったタイ出入国カードの実物を初めて見た。
簡素化するどころか記入項目増えている。少々面倒くさい。Eメール記入欄の長さ足りないわ。
スワンナプーム到着からタイ入国
飯食べて、映画を見ていると、あっという間にバンコクが近づいてきた。
レガシーキャリアはいいなあ。
タイ時間の22時59分、スワンナプーム空港にランディング。
フライト所要時間はほぼ予定通りの3時間ちょっと。
沖止めのため、バス移動。
バスを降りてから、坂を登る。
イミグレーションについたのが、23時30分。
ちょうど日本からのフライトと重なったようで、日本人が多かった。あとの国籍はさまざま。
30分近くかかって、ようやくイミグレーションを通過。
晴れてタイに入国したのが、23時59分。
ぎりぎり当日中に入国を果たした。
もうバンコク市内へ向かうエアポートレイルリンクには間に合わないだろう。
タクシーに乗るしかなさそう。
まとめ
SMクラークでP2Pバスに乗ったのがフィリピン時間の14時半(タイ時間に13時半)。
タイ入国が23時59分。
合計10時間30分の道のり。
まあ、マニラ空港で4時間待ちが長かった。でもジョリビーと喫煙カフェがあったので、それほど苦痛には感じなかった。
それでもけっこう長い道のりだった。
あとは、ディレイしがちで、スワンナプームに到着してからはタクシーでの移動を余儀なくされる。予定通りの到着なら、ARLとBTSの終電に間に合うはずなのだが。
それ以外は、特に問題ないかなと。
エアアジアのマニラ・バンコク便が2018年4月22日より運行開始となる。
関連記事:エアアジアがマニラ・バンコク便就航へ。4月22日より。
Z20287便 マニラ発18:25 バンコク着20:40
Z20288便 バンコク発 21:15 マニラ着01:45
マニラ発が夕方で、アンヘレスからマニラ空港に移動して乗るには便利な時間帯。
バンコク着がやや遅い時間帯のため、バスでパタヤへ行くにはきつい。バンコク一泊にするか、タクシー利用なら問題ない。
ドンムアン空港からはA1バスとBTSを乗り継げば、スクンビット界隈へは安く行ける。
日本(関空)からジェットスターとP2Pバスとエアアジアを使えば、移動は安くて楽。
関空⇒クラーク(アンヘレス)⇒マニラ空港⇒バンコク・パタヤ
この黄金ルートが完成に近づきつつある。
(2018年3月フィリピン旅行記おしまい)
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