アンヘレス夜遊び日記2日目
1日目⇒アンヘレス初日夜。ウォーキングストリートのバーの変化を感じつつバーホッピング。
1日目宿泊ホテル⇒【アンヘレス・ウォーキングストリート内のホテル】ウォーク アバウト ホテル宿泊レポート
(2018年3月時点で、1ペソ=2円とお考えください)
到着初日の昨晩は深夜までバーホッピング。移動疲れもあり、ぐっすり眠れた。
宿泊しているウォークアバウトホテルを出て、朝食へ。
手近なマクドナルドで済ます。
ソーセージエッグマフィンとコーヒーで質素かつ優雅なブレックファースト。
100ペソ。200円ちょっと。日本では朝マックしないけど、たぶん、味は日本と一緒のはず。
セブンイレブンに立ち寄ってみると、ロッピーのような機械が設置してあった。
どうやら携帯電話のロードや各種支払いができるみたい。
でも、安定の故障中。他のセブンイレブンでも、多くが故障中で使えなかった。
ウォークアバウトホテルをチェックアウトして、ホテルチェンジ。
お次は、クラークインペリアルホテル。
関連記事:【アンヘレスのホテル】クラーク インペリアル ホテル (Clark Imperial Hotel)宿泊レポート
ウォークアバウトよりは好きですね。
椅子の座り心地がよく、しばらく部屋にこもってPC作業に没頭。できるときにがっつりやっておかないとね。
プリメタ方面へ
歩いてプリメタ方面を散策することに。
Perimeterと呼ばれる地区だ。読み方はプリメタでもペリメタでも何でもいい。日本人同士の会話ならプリメタ、フィリピン人相手ならペリメータ、ファラン相手の英語ならペリメーターみたいな発音でいいかと。
昼間のプリメタ地区の治安は、大通り沿いならまったく不安なし。路地裏はちょっときな臭いところもあるが、たぶん大丈夫。
堂々と歩いて散策可能。
Eruptionが、1991 Club & SHOWBARという店名に変更となっていた。中身の変化は不明。
Hiokiyaという日本料理レストランは閉店になったようだ。
奥のSAKURAマッサージはやっているみたい。
さらに歩いて、フェニックスホテル横のバー群まで行こうとしたが、突然のスコール。
ユーロアジアホテルの軒先で雨宿り。
なかなか止まない。
雨が小康状態になったところで、フェニックス行きはあきらめて、戻ることに。
Touch of ClassとEmotions
近くにあるやさぐれ系ゴーゴーに入って、さらに雨宿り。
Touch of ClassとEmotionsだ。
看板と店構えを見ればわかるが、やさぐれ感が半端ない。屋根なんて真ん中でへこんでいるぞ。
タッチオブクラスに入店。
手前に小さなステージ。樽ダンサーとおばさまダンサーが丸々とした腹をくねらせている、いや、ぶるんぶるんと脂肪が揺れているだけ。
でも、愛嬌と愛想はいい。
ビールは、サンミゲルアップルが50ペソだったか60ペソだったか。とにかく安い。ビール1本100円ちょっとでダンサー鑑賞できるのだ。これぞプリメタ。
まあ、そのダンサーたちが鑑賞に耐えうる容姿であるかは別問題。このやさぐれ感を堪能するのがプリメタというもの。
多くを求めちゃだめよん。
なんというか、ぞくぞくするほどの脱力感である。
おばさまたちの勧誘を振り切り、隣のエモーションズものぞいてみる。
さらにやさぐれていた。寒気がする。
まだ雨は降っていたが、ここは退散しておこう。
PONY TAILS
フィールズアベニュー方面へもう少し進むと、ポニーテールがある。デベラホテルの隣、クラークインペリアルの裏手にあたる。
いちおうプリメタ地区となるのだろうけど、感覚的にはフィールズアベニュー最後のゴーゴーバーという認識。
バーファインは3000ペソが基本だしね。
ダンサーのレベルもウォーキングストリート並に揃っている印象がある。
が、この日は今ひとつ。数も質も見栄えがしない。
でも、すぐ近くのやさぐれ系バーに比べると、はるかに見栄えするんだけどね。
昼間はドリンク代が安い。ビールが60ペソくらいだったような。
クラークインペリアルに泊まっているなら、昼からのんびり飲むにはもってこい。
夕方のウォーキングストリート
そのまま歩いてウォーキングストリートへ。
雨はほぼ止んだ。
午後5時前で、人通りはほとんどない。
すでにいつかのゴーゴーは営業中。
が、韓国系の連れ出しゴーゴーは正午の開店と同時に客がつめかけ、一気に連れ出してしまうため、逆にこの時間帯は静かだ。
小腹が空いた。またマクドナルドへ。まさかのダブルヘッダー。ジャンクフード、万々歳。
Fish & Friesというメニューが気になっていたのだ。要するにフィッシュアンドチップスのことだろう。フィッシュアンドチップス好きとしては、試してみたかった。
魚フライとポテトフライとドリンクのセットで150ペソ。
魚フライは、厚手の衣がぱりぱりすぎるし、身は少なめ。タルタルソースも甘め。
バーツになおすと、100バーツ。
これなら、普通にフィレオフィッシュバーガーセットにしたほうが良かった。
閉店済みトロピックス前の商店、REAL MARTに立ち寄って、タバコ購入。
メビウスがセブンイレブンでは105ペソだが、ここでは90ペソ。お得です。まとめ買いしておいた。
一度ホテルに戻って、休憩。
夜のプリメタめぐり
夜7時過ぎ、今度こそプリメタへ行く。
クラークインペリアルからジープニーターミナルは近い。
MAIN GATE FRIENDSHIP TERMINALと書かれた乗り場から、薄黄色の車両に乗る。
始発の場合は料金先払いでチケットと交換。運賃は8ペソ。満員になったら出発。すぐに埋まる。
降りる時はタイのソンテウとは違ってブザーがない。英語で「Stop!」とかタガログ語で「バラポッー」とか叫びましょう(実際のタガログの発音は不明)。天井を叩いてもわかってもらえる。コンコンと天井を叩いてストップと言えばいいでしょう。
くどいようですが、スリには最大限注意すべし。チャック付きのポケットにしまっていた現金をごっそり抜かれたケースも身近で起こっています。いや、ほんと、気をつけてね。
心配な人は3輪バイクのトライシクルで移動しましょう。言い値は150ペソが多いけれど、相場は100ペソです。これでも現地価格からすればぼったくりプライスらしいけど。
関連記事:【アンヘレス】フィールズ~プリメタ間のジプニーの乗り方
まず、フェニックスホテル横のゴーゴーバー群へ。
Det5
この界隈では一番ダンサー数も多く、レベルも高い。
ビール70ペソ。
スレンダー率高め。もちろん、とんでもないジョリビー腹もいるが、他のやさぐれたプリメタゴーゴーバーに比べると、かなり優秀なラインナップ。
バーファインは基本2000ペソ。
以前はあまり日本人を見かけなかったが、この時は珍しく個人日本人客が3人もいた。
STAR BAR
Det5の隣に新しいバーがオープンしていた。
(昼間撮影)
店名はSTAR BAR。昨年はなかった。
営業時間は正午から午後8時まで。
ハッピーアワーならビール半額で50ペソとなる。
入店したのは午後7時半過ぎ。すでに閉店間際の時間帯。
ステージ上にはダンサーが4人ほど。
うーん、これはダメだなあ。
ウェイトレスに話を聞いてみると、韓国資本の新しいバーだそうな。
翌日以降の話となるが、正午の開店とともに、彼の国の人たちがワゴン車に乗ってやって来て、どかどかと入店していくのを目撃。
で、どかどかと連れ出して、またワゴン車に乗ってホテルへ帰っていく。
完全置屋化である。
別に彼らの遊び方を悪く言うつもりはないけれど、プリメタの遊びを汚されているような気がしてしょうがない。
やるならフレンドシップ方面のバーだけにしてくれ。
プリメタはやさぐれたままにしておいてほしい。
ちなみにバーファインは2500。この界隈では高めの設定。これまたやめてほしい。
HONEY BEE
フェニックスホテル脇の路地を入っていくと、こっちにも新しい店ができていた。
(昼間撮影)
HONEYBEEという店名。以前は、PINKなんとかだったような。
漢字とカタカナで、蜜蜂/ミツバチと書いてある。
ガラス張りの待機スペースに、女性陣がスタンバイしている。わりと綺麗どころが多いような気がする。
話を聞いてみると、ここはゴーゴーではなく、KTVとのこと。つまり、カラオケ屋。
セット料金になっていて、1時間700ペソ。レディドリンクは350ペソと言われた。(細かい数字は忘れたが、だいたいそれくらい。)
バーファインシステムは無し。連れ出しはできない。口説いてから、仕事終わりに部屋へ来てもらうパターンとなりそう。
面倒くさいな。パス。
Platinum
もうちょっとプリメタのバーをまわってみる。
お気に入りのプラチナムへ。
中央に四角いステージがあって、10人ほどが踊っている。
たまに若くてかわいいダンサーが混じっているが、たいていは厳しいレベル。
でも、飲んでいて妙に楽しいバーだ。もちろんやさぐれてます。
奥に喫煙所があるのがありがたい。
夜でもビールが65ペソ。ウォーキングストリートの有名所ゴーゴーはビール125ペソから150ペソ。実に半額。プリメタはたまんないなあ。
童顔のダンサーにロックオンされた。
しきりに扇情してくる。たしかにこのラインナップにあっては、一番まともなルックス。
たまには奢ってみるかと、レディドリンクを進呈。
アンヘレスのゴーゴーバーでは、レディドリンクは2種類。シングルとダブルがある。
ダブルはその名の通り、シングルの倍の値段がする。
シングルで150ペソなら、ダブルは300ペソ。瓶ビールはダブル、グラス入りのソフトドリンクがシングルといった違い。
店によっては、シングル150、ダブル250といったところもあるかも。ハッピーアワーならシングル100ペソといった割引もある。
自分の飲み代もバーファインも安いアンヘレスではあるが、ダブルのレディドリンクだけはパタヤより高くなる。
毎回のように300ペソで奢っていると、かなり出費がかさむ。
ここはシングルドリンクで我慢してもらおう。
彼女は22歳。子供ひとり。
腹は少々出ているが、スタイルは悪くない。顔もそれなり。
サービスは良さそうだ。
が、ショートのみ。
バーファインは2000ペソだが、ショートでもロングでも価格は一緒。
ショートだとどうしても割高に思えてしまう。
決め手にかけて、放流。
この界隈には数軒ほどゴーゴーが並んでいる。
基本、やさぐれ系です。
夜はファラン客ばかり。韓国人はほとんど見かけない。たまに日本人が入ってくる程度。
パタヤのバービアで一人平気で飲める人なら、けっこう楽しめます。
プリメタ地図
プリメタ沈没生活については、前回のアンヘレス日記も参考にどうぞ。
関連記事:アンヘレス・プリメタ、フェニックスホテルでプチ沈没生活。食事から夜遊びまで。
夜のウォーキングストリート
ざっとプリメタをチェックしたところで、ウォーキングストリートへ行くことに。
流しのジープニーになってフィールズアベニューに戻る。8ペソ。
終点のジープニーターミナルから歩いて、ウォーキングストリートへ入る。
雨が降ったり止んだりの天候のせいか、客足はまばら。
ネオンの明かりが水たまりに反射していて、どこか幻想的だ。
バイキング
中央にバイキング船を模したステージ。
ダンサーでびっちり埋まっている。
密集しすぎてちょっと見づらいか。
レベルはそこそこ高いと思う。
ビール代失念。110とか120だったような。
シャワルマ
小腹が空いたので、ウォーキングストリート内にあるケバブ屋へ。
サンミゲルアップルは軽くて飲みやすいけど、さすがにつまみもなくビールばかり飲み続けるのはしんどい。
途中で軽く食べておくのがベター。
ケバブは、シャワルマという名前で売っている。
チキンとビーフのミックスで55ペソ。
両少なめ。味は薄め。
パタヤのケバブとは大違い。
自分でチリソースとマヨネーズを足すと、刺激的な味となる。
関連記事:アンヘレスでケバブを食べる。フィリピンではSHAWARMA(シャワルマ)と呼ぶ。
バーホッピングの合間にどうぞ。
Q BAR
うーん。まったく記憶に残らない。
たぶん、大したことなかったんでしょう。
アンヘレスでバーホッピングしていると、自分がどこに入って、どんな内容だったのか、記憶が曖昧になりがち。
似たようなバーが多いからなあ。
Bar 69
ウォーキングストリートを出て、クラークインペリアルホテル方面へ戻ることに。
途中のバーも物色してみる。
元ヤクソク、現Bar 69に入店。
夜遅くなると灰皿を出してくれるのがありがたい。
ビールは105ペソ。
すでに連れ出されているのかダンサーは少なめ。
でも選べるレベルは残っている。
スレンダー美人顔のダンサーを召喚。レディドリンクはシングル150ペソ。
22歳の子供なし。アンヘレスに来て、また2週間程度の新人。
胸は小さいが、腹が出ていないのが何よりの美点。
まだ仕事に慣れていないようで、スレ臭はゼロ。
これはいいかも。
彼女からはバーファインしてくれと言ってこない。
外野のウェイトレスやママさんがバーファインしろと囃し立てる。
彼女を指さして、「Change cloth?」としきりに煽るのはやめてほしい。
でもまんざらでもない。
彼女いわく、バーファインは大丈夫だけど、このあと用事があるとかで、ショートのみ。明日以降ならロング可能と言われる。
でも、海外夜遊びの鉄則として、明日があるなんて考えてはいけない。もう二度と会えないケースなどざらにある。
一期一会を楽しむべし。
たしかに、バーファイン3000ペソでショートは痛い出費である。
バーツになおすと、2000バーツ相当。
アンヘレスのバーファインシステムは、タイでいうところのペイバー代と女性へのお手当込みの価格。あとは帰り際にタクシー代と称して、いくらか渡せばいい。
現在のパタヤのウォーキングストリートでは、ペイバー代1000バーツにショートのチップが2000から3000バーツ。合計で3000バーツか4000バーツかかる。
たとえショート帰りだとしても、アンヘレスでは明朗会計の合計2000バーツで遊べる。
まあ、国が違えば物価も習慣も違うんで、単純に比較するものではないが、たしかにアンヘレスのほうが安い。
よし、このレベルはパタヤでもなかなか見かけない。
ひさしぶりのアンヘレス夜遊びだし、ショートでもいいからバーファインしておくか。
バーファイン決定。
彼女は颯爽と、チェンジクロスへ。
その間に伝票の支払を済ませておく。バーファインと飲み代を同時に払う。
着替え終わった彼女は、ステージに向けて、大量のコインをばらまいた。ちゃりんちゃりんと盛大な音が鳴る。フィリピンのゴーゴーではよく見かける儀式。
幸福と幸運のおすそ分けでしょうかね。
バーファイン後の大人の時間
おててつないで、ホテルへ。
狭いシャワールームだが、一緒に浴びてもオッケー。
子供がおらず、腹も胸もタレていないが、スレンダーすぎて貧相なスタイルだった。自分でスモールボディと恥ずかしそうに言っていた。マイペンライ、じゃなかった、ノープロブレムと答えておく。タガログ語は知らん。
このお嬢さんは、きちんと高校も出ていて、専門学校か何かにも通っていたようで、英語がかなり達者。発音はかなりしっかりしている。
英語が話せるなら、フィリピーナとの意思疎通は実に簡単だ。
問題は、ついついタイ語が口を出てしまうこと。何回、チャイマイ?とかアライ?とか言ってしまったことか。
ちなみにフィリピン人も語尾に「ナー」と付けることがあって、タイ語と似たようなもの。これは大丈夫。
綺麗になったところでベッドへ。
彼女は、どうやら経験が少ないようで、一通りのサービスはこなしてくれるものの、テクニックは無し。
フィリピーナといえば情熱的な交わりが多けれど、これはこれで、逆にウブな反応でおもしろかった。
最後に電話番号交換。
彼女はスマホを持っておらずガラケーのみ。
テキスト(SMS)でやり取りするとのこと。
バーファインは3000ペソでも、彼女の取り分は半分の1500ペソ。
そこからママさんへのチップ、ヘアメイクへのチップなどを渡すと、手元に残るのは1000ペソちょっとらしい。
これからは直接営業で部屋に来ると言っている。
お手当は2000ペソでいいそうな。ロングも可能。たしかにこれだと全額懐に入れることができる。客にとっても、支払額は減るわけで、悪い話ではない。
タイのゴーゴーバーよりも安いバーファインだが、やはり3000ペソはフィリピンの物価からすると高く感じてしまう。
とりわけ昔からのアンヘレス好きにとっては、ここ数年のバーファイン代高騰は頭の痛い問題。5,6年前はウォーキングストリート内でもバーファイン1800前後だったもんなあ。それが、いつの間にか3000ペソになっていた。
何度もアンヘレス訪問を繰り返すリピーターは、電話番号交換とフェイスブック交換は必須かも。
でも、これまで通り、一期一会的な出会いを楽しむのもいい。
ましてや、普段はタイのゴーゴーバーで遊んでいる人が初めてアンヘレスに来るのなら、正攻法でバーファインしたとしても、とても安く感じるはずだ。せいぜいレディドリンクのダブルがちょっと高く感じる程度。
無理に安く上げようとしなくても、安く遊べる。
それがアンヘレスだ。
彼女をホテルの下までお見送り。
ホテルのセキュリティはまったくノーチェックだった。ええホテルや。
タクシー代や追加チップはまったく要求されなかったが、トライシクルに乗るという彼女に100ペソだけ渡しておく。
すごく感謝して受け取ってくれた。
チップはこんなもんで充分じゃないですかね。せいぜい200ペソでしょう。
ロングの約束がショートになったり、サービスが悪かったら、チップなしでもいいと思っているし、実際そうしている。
むろん、チップなんて気持ちの問題なんで、各自が好きにすればいい話だけど。
深夜0時頃、おとなしく一人寝。
ひたすらバーホッピングでけっこう疲れた。
いい出会いもあったし、一人寝でもそこそこ満足。